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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

荒れ地に菜の花 

2013/03/09
Sat. 04:20

このところ、気持ち悪いほどのポカポカ陽気が続いている石見銀山です。
吉田家の下隣の民家が、伝統的建築保存指定のルールにそって改修工事を始めたのは、すでに昨年のこと。
もう、かれこれ4ヶ月の間、工事が続いています。
吉田家は、江戸中期の建築。
下隣もそれとどっこいの歴史があるようで、石見銀山の町並みに現存するほとんどの家は、江戸から明治大正にかけての建築物ばかり。
当時は、今のような厳しい建築基準などなくて、隣の家の外壁をそのまま自分の家の内壁にしてしまったり、2軒で1本の縦柱や梁を共有していたり、もう今では考えられないほどアバウトな造りになっています。
その関係で、今年に入って、下隣の内装改修が始まってから、吉田家の下側の壁がビックリするほどうるさい音をたてています。
キーポンを学校へ送って帰宅すると、すでに早起きの大工職人さんが仕事を始めていて、すこし遅めの朝食もなかなか落ち着かない状態です。
そんな訳で、大工仕事の進捗状況を視察がてら、吉田家玄関からそのまま土間を裏庭まで突っ切ってポカポカの外へ出てみると、上隣の荒れ地の庭に菜の花が咲いています。
吉田家をはさんで上下の隣家は空き家。
これから、草が伸びはじめると草刈りの範囲がどんどん上下へ広がって結構負担です。
町並みに面した外観は、改修工事のおかげで小奇麗になっても、裏へ回ると荒れ放題。
オヤジの心は朝っぱらからなかなか複雑に上下へ揺れ動いています。

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2013-03