工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

三江線 

2011/08/31
Wed. 03:38

三江線は、島根県の江津市と広島県の三次市を江の川沿いに結ぶ単線です。

私の生まれた地域、つまり万善寺のあたりは鉄道がないので、小さい頃は江の川沿いに走る路線バスに乗った時だけ線路と列車と小さな駅を見ることが出来ました。

もうずいぶん前のことになりますが、縁があって4年間だけこの三江線沿いの町で仕事をさせてもらったことがあって、毎日踏み切りを渡りながら通勤していました。
その町には、県下に幾つかある警察の本署があって、毎朝夕、朝礼と終礼のために管轄地域の交番や駐在所からお巡りさんがかけつけます。
月の月末になると、三江線の線路脇に踏み切りの一時停止違反を取り締まるネコちゃんも現れます。
それでなくても人口の少ない島根県で、その中でも1・2を争う過疎地域なのにお巡りさんの人口密度は比較的高かったりして、私なども何かにつけてあれこれとお世話になったことも多かったところでもありました。

この間、用事があって万善寺からこの三江線沿いを北上して日本海沿岸まで往復してきました。
めったに見かけることのない列車とたまたますれ違ったりして、久々の少年時代を思いだしたりして、ワクワクしながらのドライブになりました。

最近は、経費削減でほとんどが無人駅になったりして淋しくなる一方の路線ですが、地域の高齢者や学校に通う子供達の生活路線として欠かせない存在でもあります。

機会があって、私に元気があれば、この路線とホームを使った彫刻展をしてみたいと考えています。

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家族風呂 

2011/08/30
Tue. 07:51

ワイフの○○回目の誕生日だったので、石見銀山吉田家から車で約30分の秘湯まで行ってきました。
途中、県外ナンバーとすれ違ったりして、4つしかない家族風呂を少し待たなければいけないかとも思いつつ到着すると、福山ナンバーが1台きり。

ワイフと相談して奥から2番目の風呂に決めました。

夏の間中別居生活が続いていたので、暮らしの溝を埋めるようにとりとめのない会話を交わしつつ約1時間。
このところ、若干悪化している腰痛も少し和らいだような気になり、お肌もスベスベになったような気もします。

その秘湯は、冬になると命がけの道中になるほど雪が降るところなので、春から秋にかけての時期しか行くことがありません。
この時期の難点は、二酸化炭素や炭酸も少々含まれているようなので、アブや蚊などのムシが人間の血を求めて寄りついてくることです。
それを我慢すれば、極楽です。

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コンコンと湧き出る源泉は、そのまますぐ下の渓流へ

IMG_0278_20110830075347.jpg2人で入るのにちょうど良い大きさ

IMG_0280.jpg天上はこんな感じ

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夏の部活動 

2011/08/29
Mon. 08:34

夏の間中、キーポンの通う大田第三中学校吹奏楽部は島根県大会から中国大会まで出場を果たし、結果、みごと最優秀校として表彰を受けることが出来ました。

吉田家では未だに甘えん坊のおこちゃまキーポンですが、トラックの楽器積み下ろしやステージでの姿を見ていると、本当にチキンオヤジの子供なのだろうかと疑ってしまうほどの落着きぶり。

演奏後の保護者さんへの挨拶も、
「幾つかミスはありましたが、いつも通りの演奏が出来たと思います!」
などと浮かれぎみの大人どもを相手にクールに語ったりしていました。

ひとまずキーポンの暑い夏が終ったと思うでしょうが、実はこれから数日間、もっと過酷な暑い夏がやって来ます。
いわずと知れた、宿題の山。
秋の体育祭に向けた準備。
ついつい爆走してしまうクラス男子達とのバトル。

秋風の吹く頃には、またまた一回り大きく成長したキーポンを見ることが出来るでしょう。

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石がふくらむ 

2011/08/28
Sun. 03:43

本堂裏の狭い庭に迫るようなかたちで裏山が続いているのは、寺を現在地に移築の際、その場所を切り開いて最小限必要なだけの平地を作ったからです。

万善寺のあるあたりは農業と林業が盛んだったので、人間の方はそのどちらへも影響の少ない場所へ家を建てて、つつましく暮らしていた時代のことですから、寺といっても例外ではなく、山肌に張り付くような感じで建っています。

寺の周辺は、表層の腐葉土を取り除くとすぐ下が真紗土の層で、その中の所々に大小の玉石が入り込んでいるような所です。
裏山を水源とする湧き水が、地下水になって谷川方向へアチコチから流れていきつつ、所々で地表に現れたりして湿地を作ったりしています。

7~8年前に松くい虫で枯れた松の木が危険だからという理由で、老師夫婦が相談して、本堂裏の斜面一帯の雑木も一緒に切り倒しました。
寺への日当たりは若干よくなったものの、どうやら地下を流れる水の道が変わってしまったようで、それから本堂裏の石垣がどんどんふくらんできます。
このままにしておくと、最近流行のゲリラ豪雨でその石が抜けて本堂が破壊されるでしょう。

今の時代に、このような石組みを改修することは、人手も技術もなかなか簡単には揃いません。
自然の力は計り知れないものがあります。
何とかしなければ・・と思いつつ、一方で名案が浮かぶ訳でもなく、気ばかり焦ってきます。
年と共に心配の種が増えるばかりです。

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なっちゃんの手 

2011/08/27
Sat. 07:09

吉田家長女のなっちゃんは、東京で働きながら一人暮らしをしています。

小さい時から負けず嫌いで、一つ年上の兄ちゃんと一緒のことが出来ないと、とても悔しがってよく悔し涙を流していました。

一方、心とお肌はオヤジに似てデリケートで繊細なので、水や洗剤を使うことの多い今の仕事で、白魚のようななっちゃんの指がひどい肌荒れになって収集のつかない状態になってしまったようです。
さすがにそのままほったらかしにしておくことも出来ないので、久々に取れた先日の休日を利用して病院へ出かけたそうです。
結局は今のような仕事を続けているといつまでたっても直らないようなことをドクターから言われて、色々な塗り薬を試すようになりました。

業務上の問題なので職場の上司に文句を言えば言えるような気もしますが、それもしないで何とかやりくりしながらコツコツ働いているなっちゃんを見ると頭が下がります。

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蜂の巣 

2011/08/26
Fri. 06:32

檀家さんの役員会が終った後、その中の1人から電話が入って、それでやっと蜂の巣が本堂の軒先に出来ていることを知りました。
今年は、島根県奥部の檀家さん方の研修会と総会の会場が万善寺になっているので、その準備を兼ねた会合が何回か行われていますが、どうやらその時に発見して頂いたようです。

本堂の軒下は、もう何年も前から赤バチがよく巣を作っていて、老僧などは鐘をつく度に坊主頭をさされたりして、結構大変だったようです。
さすがに庫裡の玄関脇に巣を作った時は、近所のおじさんにお願いして退治してもらいました。

さて、約100人が集結するその会合は、あと1ヶ月後に迫っていますが、それまでにどれだけ大きくなっているのでしょうか。
駆除をするかどうかも、次の会合の議題になりそうです。

私の方は、100人もの高齢者が集まって、本堂の座が抜け落ちないだろうかと、そちらの方を心配したりしています。
お盆も一段落したと思いきや、また次の問題が涌いてきました。
なかなか気の休まることがない毎日が続いています。

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夏の思い出 

2011/08/25
Thu. 00:45

先日友人の娘さんが電話してくれて、10月から島根に帰るとのこと。

昔は家族ぐるみでキャンプをしたり、お宅の迷惑かえりみず朝まで飲み明かしたり楽しいお付き合いをしていましたが、年とともにだんだん会う機会も減って、最近は幾つかの思い出の一つで記憶の何処かに仕舞われたままになっていたところです。

その娘さんは、就活もちゃんとしていて、今度採用試験を受けるのだそうです。

私の愛娘ノッチはさてさてどうなることやら・・・
一度しかない人生ですから、あまりとやかくは言いませんが、後になって「ああすればよかった・・」などと後悔はしないようにしましょうね。

in中華街~中国人観光客風に~・・・高校の友達と横浜へ
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大学の友達とビアガーデン♡・・・何故かノッチはハーフ&ハーフ
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うらやましいヤツ 

2011/08/24
Wed. 07:29

このところの吉田家はオヤジ不在が続いていて、家族はさぞかし淋しい思いをしているのではないかと心配しているのですが、まんざらそうでもない様子。
逆に、ひとりでジジババ相手に寺暮らしをしているオヤジを気遣ってくれているかどうかは定かではありませんが、3人の娘達からは、マメに写真メールが届いてきます。

今回届いたのは、キーポン激写の吉田家最長老推定年齢90歳の老犬爆睡スナップ。

メールを開いた時、思わず、
「あぁ~、遂に我が家の長老もおだぶつか・・」
と思って、正直ビビりました。
その位のだらしなさで眠りこけています。

その老犬、どうやら厳しいひと夏をこのまま調子よく乗り越えそうなようすです。
すでに何度も心臓発作を起こし、その度にマッサージで甦っているゾンビのようなヤツです。
シーズンになるといまだに「クークー、キャンキャン」とメスのフェロモンを追いかけてうるさくてやれません。

もろもろオヤジとしてはうらやましいかぎりです。

眠りながら夢の中で歩いてます。曲った後ろ足が何ともオチャメ。
写真1

自分の後ろ足をだっこして寝てます。だれを抱いてるつもりなんでしょうかねぇ。
写真

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昼休み 

2011/08/23
Tue. 13:12

特別忙しい訳でもないのに、あれこれ用事を片づけていたら1日がいつの間にか終ったりしています。

2・3日前にノッチからiPhone写真が届いていて、このまま捨て置く訳にもいかないと思いつつ、次第に過去のデータになりはじめたので、久々に都合をつけて作ったお昼休みの気晴らしで、追加の記事を用意してみました。

iPhoneのカメラ性能もなかなかのものですが、地デジ対応テレビのきれいさに目を見張ります。
一昔前のにじんだようなアナログテレビだと、ここまでのだらしないぬりかべには見えなかったでしょうに・・
性能が良すぎるのも考えものです。
何事も分相応。
のっちクラスのおねえちゃんからクオリティーでつっこまれるぬりかべさんがかわいそうです。
・・とは言え、クオリティーをつっこむのっちの観察眼もなかなかのもの。
よっぽど暇なのでしょうか?
世間の学生さんは就活とやらで忙しそうですけど・・・
↓↓↓↓↓↓↓↓
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24時間TV中継の鳥取の水木しげるロードより~ぬりかべ~
※クオリティーの低さに注目!!

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三原谷のホットなオヤジ達 

2011/08/23
Tue. 07:36

ボーズ仕事の間隙をぬって三原谷へ行ってきました。

早朝4時出発→田んぼイベント企画会議→大栄町でスイカゲット(1500円)→夜7時半万善寺着。
寺に着くと待ちくたびれた老師夫婦のSF会話が炸裂し、当方チンプンカンプン。
お土産に奮発したスイカの影が一気に薄くなりました。

なかなかジジババの呪縛から抜けられません。

一方、三原谷のオヤジさま方もとても元気。

10月のイベントに向けて、田んぼの収穫の話しや、草刈りの話しや、強大な銀杏の木の話や、伊勢湾台風で流された大森小学校の話しまで色々寄り道して、絶妙な間合いを挟みながら、ひとまず、吉田の企画提案とイベントサイドの現実的問題点のすり合わせをキッチリすませ、田んぼの現地視察まで同行して頂き、またまた、お百姓さんのプロフェショナルな会話が飛び交いつつ、予定された時間を1時間半延長し、無事に1歩前進した会議となりました。

お寺のことも心配ですが、何とか三原谷イベントも成功させたいと思います。

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IMG_0133.jpg鉄橋から鉄筋コンクリートの橋に変った山陰本線の餘部
IMG_0138.jpgハワイ(トットリの)はどしゃ降り
IMG_0154.jpg久々の宍道湖は小雨模様

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三中サマーコンサート 

2011/08/22
Mon. 00:31

キーポン中学生最後の夏休みも、そろそろ終ろうとしています。

今年は、老師夫婦の急激な老込みもあったりして、私の方は万善寺缶詰状態。
三度の食事で交わされる、過去と現在が錯綜したSFドラマ並の会話になかなかついていけないまま、私の夏も終ろうとしています。

そんな中、例年になく涼しい夜のサマーコンサートが、三中体育館で行われました。

三中吹奏楽は、このところ島根県の吹奏楽コンクール小編成の部で最優秀をいただいていて、部長のキーポンもさぞかし緊張しているだろうと思っていたのはどうやらオヤジだけだったようで、本人はいたってクールでマイペース。
顧問の先生との噛み合わない会話をそのまま大会まで持ち込み、この度もそのノリで何とも間の抜けた司会ぶりを披露しつつ、1時間半のサマーコンサートを乗切りました。
オヤジが作った破れ半鐘のアームもなかなかいい感じで溶け込んで、何とも言いようの無いビビった半鐘の音も体育館に響き渡り、中国大会へ向けてこれでいいのか?と心配してしまうほどの緊張感の無いリラックスした楽しいコンサートでした。

万善寺から老師と2人でかけつけて鑑賞させてもらいました。
老師はことのほか喜んで、アンコールの合唱も音階を上手にとりながら大きな声で歌っていました。
何時まで覚えていてくれるか分りませんが、久々に楽しい夜になったようで何よりでした。

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寺暮らし 

2011/08/21
Sun. 07:06

7月の後半から続いたお盆行事も、やっと先が見えてきたところですが、それでもこれから9月半ばまでポツポツと外回りの仏事が無いわけでもありません。

このところ、世間のお盆を過ぎたあたりから、急に天候不順がやってきて、夏の暑さは何処へやら・・
天気図を見ると毎日のように傘マークがついています。

そんな中、50年と150年の年回法要のお宅があって、またまた角塔婆を2本、老僧に書いてもらいました。

島根の田舎は坊主の暮らしも都市部のように割切ったお付き合いが出きる訳でもないので、いろいろな場面で「無財の七施」のお付き合いをさせていただいています。
「ここでその七施を言ってみろ!」・・と言われても私のようなナンチャッテボーズにはスラスラ言える訳でもありませんが、ようするに摘んで言うと昨今常識となりはじめたあの「ボランティア」というやつです。
田舎ボーズの場合、その「ボランティア」の前に「スーパー」が付くことがよくありますが、万善寺の暮らしは、その「スーパーボランティア」の仏事がとても多いという事で、この度の角塔婆の年回法要も、限りなくそのノリで行わせてもらいました。

施主のおばあさんは、とてもプライドが高く、分相応の生き方がなかなか出来ないまま年を重ねてしまったような方です。
そのおばあさんが嫁いできたお宅の当時の家長さん、つまりご主人のお父さんが亡くなって50回忌を向かえたわけです。
万善寺では、50年を過ぎた年回には角塔婆をお勧めしていますが、強制ではないのでほとんどの施主さんはその訳も含めて軽く聞き流してしまわれます。
そんな昨今の情勢を知ってか知らいでか、1本1万円近くもする桧の角材を2本も用意されました。

手足が不自由でとても角塔婆など持てる分けではありませんから、大工さんの交渉から運搬まで、私の方で段取りさせてもらいました。
大工さんも、信心深い方で掘っ建ての防腐剤処理から、雨の降る中、設置場所の穴掘りまで献身的に働いていただきました。
老僧は、お昼ご飯も食べないで2本の塔婆を一気に書き上げ、法要のお付き合いもつとめあげました。
雨の中で改良衣に長靴履いての墓参法要も滞りなく終り、ホット一息。

「親の50回忌を子供の代でつとめるたぁ、昔じゃあ考えられんことでしたがの。それだけ私が長生きさせてもろうたいうことですが。まことにありがたいことでございますょ」

おばあさんにとってはこれまでにないほどの多額の出費だったでしょうが、中でも桧の角塔婆が一番だったでしょう。おつかれさんでした。

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雑草の役割 

2011/08/20
Sat. 07:01

このところ、観音さんやら薬師さんやら七面さんやら地蔵さんやら、お大師さんまで供養や祈祷の法要がチビチビあって、そのようなおつとめはほとんどが夜に行われるので、寺へ帰るのが10時近くになったりします。

昨夜は、馬頭さんと七面さんが中心のお堂でおつとめをしたところです。
参列の皆さんはほとんどが農家の方々なので、おつとめの後のお斎は、収穫のいろいろやおもちの切り分けなどが並んで会話が広がります。

最近スイカが高いそうです。何故でしょう?・・
「百姓も高齢化で重たいスイカを収穫することが出来んようになったからだげな」
ブルーベリーは収穫が面倒だけど育てるのは簡単なのだそうです。
「ブルーベリーは3年もすりゃぁ、ひとりで実がなるけぇ楽なもんだがのぉ、1kgも収穫するんが面倒なんよ」
日照り続きで冬野菜の種まきが出来ないそうです。
「だいこんの種蒔こう思うても、あれだけ土がカチカチじゃぁどうしようも出来んでぇ」

そんな会話が飛び交っていましたが、面白い話しを聞きました。
「わしら百姓の夏は草との戦いだけぇのぉ。刈り過ぎてもいけんし、伸び過ぎてもいけんし、喰うもん作るために毎日草刈っとるようなもんだがぁ。家庭菜園の畑見てみぃ。あげにきれいに雑草1本もないほど草取りしてどうするん?土が乾いてやれんだろうに。だけぇ結局水道代使って水やりしてのぉ。野菜1つ高うついとるわい」
雑草があるから土が乾かないですむし、土壌が豊かに元気になるのだそうです。

そんなお話しの後、寺へ帰って一段落して、礼の如くメールチェックをしていたら、またもタイムリーになっちゃんから届いていました。
田舎者の愛娘も都会のストレスと戦っています。

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先日除草剤がまかれました。
除草剤を使うのはよっぽどの時しか使わないと思ってたのに、こんなに簡単に自分らがラクしたいために使われるものなんですか?

みんなで手分けしたら一瞬で終わるのに…
活けてみたら以外と綺麗に見えたりするのに…

雑草がある風景が日常で育った人間にはそれが日常でも
コンクリートに囲まれた日常で育った人間には非日常なんだろね。

ない頭をひねって考えても、緑のある風景の方が私には綺麗に見えます。

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そして草抜きという、あたしのストレス発散も奪われましたとさ。
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働くこと 

2011/08/19
Fri. 06:03

万善寺法要の当日は、朝、夜が明けるのを待って庭掃きをはじめた老師。
前日が土砂降りで寺の外回りの掃除が出来なかったことを気にかけていたのでしょう。

万善寺は夏の盆月に施食会と大般若会の2つの法要を別々に行っていました。
それが1日になったのは、かれこれ30年ほど前のことでしょう。
老僧が今の私より少し若かった頃に、おかみさんと相談して行事の統廃合に踏み切ったのです。

今から30年前というと、まだまだ日本が元気な頃で、日本中の若者が田舎から都会に流出し、安定した職と暮らしの保証を確保出来ていた頃でもあります。
一方、年齢と共に少しずつ身体が動かなくなったり、気持ちが萎えて衰えてくることを実感した住職夫婦は、夏の行事を精選することで、自らの業務負担を軽減し、働き手や寺参りの少なくなった田舎社会の現状に順応しようと考えたようです。

結局、30年後の今を見ると、当時の住職夫婦の決断は、残念ながら万善寺の運営基盤の弱体化につながって檀家さん方の万善寺帰属意識を逃がしてしまったようでもあります。

そんな訳で、結局現在は老僧夫婦が老朽化した身体を酷使しながら、寺の作務を維持しているわけです。
私がそのような状態の寺を引き継ぐのは、選択肢の無い避けられない現実でもありますから、この数年間は、少しずつ自分の周辺を整理して老師夫婦の寺暮らしを支えてきました。

「一日不作・一日不食」という有名な禅語があります。
今の老師夫婦は正に身をもってそれを証明し続けることで、自らの生きる力に変えているように思えます。

この数日間は、老師のアルツ症状の悪化が加速しています。
おかみさんの方は、井戸の底で見上げる空の広さがどんどん小さく狭くなっていきます。

そのような老僧夫婦にとって、もうしばらくの間は冷静に自分達の立ち位置の現状を確認できる状態にはならないでしょう。
なにはともあれ、出来るだけ早く日常のつつましい静かな暮らしに落ち着いてほしいものです。

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メッセージ 

2011/08/18
Thu. 02:09

年に●○回の万善寺イベントの一つが遂にやってきます。

坊主といえども生身の属人ですから、この時期は煩悩に翻弄されて自らを見失って瞑想ならぬ迷走で突っ走っている今日この頃でございます。

なかでも、「アルツ君」の老師と「グチダケバァチャン」のおかみさんは諸々絶好調で、オヤジボーズ中間万善寺管理職の私は冥界に片足を踏みだしそうになってしまいます。

そんな訳で、ひとまずお知らせです。

とっても興味のある方は、目を凝らしてコマゴマした文字をお読み下さい。
ほどほどに興味のある方は、大きな活字をGoogleか何かで検索してみて下さい。
まったく興味のない方は、適当にスルーして次回のブログネタをお待ちください。

お盆案内

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相棒酷使 

2011/08/17
Wed. 06:41

このところ吉田オヤジの相棒君たちがだんだん老朽化しはじめ、アチコチ調子悪くなって、時々おこす不具合が頻繁になってきて、心配の種が増えています。

吉田の生命線であるといっても過言ではないデスクトップも、4年間酷使し続けたら夏前の現代彫刻小品展事務処理あたりから次第に調子が狂いはじめ、無料のメンテナンスソフトを導入などして色々やりくりしつつ低下した処理速度にお付き合いしている状態です。
最近は、ほぼ1日中扇風機をあてて冷やしてやっているせいか、虹のぐるぐるの登場回数も若干減ったように思います。

外回りの相棒はやはりポンコツ君。
こちらの方は、まだまだタップリ働いてもらわないといけないので、甘やかせることは出来ません。
最近はヒューズの接触不良で、エアコンが突然送風に変わったりして暑い思いをしていますが、それでも元気に走ってくれています。

何処へ行くにも必ず携行する携帯電話は、これも4年以上使い続けて薄汚れていたものを、今年の春先にワイフが洗濯機できれいにあらってくれたのですが、結局データもきれいに流されてしまって、その復元にはいまだにてこずったりしています。
おかげさまで、電話の方はナントカ保証というヤツで新品が届きました。

思い返してみると、デジカメ君は2代目でかれこれ10年近く使っています。
その間には数えきれないほどのドラマを激写して今日に至っています。
最近では、キーポンと一緒に沖縄旅行なども経験し、アジアからヨーロッパまで世界の各所で良い働きをしてくれています。
何といっても助かるのが単3電池で動くこと。
単3電池だと、ちょっとした町だったら何処でも手に入るので、撮影のストレスになりません。

そのデジカメ君が、最近になってどうも調子が思わしくありません。
レンズの収納式キャップが開かなくなったり、電池の収納フタは逆にゆるくなって突然電源が落ちたりとだんだん撮影に支障をきたすようになりました。
一番の問題がピントのズレ。
液晶のモニターではちゃんとしているのにデータを移してみるとボケボケで使えない写真ばかり・・なんてことが増えてきました。
小さいわりにはグリップ感もいいし、シャッタースピードの調整なども出来て、アナログカメラで慣れた私にはとても使い勝手のいいお気に入りなのですが、色々考えるともう限界に近いのかも知れません。

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踊るポンコツ君 

2011/08/16
Tue. 06:39

あれは、まだ梅雨が終らない頃でしたからもうすでに1ヶ月近く前のことです。

例の如く、ポンコツ君フル可動でアチコチ走り回っていると、だんだんハンドルがガタガタ小刻みに揺れてきはじめたので、タイヤのバランスが狂ったのかと点検してもらうと、特に大きなブレもない正常範囲だと分って、それでは路面の状態が悪かったのだろうと結論づけてしばらくそのまま走っていたのですが、それでも小刻みなガタガタは直るどころか次第に激しくなってお尻がぷるぷるフリフリ震えてくる。
ひょっとして、もっと重大な故障を誘発しているのかも知れないと不安になるし、彫刻家のみなさんからあずかった大切な彫刻を乗せたりすることにもなるので、この際しっかりと見てもらっておこうと、例の修理工場へお願いしました。

なかなかすぐには原因が分らなくて、メカニックさんがアチコチ試乗していたようで、
「吉田さん、あんなところに何の用事だったの?」
「チョット前にすれ違ったでしょう、パッシングしたのに無視ぃ~」
「お父さん何の用事だったん?前走っとったけど・・」
などと知人や長男から何でもない時に電話が入ったりして、こちらもよく分からないまま説明に四苦八苦。

そんなことがあって数日後、
「やっと原因が分りました。時間があったら来てみませんかぁ」
とメカニックのボスから連絡が入ったので行ってみると、何と、溝が無くなるまでマダラにちびたタイヤがありました。
「丸いタイヤがほぼ四角になっていました。バースト寸前でした」

危機一髪で難を逃れた感じでホッとしつつ、次に頭をかすめたのは、1本○○万円のタイヤ価格。
予期せぬ出費に、どうしようと悩んでいたら、メカニックのボスが、
「何でも良かったら見つけましょうか?」
と言ってくれたので、すがる思いで早速お願いしました。

そして届いたのが、「タイのタイヤ」
はるばる、タイから輸入されました。

溝の深さはブ○ヂス○ンのスタッドレス以上。
1年中履き替えないで使えそうなゴツイヤツですが、価格は2本でブ○ヂス○ン1本以下。

現在、とても快調に走ってくれています。

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盆の月 

2011/08/15
Mon. 06:04

棚経をすませて、1日の汗を流して、少し落ち着いてから携帯を確認したら着信履歴があって、何事かと返信してみると、ほんの1週間前に棚経でおじゃましたお宅の家長のおじいさんが亡くなったとのこと。

そういえば、今年はお留守のお宅におじゃましてお仏壇に御挨拶したなぁと思い出し、今にして思えば、容体の急変などがあっていちばん大変な時だったのかも知れなかったのかと、納得できました。

亡くなったおじいさんは今年で90歳。
盆正月のお寺のお参りも毎年欠かさないで、信心深い方でした。
青春の身体を戦地の弾の下で酷使し、生死の間で生き長らえた方でもありました。

2年ほど前まで法要の席でお顔を拝見していましたが、キチンを正座して背筋の伸びた姿は、今の私などと比較して、とても立派でかくしゃくとしたものでした。

枕経の帰り、寺の坂から琴引山を望むと、満月が足速の雲間に見え隠れしていました。
これからしばらく旅立ちのおともが始まります。
彼岸の岸へたどり着かれる頃には秋風も深まっていることでしょう。

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頭陀袋 

2011/08/14
Sun. 08:08

何時ものように変わりなく日課の一つになっているメールチェックをしてみると、故障でもしているのではないかと心配になるほどスパムメール激減。

盂蘭盆の威力がこのあたりまで浸透しているのかと感激したのも一瞬・・

そのわりには、仏教と万善寺の地域社会浸透率はあいかわらず低迷していて、年回法要をスルーされる檀家さんが微増、盂蘭盆施食会や大般若会のお参り激減と、不安定な世情を救えるだけの宗教的パワーは何処かに消えてしまったようです。

棚経もしかりで、この数年、中国地方の山間部は、確実に人口の流出が続いていることを実感します。
お盆の間にお参りすることになっている万善寺周辺の集落も、空き家が増え、子供達の姿が消えました。

ボーズ仕事で外回りをする時は、頭陀袋の袈裟掛けに決めています。

頭陀袋(ずだぶくろ)は、雲水や修行僧などのボーズが乞食(こつじき)托鉢(たくはつ)の必須用具の一つとして古くからあったものですが、私は、それに経本香炉などの携帯仏具を入れて使っています。
経机の無いお宅では机かわりに使ったりもします。

頭陀袋というと、一般では何でもかんでも押し詰めて使う粗末な布袋のことだと思っていらっしゃるようですが、その発祥は実はボーズの必需品であったわけです。

日本で当たり前のように使われている日本語や日常会話の中には、ボーズ絡みの言葉がとっても沢山残っています。
頭陀袋のように全く違った解釈で生残っている言葉もありますが、往時はそれほど仏教の教えが民衆の末端まで浸透していたということの証でもあるでしょう。

せめて、盂蘭盆の期間だけでも、チョットだけそのような仏事の世界に思いを廻らしてみてほしいものです。

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盂蘭盆 

2011/08/13
Sat. 07:23

全国的に世間は盂蘭盆に突入しました。

万善寺の前の田んぼも今年は稲ではなくてマメの畑に変わって、私が生まれて初めてそれまでとは違った風景のお盆を迎えます。

日々の暮らしの慌ただしさに忘れがちな先祖さんのご供養も、この機会に少しは意識してもらって、線香の1本でもお供えして頂きたいものです。
・・などとボーズらしいことをいっていますが、私にとっては八月に入ってから延々と続いている棚経の疲れがピークに達しているのも丁度この頃になります。

これは老師夫婦も同じことで、年々身体が思うように動かなくなっていくのを自覚しつつ、考えていることや行動は昔と変わらないでいたいという矛盾が心の平静を刺激して、一気に噴き出してくるのも丁度お盆のこの時期に重なります。

棚経をしていると、訪問の先々で様々な家庭の様子を垣間見ることになります。

帰省の親族を迎えるために縁側へ干し並べられた大量の寝具。
何処からともなく漂うバーベキューの美味しそうなかおり。
皿鉢に大盛りの手づくり料理を座卓一杯に並べられた前の間。
玄関にあふれるばかりの履物の山。
庭先から道端まで占領した県外ナンバー。

そして一方、

何時お供えされたか分らないくらい枯れしおれた花器の花。
白くカビの粉がふいた線香。
仏壇の前に新調された初盆の提灯に、昨年までお話をしていたご主人の写真と位牌。
施錠された家と荒れ放題の庭。

1年の月日の長さと短さを実感します。
いずれにしても、1年に1度しかない訪問と世間話が、月日のブランクを一瞬で埋めてくれることにもなります。
当たり障りのない、どぉってこともない会話を楽しみに待って頂いているおじいちゃんやおばあちゃん。

「また来年もおじゃましますから待ってて下さいね!」


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左甚五郎 

2011/08/12
Fri. 05:32

単身赴任のオヤジが、粛々とボーズをつとめつつ、何事も程々にお付き合いしながら、日々の暮らしの其処此処で見て見ぬふりをしつつ、聞き流しつつ、差し出がましい口を謹みつつやりくりしている状況を知ってか知らないでか、なっちゃんから写真付メールが届きました。

何かと前向きに情勢の不安と暑い夏を乗切っているようであります。

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なんと!
栃木に弾丸日帰り旅行に行ってきたよー

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見ざる言わざる聞かざる
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いいだろー
凄かったよ☆

お父さん風にゆうと
デッサン狂ってなかった!


ケド日光東照宮で働いてるみなさんの態度最低でビビった^^;
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そしてこの間のノッチとバッタリ出会ったオマツリ風景なっちゃんバージョンのおまけ付
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それにしても、こんな人混みで良く出会えたものだ!

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老人とゴミ 

2011/08/11
Thu. 06:27

島根県でも万善寺のあたりのお盆は旧暦の8月。
棚経をしていると、各地で局地的豪雨の話を聞きますが、万善寺周辺は一滴も降りません。

そんな中、私が寺を空けている間に、おかみさんは90°以上曲った腰とほとんど固まって真っすぐ伸びた膝と、若干動く足首を駆使しながら、セッセとお盆の行事に向けた清掃作業を続けています。

身体が動かない分、口が良く動き、一度何かが気になると、その要因が解消されるまでひたすら延々と同じ話を繰り返して、それが食事中の話題になったりもします。

現在の主な話題が、豊作のキュウリと「ゴミ」の問題。
食事中にキュウリの話は比較的楽にスルー出来ますが、ゴミの話を聞きながら食べるご飯の方は、食欲減退を誘発し、何となく気まずい空気が漂いはじめてとても味気ないものになってしまいます。

とにかく、庫裡や本堂のぐるりに収納された分別規格外の気になるゴミを何とかして撤去することを考えなければいけません。
物持ちの良いおかみさんのチェックをかわしながらポンコツ君に積み込んでいると、「アレは使える。コレは捨てるな」と監視の目が光ります。

そんなこんなでやっと積み込んでそのままゴミ処理場へ直行!
1時間近くかかって到着すると・・・時間切れ・・・
すでに一般搬入時間リミットをを30分も過ぎていました。

怒濤の如くナイーブな心の渕を叩きつける徒労感と戦いながらゴミと一緒に寺まで帰ると、
「ゴミを積んだままアチコチ出かけるなどとみっともないことはやめなさい!」
などと叱られたりしてまたまた何とも気まずい雰囲気。

地球環境や資源問題など、重要課題対応のお祭りごとも大切でしょうが、下々の一般ピープルはそのような管理社会の中で暮らし続けて右往左往しています。

高度経済成長期のビックウエーブにすら乗り損ねた観のある万善寺老師夫妻に、現在のゴミ分別システムを遺漏無く許容するまでの精神力も体力も期待することは至難の業です。

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ポンコツ君のこと 

2011/08/10
Wed. 08:32

このところ、夏に入ってから移動距離も延びて、大活躍のポンコツ君が、この間夕方になって近所のおじさんとすれ違ったすぐ後に電話が入って、
「ライト切れてるよぉ~」
とわざわざ教えてもらったので、用事のついでに何時もの修理工場へ直行してそのままドック入り。

ポンコツ君はニッサンなのですが、私がお世話になっているのはホンダ。
ケチな修理ばかり持ち込んでも嫌な顔一つ見せないで、とても親切に見てもらえるので本当に助かってます。

ライトの不具合は、もうかなり前から続いていて、電圧やら電流やら色々チェックするのに原因不明。
電球が切れている訳でもないのにライトがつかなくなることが時々あって、この度はそれが長期化してしまったのです。
人間でいうと慢性の持病・・っていうところでしょうか。

結局、メカニックみんなで出した結論が、バイパス工事。
前回、ハイのバイパス工事でしのいでいたものに、今回ローのバイパスが加わって当面をしのぐことになりました。
そのバイパスの元に不具合が出来たらそれこそお先真っ暗。

遠出をすることが無い訳ではないので、サマータイムが続いている間に何とかしておいた方が良いような気もします。
メカニック3人がかかりっきりで約1時間。
請求の金額がパーツ代の○△×円チョット。
ほんとに何といっていいやら・・・いつもいつもスンマセンなぁ~。

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五色幕 

2011/08/09
Tue. 05:02

先日来、棚経のおつとめと平行して本堂の荘厳(しょうごんー飾り付け)をはじめていますが、今年のメインは五色幕の設置。

五色幕というと、仏教の世界では、布施・持戒・忍辱・精進・禅定の五つの語意を色で表したものともいわれ、この五色幕を荘厳しておくことで、仏教聖地を一目で見分けることが出来るし、仏教の教えが広く流布する象徴であるとも解釈されていたりします。

万善寺も老師夫妻がまだ若くてバリバリ元気に働いていた頃、当時の檀家さんからの寄進で五色幕を取りそろえました。
その後、年に何回か、夏の盆月とお正月の荘厳で本堂を飾ったりしましたが、セッティングの大変さもあって、年と共に登場の機会も減少し、やがて長らく仕舞い込まれて現在に至りました。

今年は、周辺の寺院と檀家代表が一堂に会した研修会開催会場に当たっていて、老師夫妻も気持ちばかりは乗切っているのですが、なかなか体が動かないので、その分私の方へ作務の諸役がどんどん回されてきます。
こんなことも想像できたので、何年も前から業務軽減の環境改善を提案していたのですが、永年継続されている作務の手順に手を入れることを嫌って、ことごとく却下され続けて今に至っている訳です。

さすがに、当日が近づきはじめると目先の現状を直視せざるを得なくなって、やっとこのあいだから格子天井のすぐ下へカーテンレールを設置する許可が下りたところです。
長いハシゴに登って、そのテッペンの方で金鎚やくぎ抜きやドライバーなど使ってイジイジと作業を進めていますが、チキンの私にとって、これだけの高所での作業は命がけです。
色々なマイナスの妄想が脳味噌を駆け巡って、この暑い時期に出てくるのは冷や汗ばかり。

棚経の正座と重なったハシゴの上り下りで、ふくらはぎの辺りが痙攣したりしはじめました。
命がけの作務はもうしばらく続きそうです。

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日本の暑い夏 

2011/08/08
Mon. 07:34

このところ、世間はとても暑い日が続いているようで、棚経の訪問先でもことごとく、
「暑うございますねぇ~」
から挨拶がはじまります。

私の方は特にそれほど厳しい暑さを感じていなかったりするのですが、年齢のせいでしょうか?
もっとも、ボーズの定番は衣に袈裟ですから、一版ピープルのようなクールビズなどまったく縁がない訳で、ネクタイ一つアルとかナイとかのシンプルな話しでも無い訳ですが・・・。

・・・とそんな毎日を過ごしていたら、今度は吉田家三姉妹の次女ノッチからiPhoneメールが届きました。

何と、何千人だか何万人だかの入場者の人込みの中で、偶然にもバッタリ出会ってしまったのだそうです。
2人ともそれぞれ友達と一緒だったようですが、あまりにの確率にその友達の方がびっくり仰天していたそうです。

オヤジはクールなポーカーフェイスだけで暑さを乗切っているのに、娘達は暑い夏をより熱く乗切っている様子でございます。
こんな出会いなど、そうめったいないのですから、ビールの一杯でも我慢してこういう時に宝くじでも買っておけばいいのに・・・

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横浜レゲエ祭行ってきた☆!!

2

夏だね!!激アツだった♡!!

そしてまさかの姉ちゃんと遭遇したの巻~

1

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2人して何飲んでるんだぃ?・・ヒョッとして生ビール?

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桃のコンポート 

2011/08/07
Sun. 02:53

台風の関係なのでしょうか、時折雨が降ったりして難しい空模様の中、老師の愛車バイクを借りて盆の棚経(たなぎょう)をすませて寺へ帰ってみると、老師が1人でイライラしながらお留守番。

どうも顔つきが尋常ではないので色々聞いてみると、おかみさんが草刈りに出かけたままお昼になっても帰ってこないので昼ご飯が食べられないとのこと。
・・・食べ物の恨みはなかなか恐ろしいものです。

年寄りの一途な思いは歯止めがきかないで、私が中に入ったおかげでそれが益々スケールアップして、このところ日増しに険悪な雰囲気が万善寺に漂いはじめています。
老師もおかみさんもそれぞれが別々に自分のワガママで私へ救いを求めに来るものだから、またまたそれがそれぞれお互いに嫉妬のネタになって収集がつかなくなってしまうのです。
どうせモテルなら、もっと若いオネエサンがいいなと思いつつ、なだめたり、なぐさめたり、時々叱ったりしながら乗切っている今日この頃です。

そうこうして、夕食も終ってメールチェックをしてみると、またまたキーポンからiPodメールで写真が送られていました。
ワイフ制作中の「桃のコンポート」実況中継連続写真でした。

吉田家の方は大きな波風もなく平穏無事に家族仲良く暮らしているようです。

何より何より。

写真1

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キーポンの力作 

2011/08/06
Sat. 05:14

夏休みに入ってから、吹奏楽の部活で連日登校しているキーポンです。

私も時間があえば登下校の送迎をしたりしていますが、最近の子供達は私が中学生の頃に比べるとずっと忙しくなっているなぁとつくづくそう思います。
もっとも結局は、親の方も、もちろん学校の先生もみんなで忙しくなっている訳ですが・・・

・・と、そんな状態の部活が終ってからの夜のひと時、ここ数日間、未完成で宿題になってしまったスケッチ画を、夕食が終った食卓に広げて、コツコツと細い筆を使って地道に描き続けていました。
その完成を見ないで私の方は寺の単身赴任になってしまったものですから、どうなったかなあと時々思いだしたりしていると、夜中の12時前にiPodメールで写真が届きました。

美術家のハシクレとしては、色々ツッコミたい所もあったりしますが、親としてはビックリするほどの力作に仕上がったと感心してしまいました。
またまた比べる私の中学時代は、はっきりいってここまでの表現力を持ち合わせておりませんでした。

このまま真っすぐに、脇目もふらずこの道を進んでいくと、確実にかるく私を越えてしまうでしょう。
もっとも、飽きっぽくて移り気なキーポンのことですから、よっぽどのことでもないとこのまま絵を描き続けることもないでしょうけど・・
まんざら美術の世界を知らない訳ではない親としては、微妙に複雑な気持ちです。

写真

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はりきり老師 

2011/08/05
Fri. 06:39

最近の仏事は何かと省略が多くて簡素になってきていますが、久しぶりにご先祖さんへ向けた施主さんの熱い思いの伝わる桧を削った角塔婆が持ち込まれました。

施主家初代当主夫妻の150回忌を同時におつとめしてくれとの依頼です。
年号でいうと文久から元治年間にかけて相次いで亡くなったことになります。
当主夫妻の存在がないと今の自分はこの世に存在していない訳ですから、同じ法事でもお祝い法事になります。
角塔婆建立も家名を引き継ぐ目に見える証明となる訳です。

アルツ君症状でこのところ血管ではなくて堪忍袋の紐が切れやすくなっている老師ですが、仏事のことになると漢字もちゃんと書けるし、お経もきちんと唱えられるし、まだまだ十分現役が通用します。
出来るだけ負担にならない程度に色々な仏事や作務を振り分けてさせてもらっています。

そんな訳で大きな役割をもつありがたい角塔婆2本分を老師に書いてもらいました。

私が書いた原稿を見ながら、昔を思い出しながら、例の如く若干のアドリブを加えながら、蚊に刺されながら、ブチブチとプチ切れしながら、約1時間かけて無事終了。

その日の夜のビールは格別だったようで
「あぁ~~旨い!」
と感嘆詞連呼でした。

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どうなる三原谷 

2011/08/04
Thu. 04:54

石見銀山の谷はだいたいV字型が多くて、山からの水を集める銀山川などの渓流もチョロチョロと申し訳程度に流れるばかりがほとんどですが、そのような状況だからひと雨ふると一気に激流になってしまいます。

一方、三原谷の方はU字型のゆったりした谷で、川の流れに沿って家と生活道が続き、谷全体の日当たりのよい場所を選んで耕作地が続きます。
限られた土地を無駄なく使う人々の暮らしの知恵が谷の隅々までいきわたって、そのことがヒシヒシと伝わる田園の風景は柔らかい温もりを感じさせてくれます。

この三原谷は兵庫県竹野町の一集落ですが、このところ急激に進む高齢化と人口減少で、俗にいう「限界集落」となりつつあります。
産業といえば、稲作を中心にした農業や、山を育てる林業が主でしょう。
大都市圏に近くて比較的便利な三原谷の立地条件が、都市型文化に洗脳されている今の壮年層を中心に歯止めの出来ないほどの人口流出につながったのではないでしょうか。

彫刻設置の下見を兼ねてまだ朝もやの残る早朝にこの谷を訪問したのは、7月の終り頃でした。
その時、この谷の各集落の繋がりを精力的にまとめていこうとがんばっている小山さんに会うことが出来ました。
小山さんは未だにはで干しの稲作を続けていらっしゃるそうで、コンバインを使った強制乾燥の米とは、その瑞々しさが全く違うと力説していらっしゃいました。

その小山さんの案内で、谷の各所を歩き回った訳ですが、私の彫刻は石見銀山の谷がスケールの基準になって造られているようなところもあって、どうも三原谷のスケールに上手くはまってくれないような印象を受けたりもしたところです。

彫刻設置は、秋の稲刈りが終った頃の田んぼになります。
なかなかの難問をどのように乗切るか・・・
最近、そのことが脳味噌のかなりの部分を占領しています。


三原谷1ー1

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難解メール 

2011/08/03
Wed. 08:06

八月に入って万善寺はお盆一色に染まっています。
私も、改良衣で行動することがほとんどになって、リーバイスは眺めるばかりになっています。

数年前からボツボツ激しくなりはじめたジジババの老化現象も、このところ急激に盛り上がって、日々受け流すのも失敗が多くなって、ガッツリと正面からぶつかってしまう時も段々増えてきました。

老師の方は、アルツ君の行動や思考状況がおおよそ読めているので、こちらもそれなりにそんなもんだとぬる~いノリでお付き合いできていますが、おかみさんの老人性頑固さと一刻さはみるみる激しさを益すばかりで、私が何をいっても何をしても全て自分の思いと違っているので手の付け所がありません。

ようするに、眼前の事実と向き合いながら粛々と乗切っていくしかないわけです。
もろもろジジババの昔ながらの暮らしに不便さを感じつつ遠慮しながら気を使いながら暮らしている次第です。

そんな単身赴任オヤジですが、ほそぼそと繋がっている吉田家ネットワークに娘達から解釈難解なメールが届きました。重なる時は重なるものです。
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その1・・・ノッチからの名言
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その昔、中国のとある商人が言った。
「この矛はどんな盾でも突き破れる」と。
そして、その商人は別な場所でも言った。
「こちらの盾はどんな矛で突かれても穴があかない」と。
それを二回とも聞いていた客人が
「じゃあその盾をこの矛で突いたらどうなる?」

商人はうなだれた。

これが「矛盾」という言葉の由来。

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結構有名な格言?なので私も知っていましたが、この名言をまさかノッチから授かるとは思ってもいませんでした。
すぐにノッチへ電話を返すと

「それは君のことじゃ!君自身のことじゃ!・・よぉ~く考えてみぃ!」

そういわれて、その後ず~と考えていますが、未だに答えが見つかりません。
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その2・・・キーポンからの写真
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がんばってつくってます!!

まだ終ってないけど  もう寝ます!

写真

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どうやら腕や足首に巻くヤツ(名称はよく知らん)を多量に造っている様子。
受験生のはずなのに勉強もせんでセッセと何でこんなにたくさん造っているのでしょう?

夏の暑さも気にならないくらい、最近のオヤジはあれこれあって悩んでます・・・

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2011-08