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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ひらめきの鍵 

2013/09/27
Fri. 08:47

爽やかな秋空のもと、ひたすら溶接機とグラインダと、それに金槌を持ち替えながら彫刻の制作を続けていると、つなぎのポケットでブルブル電話が鳴っている事に気付いて、大急ぎで着信ON。

三原谷の実行委員会が終わったその後の報告や打ち合わせの電話でした。
やはり、何をしようかとか、何にしようかとか、ボォ~ッと物思いにふけっているだけでは、何にも先に進まないな・・と云う事がこんな時によく分かります。
結局は彫刻の制作にしても、三原谷のアートイベントにしても、何か一つの事に没頭していると、一方で別の事で思わぬひらめきがあったりすることもしばしばです。
今年は、三原谷の田んぼ彫刻で運送のことやら設置の事やら、色々悩んでいた事が、この頃になって一つずつ解消されてきました。
今制作中の彫刻がそのきっかけになってくれたような気がします。

1日が終わる頃には、思いのほか制作がはかどった感じがして、ちょっと余裕が出たところで一瞬気が緩んで、思わぬ失敗をしてしまいました。
それを取り戻そうと、また次の失敗。
これが結構なダメージになって、一瞬の気のゆるみで長年使い続けた工具を1機ダメにしてしまいました。
あまりに突然のことだったので、結構アセってしまいましたが、過ぎてしまった事はどうにも取り返しがつかないので、ひとまず気持ちを切り替えようと、まだ明るいうちに帰宅。
サッサとシャワーをあびて汗と汚れをおとして四畳半の片付け。
キーポンが試験週間に入ってから、やっと彼女の部屋へ戻ってくれました。
書斎に散乱した彼女の残骸を片付け、掃除機をかけ、書類の山を整え、少し落ち着いてからラフマニノフ・・・
このあたりでやっと平静を取り戻す事が出来たように思います。

夜になって、昼間の三原谷の打ち合わせに近所の絵描きのおねえさんがワインのボトル持参でやってきて、彼女の壮大な構想を聞きつつチビチビ・・
まぁそれなりに彼女の熱い思いも感じて、実際に何が出来るかというそのあたりのところまで話しを落とし込んで、あとはチーズかじりながら音楽聞きながらチビチビ・・
そろそろ日が変わる頃になってお開き。
寝る前になっちゃんへ着信を残しておいたら、めずらしく返信があって「今終電待ってるところ」
あっちもこっちも似たような事しているようで・・・

吉田家には1年ほど前から2匹の鍵シッポの猫が同居を始めています。
「幸せの扉の鍵をあけてくれる・・」ハズなのに、なかなかその機会が巡ってきません。
もっとも、こうして毎日大きな波風も無く(工具ひとつつぶしたけど・・)暮らしていると云う事が幸せなのかもしれないですなぁ・・・

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2013-09