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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

親の力 

2011/09/11
Sun. 07:03

キーポンの通う中学校は、生徒数の減少で3つの部活しかありません。

吹奏楽もその一つで、キーポンが1年生の時急激に部員数が減って大会参加もひと桁の人数でこなしました。
3年生が部活を引退してからは、1・2年あわせて4人しかいなくなったので、その年は引退の3年生も色々な場面で助っ人してくれて3月まで乗り切りました。

そんな厳しい状況を経験した吹奏楽部員たちとその親は、他の中学校の部活環境にひるむことなく、自分たちで出来ることを精一杯最大限の努力と協力と知恵と出費で乗り切って来ました。

その結果が、島根県大会最優秀賞連続獲得、中国大会連続出場となり、その大会でも他校を大きく引き離しての最優秀賞獲得の快挙に繋がりました。

楽器の積み降ろしや、制限時間内でのステージ移動など、吹奏楽部員だけでは不可能な仕事量を親の手助けで乗り切ったことで獲得出来た大きな成果だと思っています。

子供の微々たる力やセンスを引き出してくれる学校の先生。その先生を信じて練習と努力を続ける子供たち、そのような部活動を支え続けてくれる学校の組織力、それらがヒシヒシと親に伝わってくるから親も一生懸命になれるのだと思います。

これだけ厳しい社会情勢の中で、普通の常識では考えられないほどの親の力が結集され、その成果が結果に繋がったこの数年間になりました。
本来なら、「そこまでするか!」とあきれかえってしまうほどの組織的な協力体制が出来上がったのも、歴代保護者会長の行動力と保護者の結束と地域の力が一つに繋がったからでしょう。

子供の激減や、地域の高齢化や、過疎化など、今では当たり前の田舎社会の現状にあって、少人数だから実践出来る地域の教育活動もあるのだということを、堂々と日本全国に発信出来るほどの親の力でした。
そこらへんのモンスターピアレンツとはえらい違いです。

・・・と、そんな訳で、反省会も兼ねながら機嫌良く一杯で盛り上がった親たちの慰労会でした。

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2011-09