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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ピカピカ 

2013/01/06
Sun. 09:35

すでに部活が始まっているキーポンから、写真メールが続々と届いてきます。
万善寺で缶詰め状態にある私は、嬉しくもありうらやましくもあり・・
降り積もる雪のように真っ白な清い平常心を保ち続けることに苦労します。

彼女は、吹奏楽でクラリネットを吹いていますが、吉田家長男のじゅん君も同じクラリネットを中学校の1年生から吹きはじめて、今のキーポンと同じような学校生活を送っていました。
キーポンと違ったところは、マイクラリネットを持っていること。
勉強そっちのけで、とにかくあまりにもクラリネットにのめり込んで、学校といわず自宅といわずピーヒャラ練習ばかり熱心にしているので、その後ろ姿がいじらしくなって、高校の入学祝いにクラリネットを奮発してやったのです。

今は、その頃の熱も冷めて、あれだけアチコチ持ち歩いていた楽器ケースも、ほこりをかぶって定位置に放置状態。
キーポンも、お兄ちゃんのように自分のクラリネットがほしいのでしょうが、そのような気配はまったく見せないで、学校支給のクラリネットを吹き続けています。

私が寺暮らしに入ってしばらくしてから、ピカピカに磨かれたクラリネットの写真が届きました。
1年間お世話になった楽器なので、そのお礼を込めてきれいに掃除したのだとか・・
聞くところによると、ついでだからとお兄ちゃんの黄ばんだ楽器もピカピカに磨き上げたのだそうです。

甘えん坊の末娘で育ったキーポンですが、気がつかない間に色々世間に鍛えられて成長してくれているようです。
学校では、進路希望も調査されているようだし、自分の将来もそろそろ考えなければいけない時期になって、何とか彼女の好きなことが活かせるような選択肢を用意してあげたいと思ってはいますが、まず、その前に自分の仕事を安定させることが最優先。
60近くなってフラフラしてその日暮らしの状態では、それこそ、子供に見捨てられてしまわれそうです。

写真

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2013-01