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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ジローキーからの手紙 

2010/09/22
Wed. 08:57

展覧会が終ったと思ったらまた秋の展覧会。
チビチビ造りためておいたパーツを彫刻に完成させる作業は、楽しくもあり苦しくもあり・・
完成の不安を意識しつつ脳味噌がネジレルほどかたちを絞り出している時の感覚がなんとも快感で、一人パーツを見ながら半日一日と過ぎる日々を布団の中まで持ち込んで、ウトウト眠りにつくチョット前のボォーっとしたあたりで遠くの方からボンヤリと見え隠れしながらかたちの実態が自分に向かってやってきてるなぁと意識しはじめたあたりで眠りの渕に吸い込まれて気がつくと次の朝。
そんな毎日が何日間か続きながらかたちがしだいに実態にかわり作業が仕事になり制作に変わる頃は額を流れる汗も気にならなくなる。
年に何回かあるその数日間は私にとって自己の精神の開放と現実逃避の浮遊感を身体全体で感じることが出来る貴重な日々なのであります。

その日も、心地よい肉体の疲労と不安の錯綜のなかで目覚めはじめていたら、突然の轟音が頭上で轟きはじめ、何事かとビックリして跳ね起きるとバケツをひっくり返したような雨。そういえば昨日あたりからメチャメチャ蒸し暑かったなぁと天候の変化を思いだし、2度寝するほどのゆとりもなく、そのままメールチェックをしていたらまたまたタイムリーなジローキー氏からのメール。

ブログの更新も日々のネタが止めどなく増え続け、ボツ記事にするのも忍びなく大切に保管しながら登場の機会をうかがったりしているところへ横合いから割り込んでくるジローキー氏のネタは、あまりにも衝撃が面白すぎて待機優先順位が途端に跳ね上がってしまいます。

という事で・・・・~「ジローキーの世界その5」~

タイトル:「鉄気ですかぁ!?」
撮  影:匿名ジローキー
勝手寸評:
ややもすると人事(ひとごと)でやりすごすことがめっきり多くなって「不邪淫戒」の戒め脱却の境地から一瞬にして現実世界に引き戻される此岸の煩悩パワーを思い知らされるほどの力強い曲りと色艶に視線をそらすことの出来ないまでの求心力を感じさせる被写体に臆することなく立ち向かう撮影者に修羅の狂喜すら感じる快作である。

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2010-09