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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

今度の彫刻は? 

2012/09/27
Thu. 07:28

東堂さんのおかげで、なかなか彫刻の制作に集中出来ないまま、毎日が過ぎている今日この頃です。

工場と寺の往復、すすきも穂を出して、アチコチで稲刈りも進み、開け放したポンコツ君の窓からは、風に乗って、乾いた稲や土のにおいが、秋の香になって流れ込んできます。

病状が好転しないまま、日常の生活がどんどん狂ってきて、寺の東堂さん夫婦は平常心を保つ事が難しくなっています。
訪問介護さんも、かいがいしく仕事をしていただいているのに、東堂さんからはずいぶんと厳しく叱られたりしているようです。
私の方は、おかみさんにアレコレ小言をぶつけられて、気分も滅入ってしまいます。
最近の寺のジジババは、「そうはなりたくない!」見本のような、二人であります。

彫刻の仕事で溶接などしていても、結局、気がつくと寺暮らしのジジババのことが脳みその何処かを刺激していることに気がつきます。
たぶん、「集中出来ていないのだろうなぁ」と思いつつ、何となく身体の方が次の段取りを教えてくれていて、それなりに、おおむね予想の時間で、幾つかの工程が進んでいます。

「まぁ、オレぐらい長くダラダラ彫刻続けていると、こんなもんじゃないの。身体が動いているうちは、何とかなるわネ。どうせもう、ずぅ〜っと前から、脳みそほとんど動いてないんだろぉ〜し」

幾つかのパーツが出来上がって、最終調整で思い悩みながら組み立てたりしていたら、もう一人の自分が、すぐ耳元で嫌みったらしくささやいてきました。

「なるほど、ごもっともでございます・・」

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2012-09