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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

おひさしぶり 

2011/07/22
Fri. 03:04

石見銀山は、台風も通り過ぎてスッキリと晴れわたる・・・どころか、梅雨に逆戻りしたように一日中シトシトと雨模様。
町並みを歩く観光さんもまばらでとても静かな終日でした。

お昼の受付をワイフが変わってくれたので、急いで昼食を済ませて会場受付にもどって椅子に座っていると、体中の血液が胃袋あたりに集結して脳味噌が酸欠状態。
時折スレート屋根を叩く大粒の雨が子守歌になってウツラウツラしていると、目の前に現れたのが4年ぶりのY君。

高校の頃は夏休みの美術講習で石彫に取組み、大学が決まるとまだ寒い3月から学校裏の空き地に1トン近い地元でとれる福光石を持ち込んで、雨の日はカッパを着込んでコツコツ手彫りで刻みはじめ、夏休みの帰省中はお盆も返上して彫り続け、つごう半年近くかけてとても奇妙な3次曲面が連続する抽象彫刻を完成させると大学のある横浜へ帰っていきました。

私の曖昧な記憶を辿るとそのあたりで途切れているので、この度の再会はそれ以来になります。

結局彼は、大学在学中も小さい頃から描き続けているマンガをそのまま継続し、一方で彫刻の制作も基礎から勉強し直し、等身大を完成させて卒業したそうです。

久々の再会で何となく自分の学生時代のことも思いだしたりして、昔話が止まらなくなってしまいました。
彼の方はマンガの取材も兼ねた帰省中で、これから横浜の暮らしに戻るまでの貴重な時間だったはずなのに、嫌な顔もしないでニコニコと私の長話に付き合ってくれてとても感謝しとります。

最近は、データ通信で原稿の送受信が出来るようになった関係でしょうか、何故か島根の私の周辺にはプロの在宅漫画家が結構います。
彼も、はやくその道で暮らせるまでのプロフェショナルになってもらいたいものです。
そして、嫁さんでもつれて島根に帰ってくれるとうれしいな。

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2011-07