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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

秋の連休ーその2 

2012/09/16
Sun. 08:08

使わせてもらっている工場は、島根県中央部の海岸線に近いところにあります。
石見銀山の銀採掘が盛んな頃は、日本海の港に向けて、すぐ近くを銀山街道が続いていました。
今でも街道の痕跡は至る所に残っていて、アップダウンの激しい細道を見ると、車社会で慣らされてしまった現代人は、江戸の頃のように、毎日徒歩で往復することなどとても出来そうにないなと思ってしまいます。

このところ、島根県東部を中心に、想像を絶する集中豪雨が癖になってしまっています。
私が、寺と工場を移動する間にも何度か遭遇していますが、それでも、雨の縁のような所をかすめている程度なので、中心地に比べると雨量も少なくてたいしたことはありません。
一方、万善寺のあたりは、どちらかというと島根県東部に位置しているので、毎日東堂さんを病院まで連れて移動していると、怪しげな雲が大万木山や琴引山にしょっちゅう降りてきていて、そのうち何度かがゲリラ豪雨を誘発しています。

9月の連休初日、工場で仕事をしていると、遠くで雷が鳴りはじめて、同時にいやに蒸し暑くなって、そのうちドッと降り始めて、それがしばらく続いて、そんな様子を見ながら溶接などしていて、気がつくとすでに陽が戻っています。
きっと、寺の方は結構ふっているだろうなと思って、例のごとく5時間ほど彫刻の制作をしてから引き返していると、あちこちでアスファルトが濡れています。
通院の途中で、「寺の方は、雨、どうだったかね?」と聞くと「そがぁに、たいしたことなかったで」といっていましたが、病院から帰っておかみさんに聞くと、いっときの間だったけど結構すごかったようです。

最近になって、一応同居はしていますが、四六時中東堂さんに付き合っているわけではないので、何処から何処まで嘘かホントか、なかなか体調の判断がつきにくくて難しかったりします。

連休二日目の朝は、何やら慌ただしく始まりました。
おかみさんがもちつきを始めています。
餅は東堂さんの大好物なのです。
東堂さんはもち米の蒸し上がる匂いにつられて、いつになく早起き。
出来上がったもちを朝の茶灯に併せて本堂へお供え。
続いて朝課の鐘の音まで聞こえてきます。

この調子がしばらく続いてくれると、私の方も、鐘や木魚のばちの代わりに金槌を持って鉄板を叩き続けていられるのだけどなぁ〜・・・

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2012-09