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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

現代彫刻小品展報告会 

2012/04/28
Sat. 02:33

第1期の展覧会も終わって、あまり日を開けすぎるとだんだん記憶が薄れてしまったり、何かの思い込みが知らない間に本当にあったことのように記憶の何処かへ刷り込まれて覚えてしまったりと、日常の暮らしが優先するなかで新鮮な感動が色あせてしまいそうなので、とにかく報告会だけでも早くすませてしまおうと、近場のコアなメンバーに集まってもらいました。

集合場所は何時もの「梅の店」
出品作家でもあるのりちゃんの旦那が切り盛りしている、石見銀山の町並み入り口にあるお食事どころを夕方から借り切って、ビール片手に一杯やりながらの反省報告会となりました。

詳しい内容は、またそのうち文字に置き換えて出品作家の手元へお届けしますが、ザックリとつまんで、ひとまずまとめておきましょう。

天候が不順だった関係で、入場数は800人に充たない状態でしたが、彫刻を観てもらった後の感想はおおむね好意的でありました。
会場の入り口から動線の各所にさわる事のできる彫刻を点在することで、日頃なじみの少ない彫刻作品との境界を縮めることが出来て、来場者の会場内での滞在時間が伸びたように思います。

展示作業を手伝って頂いた作家の皆さんには、それぞれいろいろ彫刻配置の工夫をしていただいて、バランスの良い展示になりました。
そして何より、会場が彫刻でいっぱいになったこと。
見方を変えると、作家ごとにそれぞれ違う作風の彫刻がバラバラに配置されて全く統一感のない展示風景にも見えますが、それがこの現代彫刻小品展の見所の一つにもなっているので、私個人としては会場の条件とうまい具合に反応しあっていたように感じました。

今回の浜田世界こども美術館の会場は、展示された彫刻が引き立つ、良い会場だと思います。
現代彫刻小品展を、3回目にしてはじめて本格的な美術館で開催出来るまでになりましたが、今後このような彫刻展を続けるなら、この美術館を当分の間メイン会場として利用出来ると良いなぁと思ったりしたところです。

美術館での展示作業の裏番組で、作家の交流会や慰労会や宿舎の手配などを同時進行してくれたワイフのまっちゃんやのりちゃん、それにストウさんの御陰で、展示作業終了後の作家の移動もストレス無く行うことが出来ました。
ワークショップは、美術館スタッフにも良い刺激になったようです。
やはり、アマチュアの企画力と彫刻のプロの発想とでは素材や題材の深みが違うように思います。

報告になっているかどうか分かりませんが、この度の報告会の参加メンバーには、好印象の展覧会であったようです。
吉田としては、まず一安心・・・

展覧会を支えてくれたメンバーの一人のりちゃんは、高校を卒業するまで油絵を描いていて、美術の勉強をすると話しを聞いたときも、てっきりそのまま絵を描き続けるんだと思っていたら、なんと陶芸の勉強を始めて、それから色々あったようですが、現在は自宅の土間へ電気釜を設置して、何とも云えない面白い形を焼いたりしています。・・・が、お皿とかお茶碗とか・・俗にいう「正にこれが陶芸!」という物体を観たことがありません。

内田紀子 2012年作  「ムスビコブ」 素材:陶

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2012-04