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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

彫刻家の人柄 

2012/04/04
Wed. 07:14

それにしても強烈な風雨でした。

ぞくぞく届く彫刻の梱包をほどいてみると、今年は壁掛け用の彫刻が数点あるので、どうやって展示しようか数日間寝ながら考えたあげく、結局急きょ展示台に乗せる逆Tの字のレリーフ用展示台を制作することにしました。
20ミリ厚の合板を2枚奮発したら、材料代だけで軽く1万円オーバー。
そろそろ足が出そうな勢いですが、こればかりは途中で引き下がれないので、たまたま手元にあった万善寺の会計から使い込みをしてしまいました。バレたらヤバい。

暴風雨の中、一時の止み間や小康状態をねらって外でウロウロしながらポンコツ君の荷台を作業台に合板を裁断したりしていると、イノシシよけの波トタンが突風で一反木綿のようにヒラヒラ舞い上がったりして、何処まで飛んで行くのか見当もつかない状態。
チキンオヤジとしては、そのトタンが知らないうちに空から自分めがけて降ってきて首がちょん切られたりしたらどうしようなどと想像が膨らんで、手元の丸鋸の操作もおぼつかない。
この寒いのに背筋に冷や汗をかきながら仕事を進めていると、本格的なスコールがやってきて合板も何もかもずぶぬれ。

結局、無理は出来ないとあきらめて、彫刻の確認作業に切り替えました。
神経がすり減るほどの気を使いながら梱包をほどいていると、作家の顔が浮かびます。
みなさんそれぞれ彫刻へのいたわりがひしひしと伝わってきて、気持ちが引き締まります。
中には、優しいいたわりのお言葉と丁寧な荷造りの解説が入っていたりして、人柄がそのまま彫刻に伝わっていることがよく分かります。

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2012-04