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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

万波不離水 

2013/05/09
Thu. 08:31

現代彫刻小品展序盤の大きな山を向かえます。
まずは福光石調達の打ち合わせ。
今回は石彫の公開制作を2人の彫刻家にお願いしています。
そのための石材を調達すること。
腹案としては中品程度の彫刻が制作できるほどの石材を用意しようと思っているのですが、予算のこともあるので、そのあたりを調整することが先決。
今からドキドキ・・
ほぼ1年ぶりに社長さんとあうことになります。

次は、市役所の石見銀山課。
この度の現代彫刻小品展ワークショップ関係の事業は、大田市役所石見銀山課傘下であるNPOの管轄下で行われることになります。
講師の依頼調整もほぼ終わって、事業内容の全体が見えはじめたところで、このまま先に事を進めて良いかどうかのお伺いも兼ねた訪問です。
これもまたドキドキ・・
最近続いている仏事のストレス太り(斎膳食べ過ぎ美食太りかもしれない・・)の身体も一気に細りそう。

打ち止めが万善寺が属す第九教区護持会の総会。
夕方からの総会へ改良衣に着替えて出席。
九教区内檀家役員の皆さんと関係寺院の住職が会して予算決算などの会議が行われます。
常日ごろから働きの悪い万善寺住職は、色々と叱られっ放しで小さくなっています。

5月の連休を境に、耕された田んぼには次々と水が引かれ、日に日に周囲の景色を写しはじめてキラキラ反射する反転の風景が広がっていきます。
塔婆の裏書も「万波不離水(ばんぱみずをはなれず)」に代えはじめたところ。

法事のお経が終わってからのプチ説法で使用の原稿から、その意味をくみ取ってください。

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水に立つ波は、水を離れることがない

それでは、波はどのように生じるのでしょうか?
・・・たとえば、風
・・・たとえば、月の引力
・・・たとえば、気圧の変化
・・・たとえば、地震
・・・・・・・・・・・などなど・・・・

現代科学での説明は難しすぎて解り難いかもしれませんが・・
もっと素直に自分の心で感じることは誰にでも出来るはず・・

そこで、仏教的解釈をひとつ・・

波の生じる要因がどのように変わっていっても、「水」の本性は変わることがない

それは、何を意味し、何を云おうとしているのか・・・
「水」を「人の心」に当てはめて考え直してみましょう

つまり・・・風に波立つ水は、
風の影響があって波立っているだけで、水そのものの本性はかわらない・・ということ。

自分の心は、相手次第でどのようにでも変わってしまうものです
しかし、対する相手が変わっても、結局変わらないのは自分の心なのです

協調性を大切にすることは良いことですが、それがすぎて流されないように・・
自分の意思を通すことは良いことですが、我がすぎて孤立しないように・・
いずれにしても、あなたはあなたなのですから・・
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2013-05