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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

手のり地蔵 

2012/09/01
Sat. 01:40

寺暮らしも1ヶ月が過ぎると、そろそろあなた任せの曖昧な毎日に慣れてきて、そのうち次第に緊張感も薄れて、惰性が始まります。

このまま惰性が習慣に変わると、修行本分の彫刻制作も他人事になってしまうような気にもなってきます。
このあたりで、気持ちを整理しておかないと、ズルズルとだらしない在家坊主の暮らしに染まってしまいそうなので、前々から考えていた売れる彫刻など試作してみようとロフトの模様替えをしました。

偉そうなことをいっても、結局は生活の糧をいかにして稼ぐかが当面の課題となる在家坊主の悲しい性が捨て切れないところに、一抹の悲哀と不満を感じつつ、腰の痛みをこらえつつ、取り掛かったのが「手のり彫刻」
ひとまずは、リアルデフォルメお地蔵さん曹洞宗法衣バージョン。
造っているうちに、単なるそこら辺の曹洞宗のニヤケたにいちゃん坊主のようなお地蔵さんになりつつあって、若干リアルが過ぎたことを反省しつつ、それでもせっかくだから最後まで完成させようと、夜なべまでしてコツコツ彫り出しているところです。

なかなか趣味の別れるところではありましょうが、チョイとだけかわいらしげに見える後ろ姿を公開しましょう。
今は製造中止の、骨董品にもならないただの古いだけの携帯電話と見合わせて、お地蔵さんの大きさをご想像下さい。

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2012-09