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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

新命正純 

2011/05/21
Sat. 03:10

寺にいると、着るものは改良衣か作業着、履物は雪駄か長靴の暮らしが続いて、めったにまともな洋服を着ることがありません。
それに、本堂の荘厳など寺内の用事は作務衣ですませたりしていて、愛用のリーバイスが淋しがっています。

そんな毎日ですが・・・
少し離れた集落の真宗施主さんから観音堂の移転撥遣や地鎮祭などのお話をいただいて、この間からその打合せでチョクチョクおじゃましたりしています。
この度は、地鎮祭に向けた移転場所の下見や法式の準備などのことで出かけたのですが、その施主のご主人はとても耳が遠くて、玄関先で訪問の声をかけてもなかなか反応の返事が返ってきません。
在宅なのは分っているので、何度も大声で呼びだしていると、かえって隣の家から何事かと様子見にきたりします。
やたらと大きな声で話していると携帯が鳴りはじめ、出て見ると寺のおかみさんから。
檀家さんのご主人が亡くなったという知らせでした。
そのまま出先から当家へ移動してお悔やみもそこそこに今後の打合せをすませて帰宅すると、早速老師がドタバタと先走ってもろもろの準備などしたりしています。

外から見ると、静かで香のかおりが何処からともなく漂う落着きのある坊主の暮らしを想像していらっしゃることでしょうが、内情はアッチヘいってもコッチヘいってもとてもうるさくてにぎやかな毎日を過ごしているのです。

しばらく石見銀山で寝ていませんでしたが、またその機会を逸してしまったようです。
タンスに仕舞われた法衣はしばらくぶりの風通しとなって、喜んでいることでしょう。
老師夫婦も久々の仏事で行動もはつらつして目が輝いております。
ワイフは淋しいのでしょうか、嬉しいのでしょうか?

老師をつれて枕経を読みに伺った後、法式の次第や中陰表などを作成していたらアッというまに時間が過ぎていました。
高齢化集落の末寺の新命正純もそれなりに役に立ちはじめているようですが、このところアチコチで大声を出し続けているせいか少し疲れ気味です。

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2011-05