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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

仏事あれこれ 

2013/09/08
Sun. 07:25

まるでお通夜のような弘法さんの供養法要が始まって終わりました。

キーポンの学校の学園祭は、文化祭の間中降り続いていた雨が奇跡的に2日間だけやんで体育祭も予定通り行われて、それが終わったらまた連日の雨。
夏の猛暑は峠を越したものの、このところ降り続く雨のおかげで、身体にカビが生えてきそうです。
そんな悪条件の中、観音さんの供養を明るいうちにすませ、夜になってから弘法さんのお務めと塔婆回向をしたところです。

観音さんの方は、家族身内でささやかに、和やかに、賑やかに気持ち良い法要で、般若心経の合唱で始まり、お下がりの膳のオードブルまで話題のネタになったりして、なかなか盛り上がりました。
弘法さんの方は、地域の合同供養の形式で世話人さんの持ち回りシステム。
もう何年も前に、夜の法要を面倒がる老僧から引き継いで今に至っています。
その間に、20軒程度の地区内戸数のほぼ3分の1が代替わりして、またその半分くらいに世話役が回ってくるようになって今に至っています。
私も、老僧の代行でお邪魔している頃は、諸々言いなりで事務的にことを済ませていた手前、なかなか厳しいことは言いにくいところですが、それが一般在家ともなると仏事の恒例行事など全くの他人事で身が入らないどころか、めんどくささ見え見え。
地域の氏神さんのお祭とは似て非なる行事になっている訳です。

弘法さんのお務めのあと、西国33ヶ所を唱えながら施主家ごとの塔婆を読み上げて、だいたい1時間半。
その後、お下がりの膳をいただいて和やかに歓談して・・・という流れですが、今年はなかなかギクシャクしてそうスムーズにことが運ばなく・・まぁなんとも湿っぽい打ち沈んだ空気の中でお務めがはじまって終わったしだいです。
お下がりの赤飯に箸をつけ、番茶をすすって、そそくさと退散。
どしゃ降りの夜の真っ暗で視界の悪い田舎道をグッタリ疲れて寺まで帰りました。

このままいけば、あと数年で弘法さんの供養もおひらきでしょうね。
宙に浮いたお堂の弘法さんは、そのうち謂れもわからないままうち捨てられて野ざらしになっていくのでしょう。
ヒョッとしたらそのまえに、協調性の無い集落がチリジリバラバラになって消滅するほうが早かったりして・・
親の代の子供のしつけのしわ寄せが今になって露呈している現状を見た思いです。

もっとも、今年のような異常気象で見る影もなく乱れきった田んぼなどを見ると、悠長に弘法さんの供養などするだけの余裕がないのかも知れませんね。
ひとまず、そのように解釈させていただきましょう。

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2013-09