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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

猫のこと 

2012/08/05
Sun. 07:22

寺の暮らしに入ってまだ数日しか経っていないのに、既にホームシック。

・・といっても、石見銀山の我が家というよりも「チンピラ猫」に逢いたいのです。

どちらかと云えば、猫派の私なのですが、何故そうなのか、夏の日差しで暑さもピークのロフトで(日中はとても暑くて改良衣を着てウロウロ出来ないので)昼休みをしながら考えるに、犬は主従関係、猫は同居人的位置づけになるのではないかと、曖昧な結論にたどり着いたところです。

今年の春先に永眠した老犬シェパ君がまだ小さかった時から思い出してみると、やはり私を見つめる視線の奥には「・・それでご主人様、次はいかがいたしましょう?」とか、「ご主人様そろそろ散歩の時間になるのではないでしょうか?」とか、「誠に申し訳ありません、こらえきれずに粗相をしてしまいました!」とか、何となくそのようなへりくだったようなところがチラチラ見え隠れしたものです。
どうも組織へ帰属する事の苦手な私にとっては、そのような主従関係の付き合いが好きではないのです。

一方、新参者のチンピラ君は、自分の立場もわきまえずことごとく身勝手で交戦的。
人がダメだという事を、好んで選んで飽きるまで繰り返したりする。
締め上げられても、痛めつけられても、ケロッとして都合良く擦り寄ってくる。
人の都合を無視して、しつこくチョッカイを出し続ける。
居心地の良いところを見つけて、だらしなくゴロゴロと昼寝ばかりしている。
それに、一番の嫌らしいところが、人を見て付き合う。
オヤジは遊び相手。キーポンは甘え相手。ワイフはご飯係。じゅん君はもう一人の同居人程度。

・・・まったく、憎たらしいほど自己虫のブスネコですが、どうもその性格の悪さというものが、どことなく自分を見ているようで憎めません。
シェパ爺が、あまりにもオリコウさんだっただけに、チンピラ君の無法者ぶりが際立ちます。
それはそれで、かえって家族の新鮮な話題ネタになったりして、まんまと和まされたりしてしまう訳です。

ホームシックのお父さんを気遣って、キーポンがおしゃぶり中の甘えネコをメールしてくれました。
大汗かいて、お茶をがぶ飲みしながら、デスクトップの猫にニヤついている今日この頃です。

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2012-08