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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

お風呂今昔 

2012/12/18
Tue. 07:01

私が島根に帰る直前に、東京で暮していた頃は、貧乏学生で(今もそれほど変わらないけど・・)1ヶ月の家賃が2万6千円、台所半畳弱の6畳一間で、洗たく機の置き場も無いアパートに暮していました。

もう、その頃にはワイフと知りあっていて、そろそろ、結婚も考えないといけない状態でもありましたが、30歳前にして未だに学生だったりして、収入といえば、不定期のアルバイトと、1週間に数時間ほどの高校やカルチャースクールの非常勤講師だけ。
まだタバコも吸っていたので、生活費を切り詰める算段に四苦八苦していたものです。

何を切り詰めたかというと、まずは銭湯代。
10年間の東京暮らしで、避けられない出費の一つがお風呂。
最初は50円程度だった銭湯代が、10年の間に250円にまで跳ね上がりました。
今で言うところの、バブル時代というやつで、何もかもがどんどん値上がりして、好きだったハイライトが気がつけば何と170円にもなってしまったので、しまいには、一箱50円のゴールデンバットを吸っていました。

貧乏学生にとって、タバコと銭湯代だけで1ヶ月1万円の出費は、何としても抑えなければいけないですから、1年のほとんどを大学実習棟にあるシャワー室利用で生活費を切り詰め、たまに、風呂に入りたい時はワイフの実家に転がり込んで、夕食朝食付きのお風呂を使わせてもらっていました。

子供の頃からお風呂は明るいうちにすませ、サッパリしてから夕食を食べる習慣が身に染みついていたので、シャワーだけの暮らしがとても味気ないものに思えたりしていましたが、それも自然に慣れてしまって、今では寺暮らしの毎日も、シャワーで済ますことが多くなっています。
吉田家の子供たちは、ワイフの影響で朝シャワー派。
最近の燃料代高騰の中で、私一人がのんびりとお風呂に浸かってぬくもっているのももったいないと思って、このところ、足しげく近所の温泉まで通うようになりました。
それが、石見銀山の自宅から5分ほどの湯迫温泉。
1回のお風呂代が300円。
その位だと、昔の銭湯代感覚で気が済むまでお風呂に入れるし、時々、知り合いのオヤジもやってきて世間話も始まったりして、夕食前のひとときを、心身ともにくつろいだりしています。

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2012-12