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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

歯抜けオヤジ 

2012/03/07
Wed. 09:19

もうずいぶんと長い間痛みが続いていた原因は、神経をとった治療済みの虫歯が割れていたことでした。

そのことが分かったのが昨年のこと。
その後、なかなか歯医者さんへ通院する機会を作れなくて、反対側の歯を使って食事をしたりしながらだまし続けていたら、今度はそちら側の歯が調子悪くなって、このままだと何も食べられなくて痩せ細ってしまうかもしれないと心配になって、意を決して今年に入ってから通院再開。
治療して調べてもらったら、何とこどもの時の虫歯にかぶせた銀の金属摩耗。
そろそろ半世紀も使い倒していた訳ですから銀のかぶせが薄くちびて破れてしまうのも仕方のないことでしょう。
ひとまず、片方の歯はかぶせを作り替えて使えるようになって、ドクターが一言。
「こちら側の歯はもうダメですねぇ~、割れてますから。あとは抜くしかないでしょう」

それからしぶとく噛み締める痛みをこらえながら使い続けていたのですが、彫刻展の印刷物も発送が終ってチョット時間が出来たので、思い切って抜くことに決めていつもの歯医者さんで抜歯しました。

そのドクターは、私が30歳を過ぎたあたりからお世話になっている方で、とても丁寧に治療してもらえるし、何より治療中の独り言で状況の全てが分かって、その上治療後には親切な解説がついてくるので、歯に関する未来の予測が出来てしまうという、とても正直者の名医なのです。
もっとも、最初に治療してもらった時ははっきりいってつぶやきの独り言に少々ビビりましたけど・・
「この歯は難しいなぁ・・」
「どうしようかぁ?・・やっぱり抜くしかないかなぁ・・」
「神経とってもなぁ~、もって2年くらいだろうなぁ・・」
こんな調子で、耳元でぶつぶつささやかれると、小心者のチキンオヤジとしてはやはりビビってしまう訳です。
結局、最初の治療の歯はキッチリ2年後にダメになって、今はすでに存在しません。

「麻酔かけますからねぇ~、チョット痛いですよぉ~、我慢できなかったら左手上げて下さいねぇ~」
それでなくても一般ピープルより本数の少ないスキッパが、抜歯されてもっと少なくなったら口を開けなくても好きな蕎麦が食べられるかもしれないなどと、どうでも良いことをボーッと思っていたら、しばらく独り言が続いた後見せられたのが写真の歯。
「どうですかぁ~、割れてるところが見えますでしょぉ~」

眼鏡のない状態では全く確認できませんでしたが、ありがたく頂いた身体の一部を持ち帰って虫眼鏡で見たら見事に割れていました。
それにしても、あごに隠れた部分がこんなに長いものだったとは想定外でした。
このくらいめり込んでいないと、生涯使い続けることが出来ないのでしょうね。驚きの発見でした。

キーポンに見せると、
「歯はズーッと伸び続けてるんだよ!だから毎日噛んでてもちびないんだよ」
と教えてくれました。
はたして、本当のことなのでしょうか?

さて・・・これから保険のお姉さんと彫刻展の動産保険最終調整です。
時間待ちでのんびりとワープロ打ってたら長文になってしまいました。
読破お疲れさんです。

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2012-03