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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

山陰二紀展はじまる 

2010/08/04
Wed. 02:09

いよいよ、松江の島根県立美術館県民ギャラリーの一室で山陰二紀展がはじまります。

今年は、30年目にしてはじめて島根県庁所在地松江で展覧会を開催することになりました。
ここまでの道のりは長かったのか短かったのか一言では説明も難しいので、歴史考察は直接会場へお出かけになって係の作家に聞いて下さい。

私は、ワイフと一緒にかなり早い頃から展覧会に出品させていただいています。
一年に一回の七夕さんのようなノリで、久々に会う彫刻家や画家の皆さんと美的で高尚な会話を交わすのが楽しみでした。
そんな美術仲間も、みんなで一緒に仲良く一つずつ年を重ねて30年。
最近は、みんなそれなりに作風も体形も風格が出てきて、ついでに生活の疲れも出てきて、交わす会話も息が続かず途切れがち・・・という感じです。
一方、制作の作品の方はそれなりに元気があって若々しく見ごたえのある粒ぞろい。
どれをとってもジジババ臭さはかけらも感じられません。

ここで、盆月特集仏道のうんちくをひとつ・・・~「自然」~

ひとつことを30年も続けていると、たいていの人はそれなりの結果が見えてきているものです。
それは、自分で造りだした自分だけのスタイル。
がむしゃらに取組めばそれなりに、適当に取組めばそれなりに、結果がついてきます。
そのような個々人に蓄えられた生きざまの生じる状況を「自然(じねん)」といいます。

誰の責任でもない、誰のおかげでもない、自分のライフスタイルの中から自然ににじみ出た生きざまが、たとえば絵や彫刻の表現になっている訳です。
よく、作家の力作の前で「ナニ考えてるのかさっぱり意味がわからん??」といった感想を聞きます。
そんなの当然です。制作者でも分かっていない人がいっぱいいると思いますよ。だから制作を続けているのです。

ちなみに私の場合、先程のような質問を投げかけられた時は、
「そんなこといちいち言葉で説明できたら彫刻造ってません!」と答えておきます。

IMG_0850.jpg IMG_0852.jpg

・・・ということで、会場風景をさりげなくあしらっておきました。
遠方の方は小さい写真をクリックして、会場に立寄った気分を味わって下さい。
ご近所さんは、小さい写真は無視して、すぐに会場へ行きましょう。
ちなみに、美術館はアレコレうるさいので生花などの目に見える生ものの差し入れはご遠慮下さい。
クッキーやケーキなど、直接目に触れなければOKです。
などと、催促している訳ではありませんので誤解なさらないようにお願いします。

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2010-08