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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

雪のない毎日 

2013/01/25
Fri. 11:04

天気予報では雪が降るようなことをいっていますが、石見銀山は朝方に申し訳程度の粉雪がパラついたくらい。
今年の冬は拍子抜けしたように過ごしやすい日々が続いています。

週末は、49日の法事が入っていて、今日はこれからその準備。
彫刻の試作はひとまず中断して、塔婆を書いたり、法衣を用意したり、法式の段取りをつくったり・・・
万善寺にとっては、1年に1回のお葬式だったので、そこまで期間が開くと覚えていた段取りもあやふやになって、結局はじめから作り直したほうが早かったりします。

・・そんな感じで、今週も1週間があわただしく過ぎていきます。
朝方の用事があったので、久しぶりにワイフのカーゴでキーポンを送ってきたところです。
こうして雪の無い毎日を過ごしていると、送迎の道筋に所々残る落葉の林が秋に逆戻りしたように錯覚してして見えて、不思議な気持ちになります。

東京暮らしの娘達の様子を聞くと、あちらの方は久々に大雪が降ったりして、雪に慣れない人たちの暮らしは結構大変な様子です。
個人的見解で、根拠の無い話ですが、東京で雪が降る年は、島根県は比較的過ごしやすい冬になっているようです。

私の10年の東京暮らしの間にも2〜3回は、雪で大騒ぎになっていたなぁと思い出したりします。
昔は、3月3日のお雛さまの日から国立の入学試験があって、だいたい東京ではその頃にシーズン最後のおさめ雪が降ることが多くて、受験生達の中には、大騒ぎして平常心が狂って日頃の実力を十分に発揮出来ないまま、浪人暮らしに入る・・・といった可哀想な連中が私の周辺にも結構いたものです。
私の場合は、日頃の実力通り、何の動揺もなく平常心で浪人暮らしに溶け込んでいったわけですが、当初の浪人暮らしの予定が繰り上がって1年早く滑り込み合格したのは、多分、その年のおさめ雪で滑って転んだ誰かの身代わりだったのだろうなぁ・・と、漠然とそのような結論で納得したりしていました。

東京のような大都会だと、日本全国から人々が集まってきているし、諸々最先端の暮らしが常に提供されている訳ですから、少々の雪くらいどうでもないだろうと思っていましたが、かえって、田舎のように何もなくて不便なくらいの方が、日頃から暮らしの応用力が身についてしぶとかったりするのかも知れません。
そんなことを思いながら、燃料代を節約して、ストーブに薪をくべながらヌクヌクしているところです。

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2013-01