工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

秋蕎麦 

2010/09/30
Thu. 09:21

彫刻の島根県側搬入が終り、残留組の一人のワイフは末娘の勤労体験学習先の美容院へ送迎。
もう一人の私は、彫刻制作で配置の変わった6畳の工場を片付けようと計画していたら寺から電話。
一日がなかなか思うようには動いてくれません。

つい一ヶ月前には東京の方の学生さんがインターンシップで石見銀山にやってきてアパレル会社のお手伝いをしていました。その彼が東京へ帰ったあとこんどは中学生の男の子が二人で学生さんと似たような仕事を手伝っていました。

最近は、中学生も数日間学校の校外授業で勤労体験の期間が設けられているようです。
吉田家長男は本屋さん。長女と次女は美容院だったと思います。そして今度が末娘の番になったということです。
何でもかんでも学校の勉強の一環として組み込まれる学習活動も効果が上がっているのかどうかよく分かりませんが、とにかく目先の状況をみると、子供が子供なりに自分の仕事と決めて働くことをしなくなったということは確かでしょう。

万善寺のあたりは山と田んぼくらいしかないシンプルな農村地帯ですから、その真ん中にある中学校や高校の生徒さん達はどんなところで働くんでしょうね。
聞くところによると、結構自分の家の仕事を手伝ったりしているようです。
なんか面白いと思いませんか?朝「いってきまぁーす」と家を出かけて、また学校から家に帰って一日仕事を手伝ってまた学校に帰って部活などしたりして「ただいまぁー」と帰ってくる・・・ような暮らしが・・・

ワイフと子供を送りだしてコーヒーの一杯を飲みながらそんなことを考えはじめたら次から次と思考が回転しはじめて止まらなくなってしまいました。
吉田の場合、こんなことが時々あります。

ということで、秋蕎麦です。
今年も街道沿いのあちこちで蕎麦の花が咲きはじめました。
去年まで田んぼだったところが蕎麦畑に変わったりもしています。
蕎麦好きの吉田としてはポンコツ君を運転しながらヨダレが出ます。
昔は麦畑もアチコチで見かけていましたが最近はその気になって探さないと見つかりません。
そのかわり、芋畑が増えました。
芋というと寺の周辺では大和芋の栽培が盛んです。
その芋は、とても評判が良くて東京大阪の市場に出荷されます。
一時期、高島屋などのデパ地下では一等地に置かれていたようです。
その位ですからとても高くて、吉田の口に入るのはもっぱら蕎麦の方です。

田んぼが蕎麦や芋の畑に代わって、農作業の人を見かけることがグッと少なくなりました。
最近のお百姓さんはほとんどが兼業で、昼間は何処かに働きに出かけます。
高齢のおじいさんおばあさんでは、田んぼの世話をすることも難しくなったのでしょう。

芋も蕎麦も田んぼに比べたら手間のかからない楽な畑です。
これといった仕事もないお百姓さんのお手伝いでは、中学生も勤労体験学習にはならないでしょうね。
日本の一次産業が崩れていく様子を見ているような気がします。



IMG_9550.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

知られざる彫刻の世界 

2010/09/29
Wed. 08:57

ほとんどの皆さんには縁のない話しだと思いますが、この際ですから考学のために彫刻の発表実態をお知らせしておきましょう。

一口に彫刻家といっても、有名無名を問わずその制作や発表活動は様々です。
日展に代表されるような公募で作家を募るタイプの展覧会や、都市計画の一環として彫刻出品を募り受賞作品を買い上げる大賞展タイプのものや、美術館などが独自に企画した作家の個展や動向展や、作家個人がコツコツと自分のテーマを追い続けながら発表を続ける画廊・ギャラリーでの個展や、百貨店の画廊企画で販売を主たる目的とした個展・グループ展など、その目的に応じて彫刻家達は制作と発表をくり返しながら生活をしているわけです。

いずれにしても、俗に世間から「プロ」と認識してもらえるまでの地道な彫刻家暮らしは、単に制作場所や資金の確保などの問題だけでなく、周辺の励ましや援助協力がなければ継続できるものではありません。
だから、一部の有名現代彫刻家を除くと、ほとんどの作家達は何かの職業を兼務しながら制作を続けているといってもよいでしょう。
かく言う私も、万善寺の作務とギャラリーの経営と時々入る頼まれ仕事と制作を調整しながら細々と暮らしているわけです。

この度の彫刻制作と発表は、公募展発表になります。
公募展ですから審査があって入選や落選やもちろん入賞があります。
作家は、まず入賞を狙って制作しますが、その時々の制作環境の変動で、不出品になったり移動中に作品の破損がでたりして、毎年のように予測不能の事態が発生します。

今年は、出品作家の諸事情でチャータートラックをエアサスペンション11トンから板バネ4トンに切り替えました。強度的な問題で破損の生じる確率がかなり高い状態での搬入になりました。
それでも山陰両県を中心に大小合わせて9名の作家の10点の作品が集結し、共同搬入できるまでになりました。

制作を継続することがどれだけ難しくて厳しいものかということがこの搬入作業を通して実感できます。
心がキリキリねじれるような緊張感を毎年のように強いられて、このような苦しさから開放されたいと思うこともしばしばです。
一方では、20代から続いている展覧会の発表活動が自分の体力や精神力の指標になっていることも事実です。
展覧会期間はもうしばらく先ですが、ひとまず搬入の小さなひと山を乗り越えました。このあと幾つかの山を乗り越えることになりますから、もうしばらく緊張感が続くことになります。

IMG_9540.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

まっちゃんの彫刻 

2010/09/28
Tue. 06:40

今年もワイフの彫刻制作が始まりました。

毎年のことですが、今年も変わりなく搬入ギリギリまで仕事が続き、そのうち何日かは徹夜になってしまいます。
このパターンは、彼女が彫刻を始めた時からかわらなくて、30年は続いているでしょう。
本当はもう少し余裕をもって制作をしてほしいと思っているので、何とかシステムを変えることが出来ないかと考えて3年ほど前に彼女の個展を企画してみました。
それでも結局おおきな変化はありませんでした。

彼女はセンスの良い彫刻を造ると思っています。考えていることが良く伝わってきます。
見ていて難しくないところが良いとも思います。
だから、もっとじっくりと考える時間をつくって、ゆっくりと落ち着いて丁寧な制作ができるようになるといいと思っているのですが・・・
どう思いますか、まっちゃん?
吉田満寿美

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

坂田明トリオjazzライブ開演 

2010/09/27
Mon. 06:39

待ちに待った坂田明トリオのジャズライブが大森町町並み交流センターを会場に開催されました。

100人以上の来場があり、とてもアットホームでなごやかな雰囲気の中、坂田さんの軽妙なMCも絶好調で、久々に贅沢なひと時を過ごすことが出来ました。

坂田さん達はこれから広島の庄原、尾道とツアーが続きます。
ご近所の方は是非どうぞ!

IMG_9473.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

柴栗 

2010/09/26
Sun. 08:07

いつどこでだれとだったか忘れてしまいましたが、柴栗の話が出て、それを聞いておぼえていたワイフが、
「三瓶のお店によったら丁度近所のおじさんが柴栗3袋持ってきたから一つ買ってみたの」

ということで、見てみるととても立派な柴栗で、どうも私が知っているものより粒が大きい。
栗もその木によって大小があるから、きっと大粒の実ができる木なのでしょう。
早速、チョット傷を付けてフライパンで5・6粒煎って食べましたが、独特の栗の香りが香ばしくて昔を思い出してしまいました。

栗は、トゲが割れて地面に落ちるとすぐにムシが入り込んでしまうと山のおじいさんから聞いたおぼえがあります。
そのおじいさんは若い時から山の仕事をしていて、息子があとを引き継ぐと比較的はやくから隠居して寺の用事や近所の手間を引き受けたりしながら過ごしつつ、季節ごとに何か用事を作ってはしょっちゅう山に入り込んでいるような人でした。
だから、山のことはとても良く知っていて、私も時々おじいさんについて山に入らせてもらいながら色々なことを教えてもらいました。

寺の裏山を尾根伝いに登っていくと、柴栗の木が何本かあって秋になると栗拾いが遊びの1つだったりしました。
遊びといっても結構本格的なもので、まず、栗の木の周辺の下草を刈り、すでに落ちている栗を取り除き、その上に古ゴザを敷き、竹竿で栗をたたき落とす。トゲは割れる方向を見定めて長靴を履いた両足で開き割る。中味をとった栗のトゲは次に落す栗と混乱しないように一ヶ所に固めてまた竹竿でたたき落とす。
これが、そのおじいさんから教わった栗拾いの方法でした。

そしてもう一つ、
「栗や柿は根こそぎ採っちゃいけんけぇーのぉー。上の方の実をちょんぼし残しとくんでぇー」

山の神様へのお供えと、山に住む動物の冬の蓄えにとっておくのだそうです。
少年の吉田にはもったいないくらいにしか思えなかった話しですが、この年になってみると何となくその意味がわかるような気がします。

尖閣諸島の方ではあちらこちらの国の方々が大騒ぎしていらっしゃるようですが、おじいさんのような太っ腹を見習ってほしいものです。

そのおじいさんも、とっくの昔に成仏して彼岸世界で暮らしていらっしゃいますが、きっと高徳の仏さんになっていらっしゃることでしょう。・・・合掌。

IMG_9361.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

日本海の風 

2010/09/25
Sat. 08:43

彫刻の制作も頭の中では完成が見えていて、あとは作業の総延長距離を計算してプラス若干の誤差を加えておけばなんとかなるだろうとアバウトにスケジュール計算をしていたのだが、世間はなかなか厳しいもので、あっちの用事やこっちの用事やうちわの仕事やふられた仕事などを片付けているとアッという間にお昼前になってしまう。
といった毎日が3日も続くとさすがに予測のアバウトスケジュールにも余裕がなくなってきて、ジワジワと心が乱れて焦りもみえていろんな不安材料が頭を占領しはじめてきます。

そんな毎日の中で、坂田明トリオのライブを成功させるための営業活動が平行して行われているわけです。
その日も、あとわずかを残すまでになり、チケットの売れ行きが心配になってきます。
吉田の受け持ち分は、あと4枚を残すだけになりました。

坂田さんにはじめてお逢いしたのはたしか新宿ピットインだったと思います。が、記憶が曖昧です。
私がまだ20歳くらいの頃だったと思います。
その頃の坂田さんは山下洋輔トリオのメンバーで、とても面白くて過激な演奏活動をしていらっしゃいました。

吉田がジャズを聴きはじめたのは高校を卒業させてもらって東京に出た頃からです。
当時は、新宿を起点としてアチコチ行動していましたが、その新宿には大小のライブハウスが点在していて、2・3軒のハシゴをすると次の朝だった・・などという自堕落な暮らしをしていました。
ヒゲの白くなった吉田オヤジにも「青春」があったということです。

工場で仕事をしていると、今回のライブチケットの関係でチョコチョコと電話が入ったり呼出しがかかったりで9号線を東西に何度もいったりきたりする事になってしまいました。
ちょうど交通安全週間に入っていてむやみにスピードを出すわけにもいかないので、なかなか感情の整理が厄介でもありましたが、一方で彫刻の事を忘れるわけにもいかないし、制作のだんどりなどをシュミレーションしながら時間調整の寄り道をしたりして乗り切っています。

このところの島根県は秋のぬけるような青空を見ることが少なくなって、あまり好天とはいえない日が続いています。
チョット用事があって久々に日本海へ出てみたら結構きつい風が吹いていて白波もチラチラ見えています。
季節がだんだん厳しくなっていく様子を見たような気がします。
石と砂に足を取られないように気をつけながら海岸を歩いていると、石が波にあらわれてゴツゴツと音をたてています。

ざわめく日本海のおかげで、頭の隅っこを「莫妄想」がよぎったような気がします。

IMG_9383.jpg

備考:莫妄想(まくもうそう)
「面倒がったり迷ったりする暇があったら、今やらなきゃいけないことをキチッとやりなさい!」
とでもいうことですかねぇ。
現在の吉田には耳の痛い言葉でございます。

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

秋の夜 

2010/09/24
Fri. 08:20

私が彫刻を造ろうと思いはじめたのは、結構年をとってからで、30歳になろうとする頃からでした。
だから、正味25年くらいしの彫刻歴しかありません。
ちなみに、ワイフは30年の彫刻歴があるので、つまり彼女に彫刻の世界へ引き込まれたことになります。
が、それを恨んでいるわけではありません。
むしろ今となってはありがたいと感謝しているくらいです。

彫刻を造ろうと思いはじめてからが勉強ですから、その期間が5年間くらいありました。修行期間といっても良いかも知れません。
その5年が過ぎる頃に、一区切りのつもりではじめての彫刻個展を思いついて1年くらい準備しながら適当な個展会場を探していたのですが、それが石見銀山だったわけです。
今から20年前の石見銀山は、まだ街道の整備も始まったばかりで、とても5分10分の時間で移動できるような場所ではありませんでした。
対面通行の1車線ですれ違いはどちらかの車が待避しないと通行できないほどの狭い道が1本あるだけでした。

そんな不便で夜になるとゴーストタウンのようになってしまう町に一軒の衣料雑貨の店があったのです。昔の商家を改修した店で、今流行の古民家再生の先駆けのような存在でした。

粘り強く気長に交渉を続け、12月の約1ヶ月を彫刻展会場として借り受けることに成功してから1年後、めでたく吉田正純の第1回目の個展開催に至ったわけです。
お店のスタッフ、石見銀山の男衆、吉田の友人など多くの人手を借りて始まった個展のテーマが「尊者」。
吉田少年の原風景をかたちに置き換えることがテーマであったわけです。

ということで、その「原風景」が、一同に集合しのが下の写真です。

老住職が万善寺の夜の法要として続けていた観音供養を行事精選を理由に取りやめた変わりに始まった地域の出張法要を私が引き継ぐようになってしばらく経ちますが、その出張先の地域住民有志で御堂が建立されました。
毎年、地域各所に点在する観音さんや馬頭さん七面さん弘法さん地蔵さんなどの民衆信仰仏を一ヶ所に持ち寄って供養法要を行っていたのですが、住民の高齢化もあってなかなか重たい石の仏さんを運ぶのも大変だし、このような行事を絶やすことは地域の歴史が絶えることにもなると、一念発起して実現した御堂です。
たった2畳の掘っ建てに近い質素なものですが、その御堂が農道の端に出来たことで、お参りの人や香華燈燭のお供え物が絶えなくなったということです。

坊主の立場からいうとここまでさまざまな仏さん達が集合すると仏さんごとに違うお唱えの真言もやたらと長くなって、大変なのであります。
しかし、一番喜んでいらっしゃるのは当の仏さん方でしょう。
お供え物は増えるし、拝んでもらえる機会は増えるし、そしてなにより、雨風がしのげるのが一番で、これで風化の心配もずっと少なくなりました。

地域の旦那衆の男気をヒシヒシと感じさせていただきながら、念入りにおつとめをさせていただきました。

ちなみに、万善寺の夜間法要でただ1つ残っているのが地蔵供養です。
その地蔵さんの真言が私が覚えた最初のお経です。
「オン カアカア カビサンマアエイ ソワカ」と唱えます。
さぁ皆さんもご一緒にどうぞ・・・・

IMG_8722_20100924063026.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

ライブ情報 

2010/09/23
Thu. 10:10

石見銀山に暮らしていると、次から次に色々な情報が飛び込んできます。

現代彫刻小品展でお世話になったカフェの向かいにある「クラフトさら」さんのご主人企画演出出演主演、会場じゅーるプロデュース、ステージ設営鬼村工務店、広報活動自治会協議会会長木曽重美、追っかけファン前島ママほか、町内のソウソウタルメンバーが企てたライブです。

皆様、お誘い合せの上、ギターの一本でも持ってお越し下さい。

folk live 15

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

秋の彫刻展 

2010/09/23
Thu. 09:56

秋の恒例行事の彫刻制作が急ピッチで行われています!
・・・といっておきましょう。

もう何年もかけてパーツを一つ造り、また一つ造りをくり返しながら彫刻の完成を模索し続けて、やっと今回のパーツを組み立ててみようと決心がつきました。

彫刻の制作は吉田のライフワークだと思っていますが、発表となると別の話しです。
最近は彫刻の制作諸経費より運搬や搬入搬出などの経費がかかりすぎて、逆転現象が現れています。
世間の事情も様々に変化しているこの時期、発表のシステムも再検討の時期に入っているのかも知れません。
夢や理想や希望は追いかけているだけではどうしようもありません。
現実を直視することも大切ですよね。

などと思いを廻らしながら制作を続けていると、パーツの向こうに言える薪の山が気になりはじめます。
今年もあと少しでストーブの季節を迎えます。
脳味噌の片隅を薪割りの映像がかすめ過ぎ、暮らしの現実世界に引き戻されそうになってしまいます。

IMG_9320.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

ジローキーからの手紙 

2010/09/22
Wed. 08:57

展覧会が終ったと思ったらまた秋の展覧会。
チビチビ造りためておいたパーツを彫刻に完成させる作業は、楽しくもあり苦しくもあり・・
完成の不安を意識しつつ脳味噌がネジレルほどかたちを絞り出している時の感覚がなんとも快感で、一人パーツを見ながら半日一日と過ぎる日々を布団の中まで持ち込んで、ウトウト眠りにつくチョット前のボォーっとしたあたりで遠くの方からボンヤリと見え隠れしながらかたちの実態が自分に向かってやってきてるなぁと意識しはじめたあたりで眠りの渕に吸い込まれて気がつくと次の朝。
そんな毎日が何日間か続きながらかたちがしだいに実態にかわり作業が仕事になり制作に変わる頃は額を流れる汗も気にならなくなる。
年に何回かあるその数日間は私にとって自己の精神の開放と現実逃避の浮遊感を身体全体で感じることが出来る貴重な日々なのであります。

その日も、心地よい肉体の疲労と不安の錯綜のなかで目覚めはじめていたら、突然の轟音が頭上で轟きはじめ、何事かとビックリして跳ね起きるとバケツをひっくり返したような雨。そういえば昨日あたりからメチャメチャ蒸し暑かったなぁと天候の変化を思いだし、2度寝するほどのゆとりもなく、そのままメールチェックをしていたらまたまたタイムリーなジローキー氏からのメール。

ブログの更新も日々のネタが止めどなく増え続け、ボツ記事にするのも忍びなく大切に保管しながら登場の機会をうかがったりしているところへ横合いから割り込んでくるジローキー氏のネタは、あまりにも衝撃が面白すぎて待機優先順位が途端に跳ね上がってしまいます。

という事で・・・・~「ジローキーの世界その5」~

タイトル:「鉄気ですかぁ!?」
撮  影:匿名ジローキー
勝手寸評:
ややもすると人事(ひとごと)でやりすごすことがめっきり多くなって「不邪淫戒」の戒め脱却の境地から一瞬にして現実世界に引き戻される此岸の煩悩パワーを思い知らされるほどの力強い曲りと色艶に視線をそらすことの出来ないまでの求心力を感じさせる被写体に臆することなく立ち向かう撮影者に修羅の狂喜すら感じる快作である。

063.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

稲刈りその2 

2010/09/21
Tue. 01:29

大森小学校と幼稚園の子供達は、近所のおじさんの好意で毎年田んぼを作らせてもらっています。

今年は例年にない猛暑で稲の育ちも予測が難しく、モミの殻が厚すぎて米粒が小さくなったりもしているようですが、とりあえず見た目は豊作ということで、町内のおばあさん達のお手伝いも加わってにぎやかに稲刈りが始まりました。

大森の子供達は幼稚園の頃から稲作りをしているので、カマの使い方も上手だし、仕事の分担もきちんと出来てみんなテキパキと働いていました。

ここで、オヤジの昔話を少々・・

私が小学校の頃は農繁休業というお休みが春と秋にあって、その日の子供達は田植えと稲刈りの手伝いをしていました。
寺も家族が食べられるだけの小さな田んぼがあって、住職夫妻は近所のお百姓さんたちと手間替えをしながら農作業をしていました。
お昼時になると、あらかじめそれぞれの家で作っておいたお弁当を広げてみんなで食べたりもしました。
機械のない時代で人手が頼りですから、隣近所のお付き合いも何かと濃厚でした。
小さな子供は農作業の邪魔にならないように少し大きな子供が面倒をみて一緒に遊んでくれたりしました。
稲刈りが終った田んぼは子供達の絶好の遊び場になりました。
稲ハデに干された稲の独特のにおいがあたりに広がって「秋」という季節を身体全体で感じたりしたものです。

昔々の話しのようですが、これが4・50年前の田舎の様子です。
あの頃は、学校を休んで稲刈りを手伝ったりしていたことが、今では、先生と一緒に授業の中で稲刈り。
末娘がまだ小学校でお世話になっていた頃に、稲を触るのもカマを持つのもはじめての体験だという先生のお話を聞いたような気がします。

汗を流して苦労して働いて育てたあとの収穫の喜びまで、学校の勉強の中でお世話になるしかないのでしょうか。
昔は良かったなんて思い出にふけっているわけでもなんでもありませんが、世の中が便利になったことで無くしてしまったものも多いような気がします。結構、その中にはとても大切な何かがあったかもしれません。

IMG_0994.jpg

大森小学校に通う子供達が現代彫刻小品展で描いてくれたスケッチをホームページの「topic」に加えました。
お暇な時にのぞいてやって下さい。

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

役僧 

2010/09/20
Mon. 08:21

朝から終日、万善寺老住職について年回法事や書類作成などの作務をかたづけ、近づいている地蔵供養のこともあるので、小さな地蔵堂周辺を中心に草刈りをすませ、お知らせの掲示を行ったりして一日が終りました。

彫刻の制作もあるのでなかなか寺の用事でつきっきりになっているわけにもいかないのですが、私の代わりがいるわけもないのでなんとかスケジュールを調整するしかありません。

万善寺のようなチッポケな末寺で「役僧」など縁のない話しですが、結局内容は似たような用事をしているわけで、通勤坊主を続けているようなものであります。
さすがに、3日も寺で務めると吉田家のことも気になるので、しばしお暇をいただいて、色々なお下がりや畑のものに例のシソ茶もいただいて帰宅しました。

これから3日間は脇目も振らず工場通いが続きます。
はっきり言って大きなひと山の3日間です。
これで今年の彫刻が決まります。
みなさま、お楽しみに・・・

IMG_9345.jpg

IMG_9349.jpg
半分くらいの草刈りはお隣さんがすませてくれていました。
さすがにプロのお百姓さんは草刈りも上手。私のタイガーカットとはえらい違いです。

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

おかみさんのシソ茶 

2010/09/19
Sun. 09:12

万善寺のおかみさんは、80歳を過ぎてもよく働きます。
畑におりるときは、まがった腰をもっと曲げて後ろ向きになって両手で身体を支えながらおりていきます。
つまり、地べたを這って畑仕事をしているわけです。

秋になって少しすごしやすくなると、畑に出る時間が増えて、昼まで寺の庫裡へ帰ってきません。
家の内のいるときは、なにやら持ち出しては、なにやらよくわからない用事を作ってごそごそと動き回りながら10時と3時のお茶の時間を待ちます。

家族(といっても老住職と私だけですが)がそろうと、解散するまでしゃべり続けます。内容は毎回ほぼ同じです。
おかみさんに言わせると、「老住職は耳が遠くなって何も聞こえていない」といっていますが、電話の機械を通したような聞き取りにくい会話が難しい程度で、結構聞こえているはずです。ようするに、せっせとしゃべり続けるおかみさんの話をほとんどスルーしているわけです。
私など、まだ耳がよく聞こえていますから、おかみさんが句読点なく、止めどなく話し始めると、会話が途切れる時を待つしかありませんが、延々と続くので結局ほとんど中座してしまいます。
いずれにしても、お昼や夕食やお茶の時間に同じ話を聞くことになるので、それらを数回繰り返すと会話の内容の全体を把握することになりますから、住職もおかみさんんも私もそう大きな問題はありません。

身体の自由がきかなくなってもよく動くおかみさんが、今年もオノレ生えのシソを畑のアチコチから収穫してきてシソ茶を作る作業を開始しました。
手が動いているうちはとても静かです。

これから、日干し乾燥を続けて、茶箱に入れて保管して、寺と吉田家の1年間をまかないます。
寺は、番茶とのブレンド茶として、檀家や訪問の皆さんにふるまいます。
吉田家は、家族で飲み続けます。
なぜか、おかみさんの作るシソ茶は香り高くて美味しく出来上がります。
おかみさんの汗と唾の混入が味を引き立てているのかもしれません。

IMG_9338.jpg

IMG_9340.jpgシソ葉を適当に切り刻んで、数日間天日乾燥を続けます

[edit]

CM: 1
TB: 0

page top

坂田明トリオジャズライブ速報 

2010/09/18
Sat. 08:00

みなさまへのお知らせ第2弾でございます。
結局徹夜してしまいました。
吉田の苦労をくみとってやって下さいマシ・・・

チケット予約のホームページを作りました。
のぞいてやって下さい。

http://www.iinan-net.jp/~manzen/

石見銀山で皆様にお会いできることを楽しみにしております。

坂田明TRIO_A4_flier_F

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

坂田明トリオjazzライブ 

2010/09/18
Sat. 02:24

久々に坂田さんたちが石見銀山へやってきます。
みんなでjazzにはまりませんか?

9/26
坂田明(sax)  黒田京子(piano)  水谷浩章(bass)

■時  間/Open:16:30 Start :17:00
■チケット/前売:¥3,500 当日:¥4,000
■定  員/150名(全席自由)
■お問合せ/バーボン友の会  担当:群言堂出原(イズハラ)  tel.0854-89-0131

名称未設定 1

備考:チケットは吉田までご連絡ください。なんとかしてさしあげましょう!!

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

秋の久々工房むうあ 

2010/09/17
Fri. 07:46

彫刻家の皆様のおかげで開催できた現代彫刻小品展ですが、お願いついでにもっと甘えさせてもらって、工房むうあartgalleryでの延長展示に切り替えさせてもらった作家の皆様の作品展示がおおよそ終了しました。

夜の間に、雨戸を閉めてゴソゴソと何やら妖しげな音を立てながら部屋の掃除をしたり展示台を移動したりを何日か繰り返し、やっとオープンにこぎつけました。
この間の休日には早速知人が訪問してくれて、賑やかに彫刻鑑賞をしてくれました。

いずれにしても、皆様のご好意が色々な意味での励みになっています。
もうしばらくは、自らの彫刻制作や万善寺の作務などが続く関係で終日openもままならない状態ですが、せめて週末だけでもギャラリーの店番をしようと思っています。
が、早速寺の老住職からタイムリーな呼出しがかかってそれも難しそうです。

「日々是好日」の心境でノリ切ろうと思っています。

IMG_9270.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

湯治場 

2010/09/16
Thu. 09:25

八月の月末あたりから石見銀山にあるアパレル会社でインターンシップをしているM君がもうそろそろ東京の大学へ帰るというので、夕食会をしました。
島根県ははじめてだそうで、松江や出雲大社、境港辺りを観光しただけで、あとはその会社でセッセと毎日色々な仕事のお手伝いをしてきたそうです。
食事会の時に温泉の話しになって、
「せっかくだから半日休みがとれそうだったらつれて行ってあげるよ」ということになって、
早速次の日彼から休みがとれたとの連絡が入ったので、例の「千原温泉」へ行ってきました。

ナント、行ってみるとものすごいお客さん。
駐車中の車は、ワーゲン・ベンツにアウディや県外ナンバー・・ちょとヤバイかも・・と思いつつせっかくだからと順番を20分くらいまって1時間ほど入浴しました。
鄙びた湯治場のオシャレな若女将は、セッセと駐車場整理をしたりして大忙しでした。
こんなことは私の千原温泉デビュー以来はじめてのことです。

5人も入ればいっぱいになる温泉なので、待合室を兼ねた休憩室でひと休みしながら、M君ととりとめもない会話。
「日本人って働き過ぎだと思うんだけど」
「働いていたほうが安心できるんじゃないですか」
「お隣の韓国はもっと働いているかもね」
「そうかもしれませんねぇ」
「ヨーロッパの方はもっとのんびりしてるような気がするなぁ」
「そうですねぇ、みんな定時に仕事切り上げてひきあげますものねぇ。昼休みも長いし」

どの人がワーゲンでどの人がベンツなのかわかりませんが、皆さん千原の常連さんのようでもありました。
皆さんそれぞれ千原の湯に浸かりながらそれぞれの療養をしていらっしゃるんでしょうねぇ。
湯船の底板の隙間から湧き上がる炭酸の泡が身体のそこここをくすぐってとてもリラックスできます。

IMG_9303.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

極楽オヤジ 

2010/09/15
Wed. 00:01

これだからナンダカンダあっても人間やめられません。

効能は以下の通り・・・
島根県もあなどれませんよ!
・・・という事で明日から二人して彫刻制作に励みます。

備考:撮影ーワイフ、モデルーオヤジ、場所ー小屋原温泉、効能ーヤル気になる(何を?!)、特別提供ー写真多数

IMG_9288.jpg

IMG_9278.jpg IMG_9300.jpg IMG_9295.jpg IMG_9297.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

隣の風景 

2010/09/14
Tue. 01:00

このところ、万善寺の用事で頻繁に老住職と会話するようになりましたが、そのせいか「急に老込んでしまったなぁ」と感じる時が増えました。
姉さん女房のおかみさんの方も、すがりつくような視線を私に投げかけることがとても増えてきて、粛々と眼前の事実に向き合おうと努める私の手間を横合いから引っ張ります。
二人ともまだまだ日常の暮らしをこなし、ほぼ決まっている毎日のスケジュールにかろうじてついていっている状態です。
私の方もむやみに手を出したり、過度の親切心を見せたりしないようにクールな付き合いを維持しています。
それでも見過ごすことが出来ないで手が出たり口が出たりしてしまいますが、体罰のことをいっているのではありません。

この度も、老住職導師のもとで鐘つき坊主をさせてもらいましたが、導師の授戒を久々に葬儀の場で聞いたような気がします。
最近の世の常で何事も簡素簡潔に取り仕切ることが増えてきて、仏事の諸々もそのような地域事情で少しずつ親族の内輪事の中に振り分けたりしながら見た目の時間短縮を測ってきたといういきさつがあります。
参列者や手伝いの負担軽減のようなことらしいのですが、私としては釈然としないところではあります。
が、実はそのような葬儀の流れを推進してきた坊主の一人が万善寺住職であったわけです。

その老住職の突然の授戒表白ははっきりいって焦りました。
参列の皆さんはたぶん「今日の葬儀はながいなぁ」くらいに感じられたでしょうが、どうやらそれは住職のボケではなかったようです。
Kさんの奥さんの松子さんは、私が小さい時から万善寺の諸行事の度に台所のお手伝いをしていただいていたベテランで、結婚したてのワイフも事あるごとにお世話になっていた方でした。
きっと老住職には積年の思いがあったと思います。
寺を支え続けてくれた同志が一人いなくなったことへの悲しみとお礼の意味があったのだと思います。

まだまだ残暑が厳しいある日の、そんなこんなの冷や汗モノのドタバタも一段落してから夏野菜などのおすそわけを持って帰宅しました。
何となく寺の一日を引きずりながら、しばらくぶりに裏庭へ出てみると、見事に伸びた隣の庭草。
てのひらに残る鳴り物の感覚が一瞬で電動草刈り機に変わりました。
近所迷惑もかえりみず、朝の涼しいうちに草刈りを済まそうと心に決めたのでありました。


IMG_9272.jpg

IMG_9273.jpg隣の庭

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

三世 

2010/09/13
Mon. 09:21

日常と違うもう一つの世界にワープしたような生活からやっと日頃の暮らしに戻って来れたような気がしながら書類の整理などをしていると、万善寺からの電話でまた心が乱れ始める。
自分が何人もいないとやりくり出来ないような気にもなってきてなかなか落ち着きません。

とりあえず、身の回りの必要なものをかき集めてノートパソコンをもって寺までかけつけると、狭い境内には葬儀社のテントが張られていポンコツ君の居場所もない状態。
ついこの前までは、地域の葬儀は地域の住民が集まってお手伝いしていたものですが、寺の周辺も寄る年波には勝てず、結局はJAの葬儀社にお願いすることになってしまいました。
葬祭のお手伝いが出来なくなるほど、住民は高齢化し、働き手の人口も減り、嫁さんや女手の数も減ってしまったということです。
そういえば今年の夏は寺のある自治会でも空き家が増えていました。
つい50年前の私が少年時代には考えられなかったことです。
その後、住職がバイクに乗るようになると、世間はのきなみ自家用車が増えて、国道も整備され、だんだん暮らしが便利になって、一方で田畑が荒れ地になり、イノシシやたぬきが増え始め、気がつくと人がいなくなって空き家が増えている。
たった50年の歳月はここまで周辺の暮らしや風景を変えてしまいました。

最近は、自分の関係書類のほとんどをパソコンに入れているので、筆記用具も持ち歩くことが少なくなりました。
今も書類の中をつつき回して引導のひな形を用意して、紙に書き写したところです。
一方では便利な時代にもなりましたが、なくしてしまったことも多いようです。

いろいろデータをかき回していると面白い写真をみつけました。わが家の老犬が今より少し若かった頃のもの。
現在の彼の頭には白い毛がはびこっていますが、写真を見ると茶色だったんですね。
時の流れを確認できたような気がしました。

IMG_1203.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

不飲酒戒 

2010/09/12
Sun. 09:51

なかなか秋にならない島根県ですが、見た目は正直なものでチャクチャクと秋になっています。
何か人事(ひとごと)のような感覚ですが、世間は毎日新しい一日をくり返しています。

このところのドタバタは吉田にとってみれば人事(ひとごと)の毎日をもう一人の吉田がクールな目で見ているような客観性があって、いまひとつ手放しでノリきれないジレンマがチラホラ見え隠れしていましたが、そのような問題の起点はどのあたりあるのだろうかと漠然とした思いをめぐらしながら昨夜の痛飲がぬけきれないまま9号線を東進していると、世間の暑さが(ひとごと)のような秋空が日本海に広がっていました。

彫刻展の事後処理を1つずつ片付けていると、気がつかないうちに当事者のノリを共有するところの温度差を測りながら行動している自分の了見の狭さに気がついたりして、そんなちっぽけな自分を反省したりもしながら眼前の事実に向き合っています。

そんな一日の日が暮れる頃、万善寺の住職から訃報が入りました。
同じ自治会のいちばん端っこのkさんの奥さんが亡くなったということです。

長い間闘病生活を続けていた息子さんの奥さんを亡くしたのがチョット前。
母親代わりで孫の面倒を見つづけてやっと手も離れて一段落したと思ったら自分の病気がみつかってそのまま入退院の繰り返しの日々。
とにかくゆっくりと休んで彼岸の岸まで楽にたどり着いていただけるよう願いながら「不飲酒戒」のイマシメを恥じつつ万善寺へかけつけたしだいです。

これから、当分の間Kさんの奥さんの彼岸への旅立ちのお伴をさせていただくことになります。
さてさて彫刻の制作開始はいつのことになるのでしょう。
こればかりは「人事」ではすまされません。

IMG_8621.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

現代彫刻小品ウエブ展IN石見銀山開幕 

2010/09/11
Sat. 03:44

皆様、吉田はとてもねむとうございます。

鼻水は出るし、クシャミは出るし、涙は出るし、汗は出るし、このところ期限付きで寝室になってしまっている四畳半のオヤジの布団できーぽんがヨダレを流して寝てるし、こんな生活は身体に良くありません。

だから、この間から夜も寝ないでいっきに無理やり標題のホームページを作りました。
動作確認がまだ不十分です。
CPUの関係でかなり動きに差がついてしまうと思います。
jpgの画像だけで軽く200枚以上は詰め込んでいます。
そんなわけでとても見難くてイライラするホームページになっているかも知れませんが、「田舎時間」感覚でメチャクチャ暇な時にでも気長にのぞいてやってくださいませ。

http://tetujin.juno.bindsite.jp/sculpture/index.html

もう夜が明けそうなので寝ます。おやすみなさいませ。

IMG_0922.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

現代彫刻小品展IN石見銀山情報最終回 

2010/09/10
Fri. 09:06

2ヶ月以上の長い間、お付き合いいただいた皆様、大変ありがとうございました。

おかげさまで搬出作業も無事終了し、展覧会の公的事業がほぼ終了しました。
これからは、自らの彫刻制作、工房むうあartgallery秋バージョンの展示替えなど、気持ちを切り替えて次の目標を追いかけていきたいと思います。

関係の皆様には今後「田舎時間」をフル活用して展覧会結果をご報告させていただきます。
近日中に、ウエブギャラリーを立ち上げます。
次のお知らせを楽しみにお待ちください。

IMG_9261.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

現代彫刻小品展IN石見銀山情報その18 

2010/09/09
Thu. 00:23

心配していた台風もおかげさまで大きな被害もなく通り過ぎ、彫刻展最終日は気温も平年並でとても過ごしやすい1日となりました。

出品作家の皆様にはとても一言ではすまされないくらいの多大なご協力をいただき、とりあえず大きな事故や損傷もない状態で最終日を迎えることが出来てホッとしています。

この10日間我ながらよく緊張感が持続できたものだと、ひとごとのように感心しています。
といっても、そんなたいした仕事をしているわけでもなかったのですが、さすがに慣れない接客はもうそろそろ限界に近い状態ではありました。

これから、もろもろのデータをまとめつつ報告書の作成にはいりますが、ひとまずおおよその結果をお知らせしておきます。

1)会期:11日間
2)天候:2日ほど雨が降るも連日強烈な暑さ
3)来場:約400人
4)会計:予算約40万円、決算只今計算中だけどピンク色が見えはじめたところ・・・
5)分析:来場者数の予測はほぼ的中。DM・メディアなどの広報活動好反応。

ご来場のお客様にはとても勇気づけられました。前向きに次回企画を検討する素材をいただいたような気がします。

IMG_9256.jpg

[edit]

CM: 1
TB: 0

page top

台風見舞い・・かな? 

2010/09/08
Wed. 09:42

とても元気な太平洋高気圧のおかげなのか、今年は台風がまだ1ケタ。

雨が降ると雨漏りがするし、風が吹くとモノが飛ぶし、吉田家の営繕をしておかないとマズイなと思いつつ、目先の用事を優先しないとだんだん溜まって身動きが出来なくなることが目に見えているので、「ワイフに悪いことをしているなぁ」と感じつつ、展覧会場のお休みに合わせて一日マッタリとヒキコモリ事務をしようと決心し、まずは左手のおともが必要と、コーヒーメーカーのスイッチを入れ、愛用のマグカップを用意し、ついでにグッピーにおはようの挨拶と朝ご飯をあげて、準備万端、何時でもデスクワークに入れる状態をキープしたところで、ケータイが鳴ってしばらく話して、終ったら自宅電話が鳴ってまたしばらく話して、終ったところにノリちゃんが会場受付の報告に現れて、「丁度コーヒーも入ったところだし、一杯飲んでク?」ということになって、久々に水入らずの積もる話もあっておおいに盛り上がり、気がつくと10時のおやつの時間をとっくに過ぎていて、これはイカンとノリちゃんがそそくさと退散し、やっと仕事に入れるとマグカップ片手に四畳半書斎へ移動し、パソコンのメインスイッチをオンにしたところで我慢しきれずに大きなクシャミが連続3発。
キーボードにコーヒーでもこぼしてしまったら取り返しの付かないことになるので必死でマグカップをかばいつつ、不安定の姿勢はたてなおす余裕もなく、結局モニターの画面いっぱいにヨダレの霧が降りかかり、とてもキレイな虹色の霧粒がキラキラと輝いて一瞬時間が止まった状態。
ひとまず最悪の状態は回避できたものの後始末にエライ時間がかかって結局仕事にとりかかったのがお昼前。その後もしばらくの間モニター画面のアチコチで虹色のスジがチラチラ見えて画像の切り抜き作業がとてもやり難いと思っていたら、マタマタ鼻がムズムズしてきて、気になりだしたらよけいに気になってしかたがなくなって、ゴソゴソと手鏡を探しだしてのぞいて、久々にマジマジと自分の顔を見たことにチョット感動しつつ鼻の穴を良く観察してみたら、鼻毛がやたら伸びていることに気付き、原因はこれかと納得してビクトリノックスを持ち出してプチプチと切っていたら、本当の原因を見つけました。
とんでもなく上へ向かって伸びた一本の口髭が鼻の穴に入り込んでいたのです。
ノリちゃんは吉田の口髭が入った鼻の穴を見ながら話し込んでいたんですね。

そんなこんなのドタバタをしていたら、タイミング良く例のジローキー氏から台風見舞いが届きました。

~「ジローキーの世界その4」~

タイトル:「豊満形影」
撮  影:匿名ジローキー
勝手寸評:
人類起源を思わせる雌雄相対的見解認識の是非が問われるほどの快作である。
あえて評者的解釈を述べさせていただくならば、たまたまもしくはタマタマもしくは玉玉もしくは珠珠もしくは球球の連鎖が凛とした有機体の存在感を支え、健気ささえ感じさせる力強い直線の交差に呼応する緊張感のある曲線もしくは曲面の配置と質量の絶妙なバランスは被写体の内面を鋭く見据える眼力の勝利といえよう。


061.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

おそるべし大森小学校 

2010/09/07
Tue. 10:57

ノリちゃんが会場受付を変わってくれたので、お礼かたがた大森小学校へ子供達の絵を受けとりに行ってきました。

担当の先生が、
「子供達が覚えている間にチャッチャッと片付けておいたほうが良いと思いまして・・。大きな声では言えませんが丁度管理職も会議で留守ですし、一日図工の時間にしてしまおうと・・」
と、軽いノリで話していらっしゃいましたが、子供達は実に見事に彫刻のスケッチを描き上げて、その上感想まで書いてくれていました。

なかなかのスピード感で、時代の流れを体感した気がします。
と同時に、1年生から4年生までで12人しかいない極小規模のアットホーム的小学校だからできるフットワークの軽さを痛感しました。
コンバット世代のオヤジとしては、現場軍曹のひらめきで瞬時に作戦を切り替える戦略の痛快さがオーバーラップして、スケッチブックの絵を見ながら不覚にもウルッとゆるんだ涙腺のたて直しに苦労してしまったしだいです。

私にも一応少年時代があったわけですが、小学校の低学年は担任の先生が図工を指導してくださって、中学年になると教頭先生に替わってそのまま6年生を卒業するまで続きました。
その教頭先生は特にその道のプロでもない普通の先生でしたが、とてもわかりやすく絵のことや色のことや道具の使い方などを教えてくれました。紙の裏表の見分け方や鉛筆の持ち方や消しゴムの使い方、ナイフの持ち方削り方などはその時に覚えて今に至っています。

四畳半の書斎で子供達の描いた絵を整理しながら久々に昔のことを思いだしました。
台風も近づいている展覧会最終日はどのような一日になるのでしょう?
調子の悪い足であと一踏ん張り・・・といったところです。

IMG_9252.jpg

[edit]

CM: 1
TB: 0

page top

現代彫刻小品展IN石見銀山情報その17 

2010/09/06
Mon. 08:46

展覧会情報もいい加減に飽きてしまった方々も多数いらっしゃると思いますが、せっかくですからなりゆきと惰性で今しばらくお付き合いください。

会期最後の日曜日は流石に駆け込み入場が目立った一日でした。
開場時間も30分近くオーバーし、カフェのお姉さんに申し訳ないことをしてしまいました。

一方、展覧会事務の方は、遅々として進まず、会計処理が80%程度、ウエブ展覧会への移行作業は30%くらい・・といった状態です。
これから諸々の請求書を片手に金融機関を一巡し、受付を快諾してくれたノリちゃんにバトンタッチしてから作品返送の支度にとりかかろうと思っています。

ウエブ展覧会用の作品写真もプロにお願いする余裕などありませんから、作家さんに叱られるのを覚悟で吉田が撮影したものを加工中です。
報告書も作らないといけませんが、ひとまず「田舎時間」でノリ切ろうと思っています。都市部に居住の皆さんはイライラしながら報告書の到着をお待ちいただくことになるでしょう。

IMG_9228.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

現代彫刻小品展IN石見銀山情報番外編 

2010/09/05
Sun. 00:11

吉田家から工場までは石見銀山から日本海へ向かって車で5分ほど走ります。
トンネルを越えてひと山下ったところに浄土真宗浄光寺があってそこの角を曲ると工場方面です。
その寺の近くの温度計が朝のうちから37度。
9月に入ってこの気温はさすがに異常といってもさしつかえないでしょう。

展覧会の会場は、今時珍しくエアコンが稼働していません。
個人的にはこういう設定も十分圏内でなんの問題もないのですが、流石に観光さんは冷房を求めていらっしゃる方も多いようで、チョットのぞいて業務用扇風機に気がつくとUターンされる方々をよく見かけます。
自分の工場など、扇風機を使うと溶接のガスが拡散してしまうので常設もされていません。

その常温空調の「カフェのぼせモン」は、キレイなお姉さんがほぼ一人で切り盛りしていらっしゃいます。
石見銀山辺りではばひろく通用している「お姉さん」ではなく、正真正銘全国通用バージョンの標準常識的「お姉さん」です。
このところ、会場の開場からほぼ一日一緒にいるので、何げなく切り盛りぶりを拝見していますが、とてもクールでテキパキとしたキレの良い働きぶりには感心させられます。
今でも十分若い彼女は、もっと若い頃から私のことを知っていたようですが、当の吉田は記憶なし。大きな声ではいえませんが残念です。

さて、そのカフェに毎日いると、ついつい美味しそうなコーヒーやカレーや香ばしいニンニクのにおいが漂ってきて、食欲が刺激されてしまいます。
欲に打ち勝つには、まずその欲の根幹を知る必要があるわけで、気になっていた諸々のポイントをほぼ制覇することが出来ましたので、皆様にご報告させていただきます。
まだ展覧会をご覧になっていらっしゃらない皆様方のために特別番外編として「鑑賞セットコース」をご用意いたしました。

1)おすすめ「深煎りコーヒー」・・・暑い時にはやはり熱い一杯がはずせません。
2)夏のカレーは「梅カレー」・・・・スッキリさわやかカレーはクセになりそうでチョット怖い。
3)ブランドブタの「石見ポーク丼」・石のブタの冷たい視線をあびながら食べる心地よさが最高。
4)濃厚ズッシリ「チーズカレー」・・あなどれない隠し味でけっこう腹にズッシリ。

IMG_9173_20100904231256.jpg

IMG_9226.jpg IMG_9227.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

現代彫刻小品展IN石見銀山情報その16 

2010/09/04
Sat. 08:26

展覧会も折り返し点を曲り、ラストスパートに突入したところです。

大森小学校の子供達が会場にやってきてくれて、吉田のつたない話しをそれでも熱心に聞いてくれて、スケッチをして帰っていきました。

全校12人で5・6年生のいない小学校ですがみんな元気に学校生活を送っています。
保護者も少ないので草刈りなどの奉仕作業の時は私もお手伝いしています。

小さなお子様をお持ちの若いご家族のiターン大歓迎。
空き家も仕事もありますから何時でも相談に乗りますよ。

IMG_9198.jpg

IMG_9205.jpg IMG_9222.jpg

[edit]

CM: 1
TB: 0

page top

助っ人!きーぽん 

2010/09/03
Fri. 08:47

本日も綱渡りの連続で、日頃から計画性もなくなりゆきでノリきる吉田の性格がモロに表われた一日となりました。
結局は、不甲斐なくも末娘のきーぽんに助けられてひと時の睡眠を確保することが出来たしだいです。
きーぽんの背中に天使の羽が見えたような気がしました。

という事で、大森小学校の子供達へ彫刻のお話しをすることになったのでギリギリまでその資料作りをしていたわけです。

ナント、気温上昇で大田市が全国第3位の好成績をおさめ、資料作りのパソコンもヒートアップし、今になってヘソを曲げられても困るので冷房や扇風機の至れり尽くせり。
ひと時の涼を求めて四畳半に入り込んだきーぽんはそれで運のつき。
油の抜けきった私の指先のモタモタさ加減に仏心の目覚めたきーぽんが、見るに見かねて助っ人してくれました。

これで大森小学校の展覧会見学は成功に一歩近づいた気がします。

IMG_9176.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

2010-09