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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

登り窯 

2010/05/18
Tue. 08:59

末娘が通う中学校には昔から本格的な登り窯があって、新校舎に立て替えられる時に窯も更新し、2代目になりました。
毎年、夏になると窯焚き合宿をして思い思いに造った器を焼きます。
3年生達は、この窯焚きに合わせて卒業記念の陶板を造ります。
出来上がった陶板は、新しく石見銀山に出来たバイパスの車寄せ広場に設置されます。
設置用の壁は、残りスペースがあと2年分だけになりました。

最近の少子化でこの登り窯のある中学校も統合の話しが本格化し、学校校区の地域は揺れています。
色々な考えや思いがあると思いますが、効率優先の常識から始まる組織の合体と巨大化は昨今の風潮かもしれません。

新築された今の中学校にも、旧校舎の時と変わりなくツバメが帰ってきて子育てをしています。
学校から子供達がいなくなっても、ツバメたちは子育てをしに帰ってきてくれるのでしょうか。

何十年も窯焚きの指導をしていただいている瓦工場の社長さんは、若い頃、京都で窯業の勉強をしたそうです。
昔は瓦の焼成も当然登り窯を使っていました。
中学校での窯焚きは、その時代の様子を次の世代に伝えるためのライフワークになっているようです。

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IMG_7708.jpg IMG_7709.jpg薪の調達も社長さんに助けてもらっています



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2010-05