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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

坊主家業 

2013/07/27
Sat. 08:22

「今まで法事いやぁ〜、方丈さんのず〜っと向こうの方で勺もせんと座っとりましたが、はぁ〜・・今日は隣の方に座らせてもろぉて、まぁ〜じねんに偉うなって仏さんに近づいてきましたがノォ〜、ふぁっ、ファッ、ふぁっ・・・」
まぁ随分とアットホームな年回法事が終わってお斎の席。
「そいで、ねぇ〜さん、いくつになったんね?」
「まぁ〜ず、おんなに歳聞くもんじゃねぇ〜だろが」
「そがぁ〜いうても、まぁ、まぁ〜んだ広島へ子守り行くゆうし、若いもんだがね」
「またまたぁ〜、子守りじゃないけぇ、孫守りだがね」
・・・そんな会話に、3っつ違いの妹さんが加わって、話題はどんどん広がります。

お経はじめの般若心経は、部屋中に響く大合唱。
私の息継ぎも楽だったこと、楽だったこと。
施主さんは、実は私と同級生。
獣医をしていて、同級生仲間では働き頭の存在。
いい酒飲んで、旨いものくって、趣味の魚釣りは隠岐の島の漁場までなじみの宿のチャーター船。
下々のチャラい坊主とは暮らしぶりが違います。
そんな同級生の坊主のかしこまった説法など、聞くに堪えないといった感じ。
そのあたりは知らんフリして平常心で務めあげてきました。

業務用エアコンで全館涼しく冷房が効いていたので、大衣も袈裟も、風を通して干すまでもなくたたむことが出来たし、お墓参りも高原の涼しさで気持ちよかったし、坊主にとっては天国(??)のような法事でした!・・・が、石見銀山の自宅へ帰ると・・何故かグッタリ。
やはり、久々の仏事は何かと気遣いもしたようで、何時も以上に疲れた1日でありました。

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2013-07