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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

寺のこと 

2012/03/06
Tue. 08:26

久々に寺の話題をひとつ・・

このところ仏事が暇なのを良いことにして彫刻展のことに掛りっきりになっているので、寺暮らしの老師夫婦の様子がチョット心配になります。
展覧会の用事の節目や夕食前など思いついて電話を入れると、老師の方は「何かあったのか?」と自分の忘れっぽさを自覚してかえって大騒ぎになります。
おかみさんの方は、何ヶ月も前からの出来事を物語のように繰り返し始めて、なかなか電話を切るタイミングを掴めません。

そのような老師夫婦とお付き合いしながら時々の万善寺仏事をつとめています。
先日終わった初午祭の荘厳も、今まで通り老師夫婦がそれぞれのつとめを取り仕切って、準備万端整えました。
私としては、年に1度のお祭りなので棚の装いや仏具の更新もあってよい頃だと思うのですが、寺を守る2人にとっては長い間使い続けた愛着のある仏具や日頃から見慣れた荘厳を、丁寧に慈しむように守り続けることが、寺の維持に繋がっているのだと思っているのでしょう。

何かと気になることもあるので、少し口を挟んだ時もありましたが、結局いつの間にか元の様子に戻っていたりして、そのようなことが度々になると、「もうどうでも良いや」という気になって今では見て見ぬ振りをすることにしています。

毎日のように使い倒された大般若転読経本をはじめ、ここまで年期が入ってくるとかえって愛着がわいて手放せなくなっているのかも知れません。
これから、3月のお彼岸の案内発送の作務がはじまります。
万善寺のそこここの目に見える様子は出来るだけ見ないようにして、セッセと事務処理をつとめさせていただくことにしています。

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2012-03