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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

誰の手 

2013/08/16
Fri. 07:42

本当は今日も組寺の施食会があって、近場の坊主達は少しばかり残された棚行を務めつつその寺へ集まっていました。
ある年に、ご住職がどんどん体調を崩されて、お檀家さんからも特にこれといった善後策もないまま、どこからともなく法要中止の連絡が回ってきて、その後の連絡も途絶え、法要があるのかないのか解らないまま今に至っています。

万善寺は老僧から代替わりしても、ひょっとしたら、「今年は施食会を行いますので・・よろしくお願いします・・」などと言い継ぎが来るかも知れないからと、いまだに今日の1日はスケジュールを入れないまま、寺の営繕などをして過ごしています。
律義といえばそれだけのことでしょうが、実はその寺のご住職は万善寺老僧と同じ歳なのです。
老僧も、口ではあぁ〜だこぉ〜だ言っていますが、さすがに明日は我が身の思いも捨てがたく何かしら気になるようで、時々思い出して「今日は○●寺の施食会だのぉ」などと私に話しかけてきます。

過疎地の寺院は似たり寄ったりと思いますが、そのような寺が近所にもう1ヶ寺あって、そちらの方は、兼務住職さんが盆月にある幾つかの法要を自分の裁量で取りやめになり、歳をとって衰えた体力の温存をはかることを優先されたりしていらっしゃいます。
かくいう私も、すでに60歳が射程距離のジジイに近い状態で、体力的になかなか厳しい状態にあります。

棚行をすませてからの墓掃除や墓参りも結構重労働で、日もちのしない生花を避けて連日青葉を調達するだけで結構苦労します。
2〜3日前に、刈り尽くした感のある庭先の手ごろな青葉を本数分切り分けていたら、見事に蜂の巣をつついてしまいました。
親指の関節に激痛が走って、怒った蜂がブンブン飛び回っています。
失敗は取り返しがつかないので、あきらめるしかありません。
結局、その後蜂の毒がどうもぬけきれなくて今に至っています。
木魚を叩く手の具合もなかなか定まらないし、線香やロウソクに火をつけるのも、今一つ力が入らないし、なかなか不便なまま過ごしているところです。
さて、元通りに回復するのはいつのことになるやら・・・

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2013-08