工房むうあと鉄の手仕事
鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。
浜田こども美術館
2010/05/31
Mon. 05:52
このところ天候不順で寒い毎日が続いていましたが、久々に空も晴れ渡って気温も上昇し、気持ちの良いドライブが出来ました。


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ナイン
2010/05/30
Sun. 05:03
この間、ポカンとあいた一日があったので、次女にせがまれて一緒に見たのが「nine」
フェリーニの「8 2/1」のミュージカル仕立てリメイク番で、ダニエル ・デイ・ルイスがマストロヤンニの向こうを張って熱唱し、オヤジはそれだけで引き込まれてしまいました。
と同時に、素顔が想像できないバリバリメイクの今時娘と映画館デートを楽しむオヤジの幸福感を忘れてはならないと、ポケットに忍ばせたシワシワのチラシも、結局は本棚の肥しとなって遠い記憶の彼方に過ぎ去っていくのでしょう。

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将軍様ご到着
2010/05/29
Sat. 08:00
5月のある日・・待ちに待っていた将軍様が単身赴任でご到着。
6月から本格的に展示の編成を整え、皆様に楽しくご覧いただけるよう鋭意努力していく所存です。
ご期待下さい。

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花飾り
2010/05/28
Fri. 07:51
毎年、この時期は春の例祭があちこちで行われます。
石見銀山も、井戸神社春の例祭が26日に決まって行われます。
いつの頃から続いているのか定かではありませんが、昔から大森町内の軒先にはその例祭に併せて花飾りがならびます。
しばらく途絶えていたその慣習も数年前から復活して、観光さんたちの目を楽しませています。
仕掛けているのは町内の元気なお姉さま方が集まって活動する「いもむす」の皆様。
そのいもむすの皆さんが、下は大森幼稚園の園児から、上は自治会協議会会長のシゲさんをはじめとした屈強の男どもに声を掛けて、制作から飾り付けまで一手に仕切っていらっしゃるのであります。
紙で作ったピンクの疑似花をもみじの枝にとりつける習わしになっているようです。
今年も2km近い町内家々の軒先にならびました。

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れんげ
2010/05/27
Thu. 08:01
三瓶山の周囲に三つの小中学校があります。その中学校の方へ美術を教えに行ってるのです。
ある日、「撮っておいたわョ」と、デジカメを渡してくれました。
見ると一面のれんげ畑。
最近はこのような風景もあまり見ることがありません。
私が少年の頃は隣のえっちゃんと一面のれんげ畑に入り込んで、一日中飽きもせず遊んでいたものです。
そのれんげは、田植え前に耕されて田んぼの肥やしになります。

只今のデスクトップはピンクで染まってます

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鴨山窯陶芸祭
2010/05/26
Wed. 08:04
ご主人の森山さんは、ピンポイントで色々なことを奥深く知っているのでとても話しが面白いのです。
もっとも、内容が世間の常識から少しズレているので、普通に暮らしている方々にウケているかはわかりません。
毎日朝早くから仕事場に篭り、セッセと作陶に励む後ろ姿を見ると気軽に声を掛け難いところもあります。
私が寄り道をした時は、気にしてもしょうが無いと割り切って図々しく仕事に割り込んでしまいます。
その森山さんから春の陶芸祭の案内が届きました。
開催期間は丁度あれこれ用事が重なっていましたが、それでも何とか店じまい間際に滑り込みセーフ。
けっこうお手頃価格なのでワイフと一緒に久々の贅沢ショッピングをさせてもらいました。



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駒の足
2010/05/25
Tue. 08:03
銀山が栄えていた頃からこのあたりの地名だったようです。
銀山街道を行き来する馬の休憩所があったからとか、馬も滑ってなかなか上り下りできない交通の難所で、しばしば馬の足を停めてしまうところであったからとか、諸説あるようですが、私は真説を知りません。
看板のないまま店番をはじめてそろそろ1ヶ月になります。
その間、吉田家の粗末な表札といっしょに柱に掛けてある立派な自治会長の表札に気がついた皆さんは、だいたい私を駒の足自治会長だと勘違いしていらっしゃるようです。
実は何を隠そう、myワイフが前期からの駒の足自治会長でありまして、現在二期目に入ったところです。
町の歴史の中で、女性の自治会長が選出されたのはワイフが初めてです。
どうやら彼女には人望があるようです。そして、駒の足の女性方はとってもしっかりしていて強いのです。
だから駒の足のオヤジどもは安心して巷を泳がせていただいて平和に暮らしています。

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銀山川
2010/05/24
Mon. 08:03
農繁期の今は、水量が一番少ない時期でもあります。
春先には両岸に菜の花が咲き乱れます。
川魚やカメも棲んでいます。
今ごろは上流の方でカジカの鳴き声も聞こえてきます。
川下の町並みが切れるあたりには、スッポンやどじょうもいます。
この近年、ヌートリアの姿も見かけるようです。私はまだ見たことがありませんが・・
最近鷺がこの川に現れるようになりました。
橋の下を低空飛行で潜る姿は迫力があります。
鷺のおかげで川の魚が減っています。
大森小学校や幼稚園の子供達の遊び場でもあります。
夜になるとイノシシやタヌキの通り道にもなります。
ちなみに、猿達は木や橋を使って川を渡っているようです。
心臓発作で倒れてからの吉田家老犬は、銀山川に一つだけの石橋を渡る駒の足一周が散歩コースになっています。

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お引っ越し
2010/05/23
Sun. 08:03
竹下家は、ようするに竹下さんが住んでいた家のことですが、今は石見銀山に本社を構えるアパレル企業の社員寮になっています。
春先の人事異動で先住が引っ越し、その後に社員の一人が入居することになりました。
その入居者Uちゃんは、大学で日本画を勉強していました。
縁あって現在のアパレル企業へ入社して5・6年は経つのでしょうか?
会社の仕事に慣れるので一生懸命だった彼女も、少しずつ心の余裕が出来たのでしょう。
入居に併せてはじめての個展を竹下家で開催することになりました。
その個展も無事に終了し、引っ越しも併せてお世話になった方々へのお礼の意味もあってこの度のパーティーになった次第です。
50歳を過ぎてから彫刻をはじめた強者もいます。
Uちゃんは学校で勉強もしてきている訳ですから、本格的にこれから制作の仕事に取組んでも決して遅くはないと思います。
頑張らなくてもいいから、できるだけ妥協の少ない仕事が長続きできるといいなと思っています。

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あやめ
2010/05/22
Sat. 08:21
次女が小学校の時から飼いはじめたので、長生きの方だったでしょう。
その次女はグレーの最後をみとることが出来ませんでしたが、ワイフがかいがいしく介抱し、その掌で息を引き取りました。
銀山川の辺に墓をつくり墓石の隣に植えたあやめが、気がつくと咲いていました。
周囲の雑草もどんどん生長している今日この頃・・ナンモカンモ一緒に刈り取ってしまうオヤジの草刈りは、ワイフからも寺のおかみさんからも、この時期限定で禁止されています。

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石見銀山農繁期
2010/05/21
Fri. 08:01
その水田も、最近では高齢化で畑や荒地に変ってきました。
それでも大森小学校は、毎年町内の田んぼを借りて稲を育てています。
秋には収穫して、冬にはそのお米でおにぎりを作ったりして食べています。
例年になく春が寒かったので苗の育ちが悪く、何かと苦労もありましたが、近所のお年寄も参加してにぎやかな田植えになりました。



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誕生日の贈り物
2010/05/20
Thu. 08:00
一人は社会人ですが一人はまだ学生をやってます。
性格も違って趣味も違って住むところも違って、なかなか仲の悪い二人ですが、それでもお互い妥協しながら何とか付き合い続けています。
オヤジは二人のカナメになっていて彼女達にとっては欠かせない存在です。
そんな訳で、私の誕生日プレゼントを贈ってくれました。
この品揃えを見ると何処で仕入れたか何となく想像がつくでしょう。
二人で一緒に新宿のとある場所でチョイスしたようです。
長女の方から小包が届きました。
サラミ棒の飛び出した酒の袋を抱えて、新宿から自宅までとても恥ずかしい思いをしたそうです。
彼女達の愛情をヒシヒシと感じてウルッときながら横目で見ると、ワイフに届いた母の日プレゼントが、オシャレなバッグ。
出かけていた鼻水を思わず飲み込んでしまいました。
ナンダカンダ言いながら、ワイフも娘達にしっかりと愛されているようです。

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雨の石見銀山
2010/05/19
Wed. 08:35
電柱の埋設でどうもしっくりいかない町内風景も、最近になってやっと見慣れた感があります。

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登り窯
2010/05/18
Tue. 08:59
毎年、夏になると窯焚き合宿をして思い思いに造った器を焼きます。
3年生達は、この窯焚きに合わせて卒業記念の陶板を造ります。
出来上がった陶板は、新しく石見銀山に出来たバイパスの車寄せ広場に設置されます。
設置用の壁は、残りスペースがあと2年分だけになりました。
最近の少子化でこの登り窯のある中学校も統合の話しが本格化し、学校校区の地域は揺れています。
色々な考えや思いがあると思いますが、効率優先の常識から始まる組織の合体と巨大化は昨今の風潮かもしれません。
新築された今の中学校にも、旧校舎の時と変わりなくツバメが帰ってきて子育てをしています。
学校から子供達がいなくなっても、ツバメたちは子育てをしに帰ってきてくれるのでしょうか。
何十年も窯焚きの指導をしていただいている瓦工場の社長さんは、若い頃、京都で窯業の勉強をしたそうです。
昔は瓦の焼成も当然登り窯を使っていました。
中学校での窯焚きは、その時代の様子を次の世代に伝えるためのライフワークになっているようです。



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その後のさくら
2010/05/17
Mon. 13:59
日本海に注ぐ神戸川は、上流の来島ダムとあわせてダムが2つになりました。
万善寺は、来島ダムの上流にあって、神戸川の支流保賀川の上流にあります。
つまり、とっても山の中にあるということです。
春のさくらの頃の志津見ダムは水量タップリで橋も水没し、湖の状態でした。
先頃寺の作務の後、出雲へ用事があってこの志津見ダムの辺を通りかかると、久々に昔の橋を見ることが出来ました。
この橋を渡りきったところで、一時停止違反の切符を切られたという忘れられない思い出があります。
しばらく水没していたさくらも新芽が芽吹き、かろうじて生き長らえることが出来たようです。


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人生
2010/05/16
Sun. 22:50
彼は、世界をまたにかける船乗りでした。
人生のほとんどを海の上で過ごしたことになります。
定年で退職してから彼の彫刻家人生が始まりました。
なんと、ワイフと古市義二氏は美術団体二紀会の同期です。
若い頃にプラプラしてなりゆき暮らしをしていた私は、彼らの後輩です。
今でもプラプラ暮らしている私は、二人に頭が上がりません。
久々に山陰の彫刻仲間で飲みました。
私のオヤジ(老住職)より年長の古市氏ですが、酒の強さは今でも筋金入りです。
出雲の銘酒「旭日」が空きました。



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迷優のブロマイド
2010/05/15
Sat. 02:26
旅人の青年H君が、私の仕事中の写真を撮ってくれました。
その写真が先頃メール添付で届きました。
H君曰く・・・
「被写体が魅力的じゃないとイイ写真は生まれないと思います。ファインダーをのぞく前から魅力をビシビシ感じてました。」
・・・どうですか!実によく分かっていらっしゃる。
男の哀愁漂うとろけたマナコにさりげなく伸びたロマンスグレーの口髭。
過酷な労働に耐え老化角質化した指先。
切り取られた緊張感あふれるフレームからさりげなく漂う迷優の加齢臭。
H君、吉田はとても喜んでいます。どうもありがとうございます。大切に保管させていただきます。

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おすすめ
2010/05/14
Fri. 09:31
6畳ギャラリーの店番も、そう次から次と万来のお客さんがある訳ではなく、もっぱらデスクワークに精を出していますが、一日も終ろうとする頃には頚椎が固まり、前後して腰椎が固まり、座禅で鍛えた膝も固まり、身動きできない状態になりはじめた頃を見計らったようにやって来てくれます。
M君はアマチュアバンドのメンバーの一人で、毎週土曜日が練習日。
自分探しを目的に職探しを活発にくり返す彼のポジティブな行動形態にはそぐわないくらいバンド練習は長続きしているようです。
そのような状況ですから、会話のほとんどは音楽のことで、吉田ライブラリーのチェックが彼の吉田家訪問の目的の一つにもなっているような気がします。
この間は、嫁さんと一緒に訪ねてきてくれました。
嫁さんの休日に合わせて石見銀山観光をかねての訪問でした。
もう一つの吉田ライブラリーが映画です。
それが嫁さんの目に留まり、久しぶりの映画談義で盛り上がったのは、後で考えると私だけ・・だったかも。
M君の目がキラッと光ったのは・・・
1)レッド・ツェッペリン熱狂のライブ
・・・家族が寝静まった深夜、ヘッドホンの音量を上げて鑑賞すると涙と鼻水が同時に出ます。
2)ラスト・ワルツ
・・・巨匠マーティン・スコセッシが監督したドキュメントでエンドクレジットが涙でにじみます。
3)ウッドストック
・・・私が人生初の一人暮らしを始めたその年のお盆の3日間、熱狂の野外ライブの裏で私は棚経。
4)ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
・・・私の好きなジム・ヘンソンが早死にしたのでティム・バートンに期待しているところです。
M君の嫁さんの目がキラリと輝いたのは・・・
1)ショコラ
・・・くせ者女優ジュリエット・ビノシュが久々に素敵なのです。
2)ニュー・シネマ・パラダイス
・・・吉田もトトのような少年時代を過ごしていました。
3)エリザベス・タウン
・・・キャメロン・クロウは監督ですが音楽センスが最高です。

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無農薬の甘夏
2010/05/13
Thu. 08:53
正確には、広島に住むくぼちゃんのおじいさんから贈っていただいたものです。
箱を開けたら「この甘夏は無農薬です。皆さんで食べて下さい」の手紙が入っていました。
早速、1個ペロリ!
もぉ~、うまいのです。
くぼちゃんは、彫刻を造っています。
10年は前になるでしょうが、私が石見銀山で彫刻を造っているということを聞きつけて、あいに来てくれました。
その後、広島の会社を辞めて吉田家に転がり込んできました。
昼はアルバイトで食いつなぎ、夕方から彫刻の制作にとりかかる生活が定着し、ねばりと根性と少しの愛嬌とたっぷりの人懐っこさで石見銀山のオヤジどもの心をくすぐり、人脈を拡張し、制作場所や寝場所を確保し、気がつくとりっぱに独り立ちし、美術展にも入選し、旅先でゲットした気の良い青年と目出度く結婚し、今は東京暮らし。
上手にダンナを懐柔し、マンションの1室が制作部屋になっているようです。
ちなみにダンナの(おぉ~い真)くんは、秋田の生まれで、私と同様、酒好きです。また飲もうね!


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もらいもの
2010/05/12
Wed. 08:16
きっと昨日の留守中に届けていただいたのでしょう。
あまりにもさりげなく置いてあって気がつきませんでした。
ありがたい話です。
毎年、この時期になると家庭菜園レベルをはるかに超えた立派な旬のものを届けて下さるのは、友人K君のおかあさん。
スナックエンドウは、実がプリプリしていてとっても美味しいのです。
サッと塩ゆでしてそのままサラダ感覚でいただくのが吉田家の定番です。
イチゴは、聞くところによると出荷もしているようで、本格的です。
これがまたとても美味しいのです。
私はこのイチゴを「石垣イチゴ」といってしまいます。
少年時代は寺の石垣で栽培していて、毎年シーズンになると、ヘビと格闘しながら石垣にしがみついてつまみ食いしながら収穫していたものです。
K君家のイチゴを食べると、その時の何とも言えない素朴な味わいを思い出してしまいます。

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ちょっとおでかけ
2010/05/11
Tue. 23:56
自他共に認めるくじ運の悪い私は、このような誘いには最初から乗らないことにしていますが、この度は、ワイフのおかげで思ってもいなかった小旅行にありつくことが出来ました。
小心者のオヤジは「またまた頭が上がらなくなるだろうなぁ」と内心ビクビクしながら、言動を謹み、ひたすらおとなしく、鞄持ちに徹した一日でした。
中四国お買い物の旅

しまなみ海道経由、今治で昼食と温泉、備前焼窯元等でお買い物タイム、大山越えでぐるっと一週



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ブックカバー
2010/05/10
Mon. 07:51
CDやDVDが100円200円で借りられる時代に、1冊1000円以上の本は、吉田にとって高級品に感じてしまいます。
そんな訳で、最近は古本屋さんやインターネットの中古本が主流になった私の読書生活でしたが、どうしてもほしい1冊がその手段で手に入らず・・・意を決して新刊を購入しました。
本屋さんのレジで頼むと表と裏の表紙に巻き付けてくれるだけですが、それだと上下の小口が汚れてしまいます。
仕事がらきたなく汚れた手をしていることが多いので、「チョット休憩で読書」などのときにその小口が汚れてしまうのです。
ものを大切にするきれい好きの吉田は、
「この本は持ち歩くだろうなぁ」
と思われるお好みの一冊には手作りのブックカバーを巻き付けることにしています。
そして、読み終わったあと、万感込めて著書と作者名を背表紙に書いて本棚に収めます。
そこで・・・小口の汚れないブックカバーの巻き方をご紹介します。
ちなみにこの方法は、約35年前、祖師ケ谷大蔵の本屋さん「一文」で教わりました。
1)用意するもの・・ハサミとお好みの紙
2)注意事項・・・・ハサミで紙と一緒に本を切ってしまわないこと

ちゃんと小口に巻き付いているでしょ!




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石見銀山犬
2010/05/09
Sun. 07:56
長男のクラスメイトが代官所前駐車場をウロウロしているひとなつっこい子犬を保護し、飼い主を探して1日かけて1kmの町並みを戸別訪問しながら引き回し、その当時暮らしていた銀山町の吉田家に辿り着いたのがすでに夕方。
仕方がないから吉田家軒先を一夜の宿に提供したのが運のつき。
まだまだ可愛いピカピカの1年生長男君に一晩かけて拝み倒されて根負け。
朝晩の散歩は長男の仕事だったはずですが、気がつくとオヤジの役目になっていました。
3年前の夏、散歩中に心臓発作で2回倒れ、オヤジの心臓マッサージで蘇生。
その後甦り、普通の暮らしを続けていましたが、ついこの間吉田家土間で3回目の心臓発作にみまわれ、目がひっくり返り、舌は紫になり、後ろ足は痙攣し・・・もう駄目かと思いつつしばらく心臓マッサージしていたらまたまた甦り、現在に至っています。
すっかり爺さんになりましたが、それでも町内の皆さんに心配してもらって、わざわざお見舞いに来てくださる方もあったりして、なかなかの人気者です。
そんなわけで、石見銀山の町では知る人ぞ知る血統書付の「石見銀山雑種犬」です!

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隣の庭
2010/05/08
Sat. 07:46
一方は近所の分家で、何かあってもすぐに対応できるのでとりあえず問題ありません。
もう一方は名義人が関東に在住で、何かと苦労します。
管理者がいないので、庭の草刈りや伸びた枝木の伐採などをすることになります。
春から秋にかけては目が離せません。
愛用のメガネを無くしたのもその作業の最中です。
くよしの煙が臭いと末娘に叱られるのも隣の庭のヨモギです。
この間は、廃屋の蔵の棟瓦がシキビの苗木のすぐ隣に落下しました。
とにかく何かと手がかかります。
救いといえば・・
2日ごとのワラビ狩りと我が家の老犬の散歩が手軽にできることくらいでしょうか。

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旬
2010/05/07
Fri. 19:33
春は、苗物の植え付けがあるので天気の良い日は毎日畑に出ます。
80を過ぎて腰も曲り、畑への坂道は四つ足で這いずって上り下りしています。
以前は4ヶ所に別れていた畑も、年と共にに一つずつ減っていって今では2ヶ所になりました。
捨てた畑の1つは山に帰り、1つは竹林になりつつあります。
かろうじて今の季節はワラビと蕗と筍の収穫で畑の原型を保っています。
その元畑から、旬の収穫をしました。
1時間足らずで大小併せて約20本の筍。
おかみさんとワイフは大喜びで、早速筍料理に腕をふるっていました。
一方、私は手のり彫刻のモチーフにしようとデッサンとスケッチを繰り返し、気がつくと夕方でした。


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200km走破
2010/05/07
Fri. 06:51
住職の方は今までに5・6回は手術を経験しているでしょう。
一番最近の手術は8時間を越える長時間のほとんどを癒着切除に使ったようです。
おかみさんの方は心筋梗塞の大手術を克服し、いまだに畑仕事を続けています。
そんなわけで(どんなわけだ?)、老住職の何回目かの精密検査のお伴で中国山地のてっぺんの方から萌黄の春を満喫しながら宍道湖畔の松江まで行ってきました。
最新の医療機器のはしごで病院内をあちこち移動し、道に迷って看護士さんのお世話になりながらの検診は、肉体的にも精神的にもかなりの重労働だったようです。
ここだけの話ですが、おかげさまで私の方は昼のうちから駐車場で爆睡。久々のお昼寝タイムを満喫させてもらいました。

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おかげさまで
2010/05/06
Thu. 08:30
一方、工房むうあartgalleryの方は100センチ隣の人通りが嘘のような静かさ。
それでも時折濡れ縁越しにギャラリーをのぞき込む人や、土間に入り込むひともあり、iPodに仕込んだお気に入りの曲を垂れ流しながらの店番を兼ねたデスクワークも小休憩。
広島の庭師さんの話しや、熊本の焼酎の話や、イサムノグチの話しや、千葉や神奈川の話や、大阪や京都の話などなど・・
全国的な会話もはずみ、それぞれのおもいでの一品で幾つかの手造り小物たちが引き取られていきました。
1日一匹ペースのヤモリづくりの目標はもろくも崩れましたが、とりあえず3匹までは何とか形になりました。
これから、完成に向けてもう一踏ん張りです。
6月には、6畳のartgalleryに展示したいと思っています。

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読書
2010/05/05
Wed. 07:41
昔はむさぼるようにアレコレ読みあさっていた本ですが、気がつくとめがねをかけるようになってから読書しなくなったなぁと思います。
そこで・・まずはスタイルから・・と、トイレ用本立てを造ってみました。
これが、なかなか使い勝手が良くてトイレ読書がはじまりました。
私にとってはなかなかの好評なのですが、家族には不好評。
「本が匂う!」とか、「その本触った手で何処さわってんのョ!」とか・・・
一日10分でも読書できるんだからとってもいいことだと思ったのですが、吉田家では裏目に出たようです。
そこで、気を取り直して造った第2段がこれ。
ちなみに、トイレの本立ては、未だにオヤジだけがセッセと活用中。
このところ、オヤジバッシングもなりをひそめ、平穏無事なトイレタイムを送っております。


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起きないモチーフ
2010/05/04
Tue. 08:23
やっぱり、角目玉を出してくれないと絵にならないでしょう。
カタツムリも夜行性なんでしょうかねぇ?
朝起きると場所が移動してるんですよ。

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