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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

点眼 

2011/03/08
Tue. 02:25

点眼といっても目薬をさすことを云っている訳ではありません。
しかしながら一方では、このところの杉花粉飛散でワイフの目はうさぎさんになっています。
とてもかわいそうだとは思いますが、私にはどうしようも出来ません。

という訳で、属に仏教界で云うところの「開眼(かいげん)」のことを万善寺では「点眼(てんげん)」と云っている訳です。
ザックリというと「御仏の魂を迎え入れる」というような意味合いになります。

絶対必ずと云う訳ではありませんが、万善寺ではおおむね四十九日の当日に白木のお位牌さんから塗り物に替えて祭壇の新仏さんをお仏壇に迎え入れてご先祖さんのお仲間入りをしていただく日としていて、そのための仏事を改めて行ったりしています。

最近では、このような節目の仏事もずいぶんと簡略化されたり、坊主不在の当家だけで済ませてしまったりすることも多くなりましたが、昔ながらの流れで云うとやはり此岸の暮らしに気持ちを切り替えるための節目の行事にもなったりして、何かにつけて欠かすことの出来ない大切な仏事でもあった訳です。

「南無如来 応供 正偏智・・・・」

三瓶山脇のご来光は点眼の日にふさわしく、とても美しく光り輝いておりました。

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2011-03