工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

二度寝 

2013/11/30
Sat. 07:22

ものすごい勢いで吉田家中をネコチャンズが追いかけっこしながら遊んでいます。
今は、朝の7時。
2度寝中の私は、それで起こされました。
最初に目覚めたのは、それから3時間とちょっと前の午前3時過ぎ。
この時は、クロちゃんの夜遊びと鳴声。

二日ばかり前から今シーズンはじめての寒気団が島根県上空に居座っていて、万善寺のある赤名高原はすでに積雪もあって国道は冬タイヤ規制中。
石見銀山の方は、時折雪がパラつく程度ですが寒い。
一山ほど日本海側へ越えた工場の辺りは、道も乾いて何の問題もなし。
島根県のたったそれほどの狭い地域で、ここまで天気の差がでていることに、今さらながら驚かされます。

日曜日には、「とみやまカフェ」におじゃましてささやかなワークショップをさせていただきます。
今日はこれから大森小学校と大森幼稚園が合同で学習発表会の「大森っ子まつり」
さて、この寒さで人出の方が若干心配です。

それにしても、このところ毎晩のようにクロちゃんにたたき起こされていて、オヤジは慢性の寝不足に陥りつつあります。
急ぎのデスクワークも後少し残っているし、12月にもなるし、気持ちを切り替えて乗り切りたいと思っています。

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11月の雪 

2013/11/29
Fri. 08:38

どうやら島根県は冬の寒気団に包まれているようです。
まだ11月だと云うのに、初雪を見ることになりました。

その、悪天候の間隙をぬって、やっとひとまず田んぼに彫刻を設置しました。
この状態で年越しをして来春田植え時期まで、冬の田んぼが彫刻展の会場になります。
その展覧会も、来春早々にスタートして、3月中旬まで続く予定です。
その間、石見銀山町内のギャラリーを借りて室内の小品彫刻も展示する予定です。
これから環境の様子を見て、少し本気で写真撮影をして、案内状を作成して、ついでに年賀状の原稿なども用意して、お正月には皆様の手元へ若干詳しい展覧会のお知らせが届くようにしたいと思っています。

いずれにしても、私にとってはチョットした節目の一冬になりそうです。
中国地方ではどちらかというと雪深くて、地域の人々の動きも観光さんの往来もパタリと途絶えるこの時期は、一方で本来の石見銀山の姿に出会える数少ない機会の一つとも思っています。

相棒の結界君もスタッドレスにタイヤ交換したし、吉田家の冬支度もおおむね一段落したところです。
12月に入ったら、しばらくの間工場にこもって彫刻の制作が続くことになるでしょう・・

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東堂さんの1日 

2013/11/28
Thu. 07:37

朝から走行距離200キロ!
島根県から一歩も外へ出ていないのに、相棒結界君のオイルゲージは中どころまで減っていました。
東堂老師久々の検査通院だったのです。
結果、結局、病院を変えることになって、東堂さんションボリ・・・

その顛末は・・
東堂さんは、もう慢性化した臓器不全のために身体へ管を入れて1年半以上になっています。
その関係でいろいろ体内にゴミや結石などが溜まって、こんどはそれらが色々老朽化した身体に悪さをするようになっていたのです。
そのままほったらかしに出来なくなって、近所の内科の先生から大学病院へ紹介状が出て、この度の通院はそのためのものでした。
結果、ゴミを摘出除去するか、根本的な臓器不全の原因軽減の手術をするか二つに一つの選択肢を迫られたのであります。
「もう、年寄りですけぇ、手術はしとうございません」
東堂さんは、付添の私の方をふり返って、チラリと顔を伺いながら大学病院のドクターへそういったのでありました。
若干痴呆が入った状態で、なかなかキッパリとした意思表示でした。

問題は、そこから先の病院の対応。
「ウチでは、もっと重症の患者さんの手術が立て込んでいて、このまま順番を待つと、数ヶ月先になりますが、どうしますか?」
日頃から修行を怠けているナンチャッテ坊主は、そこで若干「ムッ!」
「じゃぁ、他の病院を紹介してください」
「何処かかかりつけでもありますか?」
「・・チョット・・そのかかりつけから紹介されたんですけど・・」
「そうですねぇ、それじゃぁ、○●病院と、○△病院とどちらが良いですか?」
「寺からだとどちらも遠いので・・」
アージャコージャ・・・ドクターと私の発展性の無い会話にもならない会話がしばらく続いて、結局、またも紹介状をもらって、たったそれだけで何千円も払って病院を後にしたのでありました。

「私には、どこでも出来るような簡単な手術などしている暇がありません!」・・みたいなえらそぉ~な対応。
そのドクターは出雲市にある大学病院勤務の、小奇麗でツンとすました感じの若い女医さんでありました。

意気消沈した東堂さんを気遣って、昼食は駅前の回転寿司を奮発。
大好物のエビ皿を4枚と、タイとアジを食べて少し落ち着いて満足気。
このまま寺へ帰るのもどうかと思って、久々の外出だし、秋の紅葉でも眺めながらドライブしようと思いついて、斐伊川土手を山側へ南下。
途中から、松江道の無料区間に入って紅葉を見るも・・
「ことしゃぁ、霜が降りとらんけぇ、紅葉がつまらん・・」
などといいつつ、それでも助手席でアチコチ指さし確認しながら紅葉チェックをしたりして、少しばかり気分転換になったようです。
近所のスーパーで東堂さん自ら好物の甘いものや駄菓子をしこたま買い込んで寺へ帰宅。

これで、天気でも良かったらもっと良かったろうに、ほぼ一日中雨でした。

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それもあり 

2013/11/27
Wed. 02:51

自分を大切に。
周りを大切に。
自分に優しく。
周りに優しく。

・・・なっちゃんがこんなことをメモしとりました・・・

浅い眠りからさめてなんとなく眠れないまま、結局ノコノコ起きだして今に至っています。

今日は、東堂老師の通院お伴。
彼の身体に管が入ってからもう1年半くらいになります。
日常の暮らしはそれなりに慣れたのでしょうが、やはり常に異物と一緒に行動するとなるとかなりのストレスだと思います。
このようなことは本人にしかわからないことなので、まわりが勝手にあれこれ心配しても本人にとっては迷惑なことだし、かえって気にしないでおいてもらった方が気楽になれて、日常の暮らしもそんなもんだとあきらめがついて、他人の世話を当てにしないまま静かに過ごせるのではないかと、勝手に思ったりしているところです。

身体の老化はそんな感じで進んで行くのだろうなと、東堂さんを見ていると納得するところがあります。
それでも、身体の新陳代謝は常に続いていて、動かなくなった臓器はそのままにしておくわけにもいかないし、いろいろ不具合も出てきて、結局定期的に何かしらの改善処置を必要とすることになります。
これも病気と云えばそうなのでしょうが、ザックリ云うとやはり順当な老化と云えなくもなく、どちらかと云えば老人なりの想定内的元気さでもあると、私は思うようにしています。

痴呆も入っていると診断されて、だいたい2年半が過ぎました。
最近はそれなりに改善出来る薬もあるそうで、私から見ると、その頃から飲み続けているその薬のせいか、年相応のボケ具合が維持されていて、それはそれで、東堂さんも上手に歳をとっているなぁと思ったりしています。
いずれは自分も東堂さんのようになるだろうと予測したりもして、それもまた複雑です。
しだいにいろんな人の世話になって、いろんな人に迷惑をかけることになるんだろうなぁ・・

なっちゃんも、いろいろ思うところがあったのでしょう・・・
それが何を意味しているのか・・つついたりさぐったりするとキリがないことにも思えて、「まぁ、それもありかな・・」程度に認識したところです。

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自分の存在 

2013/11/26
Tue. 09:02

いつもの慌ただしい朝が一段落して、日の出前からドタバタ走り回っていたネコチャンズも何処かに潜り込んで、昨日の悪天候もおさまって、それなりに少し落ち着いてコーヒーなど飲みながらPodcastの古めのjazzを聴きはじめたところです。
ストーブには薪をいっぱい詰め込んで昼前までは大丈夫。
これからデスクワークに本腰が入ります。

それというのも・・・
お盆が終わって、稲の刈入れと合わせるように続いた観音さんやお地蔵さんなど諸仏の縁日法要も峠をこして、パタリと法事も途絶え、そのまま秋の運動会や文化祭もはじまって、それに展覧会がらみのイベントなどで気忙しく動いていた彫刻家の吉田も落ち着いて、「さあこれから気持ちを入れ替えてじっくり彫刻制作だ!」と少しずつマインドコントロールをしはじめていたら、あれほど途絶えていた仏事が五月雨に入りはじめて、暇な山寺の和尚さんは、別に怠けていたわけでもないのに、色々と書き物などが増えはじめて、この月末も天気の様子と相談しながら墓地の撥遣をすることになっているし、施主さんの過去帳をおさらいして戒名を見直したりと、延々机に向かいっぱなしの毎日になっているわけです。

とにかく、こつこつと一つずつ片付けるしかないので、結局自分のことは後回しになるし、家のことも片付かないまま色々なことがどんどん後回しになってしまいます。
昨日は、珍しくワイフが1日在宅で、ネコに破られた障子の張り替えをしてくれました。
どうしてこんなに1日の時間が足りなくなってしまったのだろうと思ったりします。
それでも、結局は人に変わってもらえる、もしくは人を使ってまでする仕事なら、それはそれでその程度のもので、自分の存在も無くて良いのかなと思ったりもして、なんだかんだ言っても、おおむね自分で心得て自分で結果が出せるほどの働きが出来る事も良いことなのだろうとも思います。

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日曜日の和尚さん 

2013/11/25
Mon. 09:23

久々の法事が入ったので改良衣に着替えて外に出てみると、石見銀山の狭い谷に広がる秋の青空を分けるように南から北へ向かって走る飛行機雲。
貴重な好天のもと、外仕事の誘惑に短く刈り込んだ坊主頭の後ろ髪を引かれる思いを断ち切って施主さん宅へ走ったのでありました。

万善寺から車で5分ほどのところにある施主家は、昭和の農地改良と町道の拡幅工事で移転対象となって、現在の場所に新築されました。
その後、墓地は元のままだったのが、先代の当主が踏ん張って立派な寄せ墓に変わりました。
先先代は土地の石工さんで、島根の山間部一帯に広がる石山の中から青御影の玉石を採石して墓石をつくる職人さんでもありました。
その師弟関係の縁もある石屋さんが踏ん張ったかいもあって、現在の墓石はとても上等な青御影が使われて、なかなか奥深い味わいを醸し出しています。

最近は、ほとんどの墓石が中国からの半製品輸入品になって、島根県の海辺を走る9号線の各所にある石屋さんは、どちらかというと墓石輸入業の方へ業種替えした感もあります。
地物の石も使われることが随分と減った上に、島根山間部の採石を兼ねた石屋さんは、軒並み事業縮小や廃業に追い込まれている状態です。

この度の施主家の近所には、とても勉強熱心な大工の棟梁が暮らしていて、周辺で万善寺がらみの法事があると、だいたいの施主さんはその大工さんに塔婆をつくってもらっています。
棟梁は、どちらかというと宮大工に近い方で、寺社改築や、本堂御堂の新築などで広島県の方まで出かけたりしていらっしゃいます。
若い職人さんも何人かいらっしゃるのですが、せいぜい1枚の板塔婆をつくるだけの仕事でも、仏事の一部に関わることは全て自分の手で材料を選んで道具をふるって汗を流されるほど信心深い方でもあります。
この度も、米ヒバの節無し1本柱を探し出して立派な角塔婆が出来上がっていました。

時代の流れに淘汰されても仕方の無いギリギリのところで踏ん張っていらっしゃる地元の職人さんの心意気が伝わる地物の青御影に節無しの角塔婆。
最近の法事ではなかなか見かけることの出来ない信心の様子を噛み締めつつおつとめをさせてもらったところです。

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無心を生きれるか 

2013/11/24
Sun. 09:09

50回忌の法事があるので、これから色々準備をして久しぶりに改良衣で出かけます。
今から50年前というと、もう既に私は生まれていて小学校に通っていたくらい。
丁度、万善寺に白黒のテレビがやってきて、それまでタンスの上に鎮座していた真空管ラジオが行き場を失って本堂への渡り廊下横にある小部屋へしまい込まれ、ラジオの台に使っていたタンスも、邪魔になって6畳の居間から3畳の小部屋へ移動された頃。

あの頃というと・・ケネディー大統領がダラスで暗殺されたり、力道山が刺殺されたり、よしのぶちゃんの誘拐事件があったり、佐藤栄作さんが総理大臣になったり、それにやっぱり、東京オリンピックに新幹線・・まぁとにかく、日本の高度経済成長に合わせるように色々な大きな事件や出来事がテレビを通して一気に万善寺へ流れ込んだ頃でもあります。
まだ若かった両親は、白黒の画面から流れる動画と、お昼前に配達される新聞を交互に見ながら、ほぼリアルタイムで世間の情報に我がことのように一喜一憂し、子供の私に向かって、「いろいろあぶないことがいっぱいおこっとるけぇ、がっこうおわったらすぐかえってくるんで!」と、真顔で言い聞かせていたことを覚えています。
一方島根県は、新幹線どころか、国道はまだアスファルト舗装前の工事中で、車の轍が深く残った昔の古い道が、少しずつ倍近くに広がって、大きなカーブが無くなって、山が削られ、谷が埋められ、何軒かの家が立ち退きになったりして、万善寺周辺の風景がどんどん変わって行った時代でもあります。

年回の主は、生きていればほぼ私と同年代。
今だと小学校の統廃合でたぶん同じ学校へ通っていたはずの、その家の長男さん。
アスファルト舗装など影も形も無い砂利道をエッチラオッチラ自転車こいで棚行をしていた私が、お仏壇に飾ってある円襟の小学校学生服の遺影を見ながらおつとめをしていた古い昔を思い出します。
当時の施主さんで、その亡くなった長男のお父さんも近年無くなり、今の施主さんは故人のご兄弟。
忙しい仕事の合間を塗って、やっとこの度の法事日が決まりました。
祥月命日からいうと随分遅れた法事になりましたが、それでも知って知らんフリを決め込むよりはずっと良いことで、年のうちにおつとめが出来たことで、私なりに少しばかり気楽になっているところです。

直心是道場・・・この度50回忌の故人も、ひとまずは50年生きながらえた私も、小学校の少年だった頃があり、柔軟で純粋で淀みない心でいられた時であった気もします。何事も無心でいられた時間が、今より随分多かった気がします。
さてさて、ここまで世間の垢に染まったオヤジが、これから先どれほど無心を生きれるか・・なかなか厳しいことです。

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かにくうかに? 

2013/11/23
Sat. 09:01

松江に行った時に、チョット足を伸ばして境港まで行ってきました。
境港というと、一般世間では水木しげるさんの鬼太郎ロードが有名だと思いますが、吉田にとってはこのシーズンだとやはり「カニ」
カニと云っても、一般庶民の底辺でうごめいている吉田などは紅ズワイガニで十分。
どうせ次は休日だし、石見銀山のご近所さんを誘って、カニパーティーをしたところです。

境港の魚市場では、カニの名物おばさんがいて、言葉匠にまだ生きて手足が動いているカニからゆでガニまで、大小上手に振り分けて売りさばいています。
もう10年以上前は、私の周辺もみんな若かったから、トロ箱いっぱい入りきらないほどのカニをしこたま買い込んでアチコチふれを回すと、軽く2〜30人は集まってきて、大パーティーになったりしていました。

オヤジはそんな昔のことをチラと思い出したりしつつ、久々にカニづくして満腹。
ワイフは数日前にひきはじめた風邪をこじらせて絶不調のまま、それでも丸ごとペロリとたいらげ、部類のカニ好きキーポンは、ひたすら無口にカニと格闘し、マイ鍋持参で参加のノリちゃんは、「あたし、あんまりカニ好きじゃないの」といいつつ、「このカニは美味い!皆生温泉カニづくし以来の美味さ」と絶賛。近所の絵描きのうららちゃんは一口ごとに「ワー」とか「キャー」とか感嘆の奇声を発しつつひたすら食べまくり・・・

少し落ち着いて、カニ鍋・・
最後に打ち止め、カニ雑炊・・

久々のカニの一夜が過ぎたのでありました。

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改造結界君 

2013/11/22
Fri. 11:29

昨日の夕方から松江に行っていて、只今帰ってまいりました・・・
結局お昼になってしまいました。
島大の新井先生の絵が観てみたいという方がいらっしゃって、その絵を借りに行ったところです。

愛しのデッキバン君へ荷物が積みやすいように色々無い知恵をしぼって工作したのですが、使ってみるとなかなかの使い心地で、本人はけっこう満足です。
ビス止めでコンパネの上によじ上ってもびくともしなくて、70kgまでは積載出来ることが証明出来ました。
余り物や使い古しや廃材の中からそれなりのものを探し出して切ったりはったりしたのですが、せっかくだったらもう少しシャンとした材料を使っておけば良かったとあとになってチョット反省しました。
それでも、サビサビボコボコの車体にはこの程度がお似合いかもしれません。

松江からの帰りに、前から走ってみたかった山陰道バイパス無料区間に乗ることも出来たし、ルーフ荷物置き場の調子もそれなりに良かったりして、ドライブも楽しむことが出来たし、気持ちよく帰宅すると、めずらしくシロちゃんが甘えてきてくれて、まぁ、可愛いこと可愛いこと・・・
さて、これからメールチェックなどして、少し休息しましょう!

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寒い朝 

2013/11/21
Thu. 09:48

寒くなったせいか・・・最近のキーポンは日に日に登校時間が遅れています。
ワイフはついに風邪をひいてしまって咳が止まりません。
私は・・何時ものように、キーポンを学校まで送って、その足でホームセンターへ直行。
朝早くから開店しているので、とても助かります。
いろいろと物色して、一通り必要なものを買い込んで先ほど帰宅しました。

ワイフは既に仕事へ出かけていて、玄関の雨戸がピタリと閉まっています。
朝から誰もいない家へ帰るのは何となく物悲しいものです。
ガタピシと板戸を開けて中に入ると、いるはずのネコの声もしないまま静まり返っています。
どうせ朝寝をむさぼっていることはわかっているのに、ご主人様のお帰りくらいニャーと迎えてくれても良さそうなものだろうに・・・

ネコというと、先日トラネコに追いかけ回されて大騒ぎをしたシロは、結局お尻の周り数カ所に銭形ハゲをつくりつつも、ひとまずは元気に甦ってチョロチョロとアチコチでいたずらが復活してきました。
難を免れたクロは、町内の誘惑に耐えられなくて、夜な夜な玄関の雨戸をガサガサ削っています。
ものすごい根気です。
このままいけば、板戸に大きな穴をあけてしまいそうな勢いで削りくずの山をつくっています。
いつまでも続くことでもないでしょうが、暮れの大掃除の前になって吉田家の障子は張り替え時を待っている状態です。

さて、これから工場で一仕事片付けて、午後からは伸びた頭にバリカンを当てて、夕方には松江で用事を済ませて、その流れで知人と夕食がてら一杯飲んで車中泊。
次の朝には境港まで足を伸ばしてみようと思っています。
このところの日本海は荒れた日が多いので、さて、水揚げの方はどうでしょう?
上手く行けば、明日の夜は日本海の美味いものが食べられるかも・・・

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出前ワークショップ 

2013/11/20
Wed. 08:39

たまにはまじめに(??)お知らせなど・・・

夏前からお話しなどさせてもらっている富山(とやまじゃなくてとみやま)のYさんは、とみやまカフェ実行委員の一人でもありますが、その彼女が窓口になって、このたび「アートワークグループ やまにあプロジェクト」とのコラボ企画が実現いたしました。
内容は以下のとおりです

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
タイトル:羊毛フェルトでともだちつくり!!
       ~オリジナルのかわいい小物をいっぱいつくってみませんか?~

内 容:とみやまカフェ コラボ企画 〜出前ワークショップ〜
    羊毛フェルトを材料にして・・・
     小さなぬいぐるみから置物や小物、アクセサリーなどをつくってみましょう
    お年寄りから小さなお子様まで、どなたでも簡単につくれます
    必要な道具や材料はすべて用意してあります
    材料代1個100円を握りしめてお越し下さい

場 所:旧富山小学校1階ランチルーム (大田市富山町)

開催期日:12月1日(日)

開催時間:10:30~15:00(最終受付14:30)の間で自由にご参加ください。

団体名:アートワークグループ やまにあプロジェクト 
                ~とみやまワークショップチーム~
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
我が愛車のデッキバン結界君で普通に走って、大田市の中心市街から約15分、石見銀山から約25分ってところでしょうか・・
国道9号線から南に向かって約5分走ると到着で、とっても景色の良いところです。

メンバーが、夕方から三々五々集まって材料準備をしました。
お近くの方は是非お越し下さい。お待ちしております!

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雷神さん 

2013/11/19
Tue. 08:42

島根県は例年より十何日か早い雪を確認したそうです。
どうりで寒いはずだ・・
吉田家の車達はまだ冬タイヤに交換していないし、毎日キーポンの送迎もあるし、チョットあせっています。
今年は、カメムシもやたら多いので、地元の人々は「今年ゃぁ〜、大雪になるでぇ〜」と口々に言い合っています。

昨夜は雷がアチコチで鳴り響いて、みぞれが降ったかと思うとお月さまが出てきたり、またまた雷が鳴ったりしてどしゃ降りになったり、何とも目まぐるしい状況の変化の中、キーポンを迎えに行ったりしたところです。

そのキーポンのline情報によると、友達の家の近所では「木が燃えているんだって」
東京生まれで東京育ちのワイフまで「そりゃぁたいへんだ!雷が落ちたのよ。きっと雪起こしの雷よ」
母娘の会話に割り込んで「吉田家はストーブで木が燃えてるぞ」
「・・・・」
二人から凍るような視線が飛んできて、後は何事もなかったように無視。
何となく部屋の空気が寒くなって、あわてて薪をつぎ足したりしたところです。

石見銀山は、確実に冬が近づいています。

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世間は秋の文化祭 

2013/11/18
Mon. 08:07

いつものように登校のキーポンを乗せて5kmも走ると、路面は乾いて雨の降った様子もない・・・
石見銀山は結構な暴風雨で、穴蔵のような吉田家一階の書斎にいても気がつくほど。

ワイフは朝早くから婦人会の仕込みに出かけて、これは石見銀山秋の文化祭のため。
その石見銀山から5分ほどの工場へ行こうと途中まで出かけたらそのあたりでこれも地域の文化祭。
そういえば、秋の文化祭シーズンで、何処へ行ってもどの町でもテントが立ち並んで、自動車があふれ、もちろん地域の人々でごったがえし、なかなかにぎやかなお祭りに遭遇します。
車のすれ違いも難しいようなので、気持ちを切り替えて日本海の石を探そうと海まで出かけたら、長々と続く悪天候のせいか、竹や木枝のゴミの山。
9月にみた状況とほとんど変わらないどころか、むしろそれより悲惨な状態です。
それでもと思って、昼飯のスパゲティー弁当を食べて、ゴミの溜まった砂浜を歩いていると、雨がポツリポツリ・・・
明るかった日本海の空がしだいに暗くなってイヤな感じ・・
デッキバンのカーゴスペースには濡れるとまずい電動工具などが載せてあって、ヤバいなぁと思っていたら本格的に降り始めて、急きょ退散。
コンテナのそこに雨水が溜まりつつも、何とか工具だけは雨内に入れてドタバタしたあと、どうも落ち着いて仕事にならないなと、結局自宅に帰って書斎へ閉じこもったのでした。

あぁ〜1日何をやっていたんだろう・・

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久々坊主家業 

2013/11/17
Sun. 10:15

久々に山寺の和尚さんをしてきました。
施主さんの都合で百ヵ日にあわせた納骨が出来なくなって、日程調整を仕切り直してその当日。
赤名高原は朝から秋の清々しい青空が広がって、絶好の納骨日和?になって洒水の効果も絶大!
日々是好日の平常心を決め込むべき坊主も、私ほどのヘナチョコになるとやはりその日の天気に一喜一憂して心乱れてしまう有様。
そんな自分のウキウキを戒めつつ相棒のデッキバン結界君を駆使して定時に施主家へ駆けつけてみると、何と母屋の隣の駐車場が車で一杯。
広島ナンバーも2〜3台あって、とてもにぎやかな納骨式になりそうな予感。

この度の納骨の主は、永年住み暮らした万善寺近くのご自宅から、今の施主である息子さん一家が暮らす松江の方へ移り住んで数十年。
その間、盆正月や年回法事の節目ごとに墓所のある元の自宅へ里帰りしながら余生を送っていらっしゃいました。
90歳を過ぎて永眠されるまで慎ましく静かに毎日を過ごされ、初夏のある日、前夜に一杯の酒を飲み、いつもと変わりなく床につきそのまま眠るが如く逝かれた、正にうらやましいほどの大往生でありました。

ご親族にとっては想定外のことだったでしょう急逝の知らせを私が受けたのは、丁度栃木県の展覧会の搬出が終わって彫刻と一緒に石見銀山まで帰ったそのすぐ後でした。
その栃木では大彫刻家H氏のご自宅でお世話になって一泊を過ごさせていただいたのですが、その奥座敷には「山静似太古」とある書があって、枕経を読みに行くまでの道中で、その書のことが頭を離れませんでした。
せっかくのことなので、お通夜の時にその書の話しを少しばかりさせてもらって、私なりに故人を偲んだりしたところでもありました。

イチョウの葉で敷き詰められた墓所までの道は施主さんご夫婦を始め、ご兄弟、お子様のご家族や、多くのご親族で長蛇の列。
最近では珍しいほどのとてもにぎやかな納骨式になりました。
あぁ〜、久々に気持ちのよい坊主家業だったなぁ・・・

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吉田家ネコ事情 

2013/11/16
Sat. 08:11

このところ毎晩のように丑三つ時になると目が覚めます。
原因はわかっていて、家主が留守にする昼の間中ゴロゴロと睡眠をむさぼって完全に夜行性と化した我が家のオス猫クロがアチコチ暴れ、走り、鳴き、かきむしり、大騒動するのです。
この前など、夜中にトイレに入ったワイフが出る隙をみて足元をすり抜けて入れ違いに入り込んだクロがマンマと閉じ込められて、結局大騒動。
ワイフはピクリとも動かないで爆睡。
キーポンも起きだす気配無し。
神経質でナイーブな私は気になって眠れなくなるも、ここで起きだしたら「オレの負けだ!」などと何の根拠も無く意地を張って無視。
結局最終的にワイフが救出。
毎晩のようにそんな状態が続いていて、毎晩のように何かしらクロがオヤジにちょっかいを出して、まぁ、オヤジは毎晩目が覚めているわけです。

本当だと、金曜から土曜にかけて明石の方へ行く予定を立てていたのですが、東堂老師のことや納骨仏事のことで急きょ予定変更。
坊主を家業としているとこういうことも無いわけでもなく、これから年末に向けて緊張の日々が続きそうです。

冬の間は寺暮らしも大変になるので、雪の降る前に片付けた方が良いこともいっぱいあります。
石見銀山で暮らす吉田家は、一冬の暖房費もほとんどが薪造りの汗代程度。
一方、赤名高原の端っこに位置する万善寺では電気と灯油で暖房をまかなっています。
小さな末寺とはいえ、本堂も庫裡もあるわけですから、それなりに経費もかかって頭の痛いところです。
近所のお檀家さん流れで例年の如く灯油も仕入れるべきでしょうが、背に腹は代えられないところもあって、今のうちからセッセと安い灯油の備蓄をはじめました。
暮らしが便利になる一方で、無駄な出費も増えているのですが、だんだん我がままになって、我慢も出来なくなって、なかなか無欲に戻れないところもあって、勝手な思い込みや暴走もあったりして、一度楽を覚えた年寄りとさり気なくそれなりにつき合うのも苦労します。

東堂老師夫婦を夜行性オス猫クロと一緒にするわけにもいきませんが、何処かしら思考行動形態が近いような気がしないでもなく・・どんどん過激化するクロの我がまま行動をみながら、ふと寺暮らしの老夫婦を思い出している今日この頃であります。

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石見銀山の田んぼ 

2013/11/15
Fri. 08:46

石見銀山は朝から久々に清々しい秋の好天に恵まれて、絶好の作業日和。
このところ田んぼづいている吉田は、今回の彫刻展も石見銀山大森町バス回転場隣から羅漢寺川に沿って続く田んぼが展示場。
秋の刈入れが終わって、用のなくなった藁束が放置されたままの田んぼを整備して、あとはイノシシよけの電熱線の撤去が終わったら彫刻の搬入がはじまります。

この展覧会は、石見銀山に本社を持つアパレル関連会社の設立25周年記念イベントの最終打ち止めとして企画の話しをいただいたもの。
私が彫刻を造りはじめたのは彫刻世界の皆さんにとっては比較的遅いほうで、島根に帰ってから後のこと。
もう30歳に近い歳になってからほぼ独学で彫刻の基礎から勉強をはじめたのでした。
約10年間研究制作と発表を繰り返し、そろそろ自分のテーマをまとめてみる必要を感じて、個展でもした方がいいなぁと思って会場を探していた時に巡り会ったのが当時の石見銀山だったのです。
結局、地道な交渉の末、石見銀山にあるその会社のショップ本店を彫刻展の会場で使わせてもらうことが出来て、その年の12月に初個展となりました。

今は会長の彼とは一つ違いの同世代で、その後色々気も合ったりして、親しくおつき合いをさせてもらっていますが、リーマンショック以来、何かと厳しく忙しくなって、最近はすぐ近所で暮らしているのに、会話があるのは年に数回程度の付き合い。
その彼からの個展企画の話は、正直、自分の脳内を読まれているのかと思ったほどタイムリーなものでした。

そんなわけで、吉田正純は久々の彫刻展をひらきます。
天候の具合が思わしくないので、色々日程が狂っていますが、それでもめげずに色々なことが少しずつ前に進んでいます。
会社の都合もあって現在最終の日程調整中。
年賀状と一緒に展覧会のお知らせが届くようになると思います。
私にとっても節目の展覧会になります。
冬の石見銀山もなかなか風情があっていいものです。
みなさま、万障繰り合わせてお越し下さいませ・・・

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ネコ騒動 

2013/11/14
Thu. 08:25

待望の秋空が戻ってきました。
もう、何日ぶりでしょう・・

それは、まだ雨が降り続いて、北風も吹く寒い日が続いていた時のこと・・・
吉田家の人間達がチョットだけ目を離したスキに、ネコチャンズがそろって石見銀山町内の大冒険へ出かけた時のことです。

何時ものように四畳半の書斎に籠ってデスクワークなどしていると、チリチリという錫の音に土間を駆け抜けるネコの足音が加わって、その後ワイフのけたたましい叱り声が聞こえてきます。
「コラッ!ダメ!ダメダメ!チョット、ダメ!アッチ!コラッ!!」
クロちゃんは早々と町内冒険を切り上げて帰宅していたものの、シロちゃんがなかなか帰ってこなくてワイフが心配して、時々玄関先からシロちゃんを呼んだりしていたのですが、依然と帰ってこないまま時がたち、その後の出来事。
時々町内で見かけるグレーでシッポの長い小さめのとら猫(どら猫かもしれない)がシロを追いかけて吉田家に侵入したのです。
逃げるシロに追いかけるとら猫が、吉田家の土間を駆け抜け居間を追いかけ回り、ワイフが叫び、とら猫が逃げ回り大騒ぎになったのです。

その後、ワイフがとら猫を撃退し、シロはアセリ、ビビリ、落ち着かなく時が過ぎるも、しだいにいつもの状態になって一件落着・・のはずが・・
それから、シロの元気がなくなって、あれほどせがむご飯も食べなくなって、気がつくと何処へいったかチリリとも錫の音が聞こえなくなって、一晩中姿が見えないまま一夜明けてもまだ見つからず、ワイフは心配してオロオロするし、「どうしようもないから帰るのを待つしかないじゃない」とか、「メスネコのことだから、そんな遠くにも行かないしそのうち帰ってくるよ」とか、なぐさめたりしていると、キーポンがシロ発見。
何と、寒くなってから自分だけ温々とこたつを出して勉強机にしていた、そのこたつの中で発見。
早速引っ張りだしてワイフ安心でウルウルし始めるし、朝から悲喜交々色々あったわけです。

それでひとまず安心と思ったら、そのうちシロがどんどん弱って飯も食べない。
動物のことだから、自分で何とかするだろうと思うものの、やはり心配でもあって動物病院へ出かけたところ、喧嘩のキズも発見されて、チョットした感染症と精神的ダメージで食欲不振状態と云うことが分かって、ワイフも少し落ち着いて、そのうちシロのダメージも少しずつ回復し、現在に至る・・・

休日を挟んだこの数日間、シロを中心にしたネコ騒動で、久々に家族の絆が修復改善強化されたかなと思っているところです。
あれほどネコ嫌いだったはずのワイフなのに・・・
いつの間にか、ネコチャンズは吉田家にとってかけがえのない家族の一員になっているようです。

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とみやま石窯倶楽部 

2013/11/13
Wed. 07:56

少し前の・・・
ちょうど北風が吹くどしゃ降りの中でキーポンの所属する吹奏楽部が演奏会を開いていた裏番組のこと・・・

もう、かれこれ5ヶ月ほどは前になる頃からお話を進めていた廃校活用フィールドアート関連の企画が少しずつ形になりはじめて、その第1歩がスタートしました。
基本的には、地域に根付く地域主導の事業としていろいろなアート事業が展開出来ないかと、そのあたりのことを念頭にお話をさせてもらったりしていて、それがここにきて実現しはじめたと云う感じです。
↓(メールからの抜粋)
先日、センター長が図面を持参して教育委員会に「幼稚園の敷地内に石窯を作る許可」をもらいに出かけ、本日許可がおりました。
近いうちに事業計画を提出する予定です。
実行委員会名は「とみやま石窯倶楽部」となり、正式には11月から始動することになります。



たった2~3ヶ月の素早さで地域有志のグループが出来上がったのもすごいスピード感です。
ヒョッとしたら、そこに暮らす皆さんの方も、「何とかしなければ」とか、「このままではいけない」とか、学校や幼稚園が無くなってからずぅ~っとそのように思っていらっしゃったのかもしれません。

そこで、いつもの吉田のノリ・・やはりまずは自分が楽しまないとはじまりません。
いくら辛いことが続いても、何か楽しい目標があれば何とか気持ちも前向きになるし、やる気も出るし・・・
そんな感じのお話の流れで、パン窯を作ることになったのです。

キーポンたちの演奏会が始まる前に現場をのぞいてみると、既に有志の皆さんが何人か集まって作業中。
耐火煉瓦は近くの瓦工場の廃棄品。
いらなくなった煉瓦を、自分たちで取り壊して、使えるものを根こそぎ持ち帰ったのだそうです。
それに、私がストックしていた煉瓦を若干上乗せしたら、もうあとは窯造りの消耗品を用意する程度。
皆さんの行動力とフットワークの軽さに感心しきりです。

さて、これから冬に向けて窯造りが進みます。
私もメンバーの一人に加えさせてもらって窯造りを楽しみたいと思っています。

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島根に暮らす 

2013/11/12
Tue. 07:29

島根の石見銀山周辺は冬になったような天気になっています。
こうやって毎日日記を書いていても、さすがに悪天候が連日になると気分も滅入ってしまいます。
思い返すと、どうも今年はいつもの日本ぽくないというか、いつもの島根県じゃないというか、どこか違う国で暮らしているような気もしてきます。
たぶんこういうのを異常気象というのかもしれません。
せっかくの秋の紅葉も、このままだと期待出来そうにありません。

そんな毎日が続いていて、なかなか外仕事が手につかない状態です。
今週にはスタートさせようと思っている田んぼ彫刻の展覧会も、その雨の関係で準備がどんどん遅れています。

さて、吉田正純にとっては過酷な島根県になっているわけですが、まったく関係のないところで盛り上がっている島根県もあるようです。
以下、共同通信からの転記

〜〜〜〜〜〜〜〜
化粧品会社のポーラは11日、女性の肌の美しさを47都道府県で順位付けした「美肌県グランプリ」の結果を発表し、島根県が昨年に続いて1位に輝いた。
ポーラの担当者は「島根県は空気中の水蒸気密度が高いなど美しい肌を保つ環境が整っている」と指摘。
2位は石川県、3位は高知県、4位は富山県、5位は山形県だった。
 全国の店舗などで集めたデータに基づいて6部門で各地の点数を決め、その合計から「美肌偏差値」を算出。島根県は「角層細胞が整っている」「肌が潤っている」「きめが整っている」の3部門で3位以上に入った。
〜〜〜〜〜〜〜〜
そういえば吉田家3姉妹、長女のなっちゃんも歳のわりにはなかなかのもち肌だし、化粧の濃いノッチも素顔はそれなりにツルッとしているし、現在のキーポンはお肌が曲がる気配など皆無だし・・・
もっとも、上二人は現在東京暮らしだから、質が下がっているかもね。

まぁ、島根県も吉田家も総合的にみると、悪いこともあれば良いこともある・・ということで、それなりにバランスがとれているということなのかなぁ・・・

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大荒れの日曜日 

2013/11/11
Mon. 07:21

大荒れの日曜日・・・
キーポンの通う高校吹奏楽部が、何かと今話題のイオングループ大手スーパーの駐車場特設ステージで演奏会を強行しました。
寒い北風と、時々降り付ける大雨に阻まれながらも、約1時間のコンサートは、コント有り踊り有りで結構楽しませてもらいました。
しかし・・さむかったなぁ〜〜

シャイなオヤジは、こういうことでもないとスーパーへ出かけることも稀なので、けっこう知り合いの顔を見かけたりして、少しばかり世間の狭さを感じたりもしたところです。
久々にワイフと一緒にウロウロしていると、彼女の方はアチコチで立ち話。
顔の広さに感服しつつ、地域に根付いてしっかりと地に足がついた様子が頼もしく思えます。

そんなこともあって、部活もひと山越えたキーポンは、勉強もしないまま久々にオヤジの書斎でごろごろ・・
いろいろデスクワークをしている隣でそのうちウツラウツラし始め、結局惰性でそのまま寝はじめ、狭い四畳半が身動き出来ないままシュラフなどを引っ張りだして就寝。

一夜明けた本日は東堂さんの通院日。
これからお寺経由で病院まで行って、だいたい半日なくなって、しばらくぶりの昼食をどこか出先ですまそうかと思っているところです。
工場の青空工房も片付いたのに、なかなか落ち着いて彫刻の制作を再開出来ないまま毎日が過ぎて行きます。

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雨の日曜日 

2013/11/10
Sun. 08:35

島根の方はせっかくの日曜日が雨です。
少し前には、関東の方で地震もあったようです。
このところ、何かと落ち着かない毎日が続いています。
色々な意味であまり良い条件でない状態であります。
私はこれからパン窯のことで出かけます。
キーポンは地元の大きなスーパーで演奏会です・・・が雨降ってるけど・・・
それが終わったらピアノ教室でワイフが送迎。
夜は、軽い食事をとりながら各種作家集団のミーティング。
そんな感じでとにかく色々なことがあるわけです。

彫刻の個展日程がおおよそ決まりそうです。
メイン会場は石見銀山の谷にあるバス停近くの田んぼ。
今月の半ばにまずは2〜3点設置して、それから1ヶ月の間に順次増やして、その期間をプレオープンにする予定です。
そんなこともあるので、そろそろ田んぼの整備をしようと思っています。
設置した彫刻が田んぼの自然になじんだ頃にDMの写真を撮って印刷して発送して、やっと個展のスタートです。

これから出かけるパン窯設置場所は、廃園になった幼稚園の片隅。
よくよく聞くと、「只今休園中」ということらしくて、管理者はいまだに市の教育委員会。
これといって整備をすることもなく、しだいに荒廃が進みそうな予感がします。
隣の小学校も廃校になったまま、備品もそのまま放置されていて、今後の活用も決まらない状態。
いずれにしても、あれだけ立派な器がもったいないことです。

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土曜の朝 

2013/11/09
Sat. 08:38

早いものでもう土曜日です。
この1週間何をやってたんだろう・・・と思ってふりかえってみると・・結局ストーブの薪がらみで終わっていました。

それでも、何にもしていなかったわけではないようで、あれだけ散らかって足の踏み場もなかった工場の青空工房がおおよそ片付いて、あとは天気がよければ彫刻の大きな仕事を再開出来るまでになりました。
それに、耐火煉瓦の運搬も終わって、日曜の朝には地域有志の皆さんと窯造りの準備作業がはじまります。
少しずつですが、色々なことが先に進んでいるようです。

もうずいぶんと長い間「曜日」ではなくて「日にち」で動いているので、一連の仕事の流れの中に土・日や祝日が入り込むと、どうも調子が狂ってしまって、小さな躓きもあったりして、不具合が解消されまいまま次の週を待つしかない状態になってしまいます。
パン窯つくりのことも、窓口がまちづくりセンターだったりすると、肝心の土・日・祝日に職員のみなさんが休みだったりして、地域と行政のすれ違いが解消されないまま「だろう事業」に陥ってベースがしっかりと決まらないままのシーソー活動になってしまうような気もして、なかなか踏み込みにくいところであります。

公務員と云うと一昔前は「国民の公僕(かなり古いけど・・)」などといって、寝食を忘れて地域に奉仕するほどの心意気で暮らしていらっしゃる気骨の方もチラホラいらっしゃいましたが・・・最近はどうなんでしょうか?

彫刻家の吉田だと、彫刻の大小関係なく、大きければ大きいなりに構成や工法や制作手順や搬入出のことまで気を配って仕事をし、小さければ小さいなりに工法も工夫して彫刻の密度や完成度やそれなりの心配事も増えて、結局は大小過不足ない緊張感が続きながら制作しています。
和尚さんの吉田だと、施主さんの都合を優先しつつ、かといってお経の長短を測ることもなく、仏式の次第を過不足なく平等にこなしているつもりです。

いつだったか・・何かのコラムで「やりがい」についての見解があって、雇用労働の社会的側面から「がんばる」ことの危険性を提起していて、なるほど、現代社会はそのような認識も常識の領域なのかと、自分の人間志向の古さを実感したところでありました。
ちっぽけな吉田のことなど世間社会のなかではどうでも良いような存在のものでしょうし、まぁ、どちらかと云えば世間の常識に自分を即していくことのほうが妥当なのでしょう。

ワイフがキーポンを学校まで送ってくれて、チョットできた余裕でどうでも良いようなことを考え始めた久々の土曜の朝・・なのです。

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痺れオヤジ 

2013/11/08
Fri. 09:37

夜中になって、手が痺れて、目が覚めて、そのまま眠れなくなって、しばらくシュラフの中でイジイジしていたものの、痺れがとれないままどんどん目が冴えてくるので、結局むくむくと起きだして、YouTubeなどチェックして30年以上前のDIATONEを鳴らし始めて、よせば良いのにコーヒーなど飲んでしまったものだからもっと眠れなくなって、結局、ワイフが起きだした音を聞いてから2度寝に入ったところです。
朝になって、何時ものようにキーポンを学校まで送って、今は痺れた手をごまかしながら朝のデスクワーク。

3日連続で薪運びやら製材やらこなすと、さすがに身体のアチコチが痛んで無理が出来ない歳になったと実感します。
それでも、工場の前は薪ばかりで足の踏み場もありません。
散らかしておくわけにもいかないので、今日もこれから薪整理です。
その後に工場から30分くらいのところまで耐火煉瓦を運ぶ予定。
これは、夏くらいから少しずつ進んでいたパン窯の話しがいよいよ本格的になって、その地元有志の皆さん集まっての設置場所整備がはじまることになったからです。

そこは出雲圏と石見圏のほぼ境界のあたりにある国道から南側一帯に広がる山間地で棚田の広がった農村地帯なのですが、今は、少しずつ休耕田が増え、働き盛りは近所の町まで仕事に出かける兼業農家中心の地域です。
数年前に幼稚園が廃園になり、今年の3月には小学校が廃校になりました。
昼の間は子供たちの声が途絶えた地帯になったわけです。
地元の皆さんで善後策を考えて決まったことですが、今になってみると、地域の中心でもあった小学校が消えたことの寂しさがジワジワと地域の皆さんに広がっているような話しもチラホラ・・

石見銀山にある木造の大森小学校などと比べ物にならないほどの立派な学校が無くなったことは、その外観がそのまま残って見えているだけになかなか厳しいところであります。
自分の制作のことや、色々クリエイティブな取り組みのことなど、その小学校を活用出来ることがないかと地域の知人に声をかけて、何度か関係者の方とお話をさせてもらって、今に至っています。
結果が、今回の窯作り。
さて、どんな窯になるのでしょう。
これからしばらくの間、地元有志の皆さんと窯作りの毎日が続きそうです。

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薪運び 

2013/11/07
Thu. 08:14

贅沢にも昇降機付きの2tを借りて薪運び。
このところ2〜3日は薪運びや薪造りの毎日です。
御陰様で天気もソコソコよくて、良い汗を流しました。

今年の春先に、寺の近所のお檀家さんから「うちの山を整理して売れるところは引きとってもらいましたけぇ、枝木ぐらいしか残っとりませんが、持って行ってもらってもええですけぇねぇ〜」と、ありがたくもナラの木のお裾分けをいただきました。
そういえば、もう1年くらい前になるでしょうか、法事に伺った時に、「木が茂って田んぼも日当りが悪うていけませんがぁ」と云っていらっしゃったような・・
「昔しゃぁ、杉の苗木でも植えといたら、ええ金になっとりましたが、最近は山へ入るだけで逆に金取られたりしますけぇねぇ」
「はぁ、そんなもんですかぁ・・。寺は明治の農地解放で残ってるのは山ばっかりなんですよ」
「まぁ、重機の入る道こさえてナンボ、切り出してナンボ、油代がナンボ、手間賃がナンボ、何日かかってナンボゆうような案配ですけぇ。手元にゃナンボも残りませんけぇねぇ」
「・・・」
・・それでも、少しばかりはお金になったようで、空き地に残った枝木は、処分代がかかるということでそのまま腐らせるつもりだったようです。

今年の島根県は大雨続きで、寺の辺りの高原地帯も例外ではなくて、春先に声をかけてもらってから、なかなか運搬出来なくて今になってしまいました。
少しは乾燥しているかと思ったら、全然生のマンマで、それでなくてもナラの木は重たいのに、枝木とはいえ2m以上のものが山積みだったので、2tに入りきらない始末。
だんだん暗くなってくるし、トラックを返さないといけないし、結局時間切れで荷下ろしが終了したのが夜の8時前。
鈍ったからだが悲鳴を上げて、真夜中にその痛みで目が覚めたほど・・・

それでも、御陰もあってノルウェーの2時間ドラマを堪能しました。
あぁ〜〜〜、あの鉛色の空気感・・・良かったなぁ〜〜〜
気のせいか・・チョットだけ身体が楽になったような・・・やっぱり、気のせいだろうなぁ・・

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製材落ち 

2013/11/06
Wed. 07:47

ほぼ半日使って、1t弱の製材落ちをきざんで運搬。
乾いた木は、チェンソーがすぐ切れなくなるのでイヤなのですが、避けることは出来ません。

今年は、夏が猛暑の上に局地的集中豪雨などがあって、秋になると台風がどんどんやってくるし、薪の調達に苦労しました。
それでも、屋外でほったらかしの丸太が一冬分はあるので、それを輪切りにして大割りすれば何とかしのげるほどにはなるでしょう。

最近は小割りをつくるのがだんだん面倒になる・・というより、それほどまでの時間がなくなっていて、製材所の知り合いにそのようなことを話したら、「うちも廃材で処分しなきゃいけないし、近所の風呂焚きでおろしてるから、一束作っておいてあげようか?」という話しに飛びついて、小割りの1t束をきざむようになったのす。

サイズもほぼ2mくらいに揃えてくれているし、自分で運搬すればほんの2000円程度のことだし、一冬セッセとストーブ焚き続けても1万円とかからないので、この方法はなかなか助かっています。

これからしばらくは、薪作りの日々が続きます。

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秋晴れ 

2013/11/05
Tue. 07:46

このところめまぐるしく天気が変わって、晴れの日が続かない島根県です。
秋も深まってきた感じの日本海は、このまま冬になって行くのかなぁ・・と思っていたら、今日は珍しく快晴の予報。
薪作りにピッタリの天気になりそうです。

吉田家は2〜3日前から夜の夕食時にかけてストーブを焚き始めました。
まだ世間はそれほど寒いわけではないので、古新聞を丸めて焚き付けにして、昨シーズンの残りの薪を二つ三つ放り込んでおけば、その程度で結構部屋が暖まります。

久々の法事が終わったお斎の席で、カメムシの話題が出ました。
今年の万善寺のあたりはカメムシが例年より多いそうです。
そういえば、工場の倉庫で保管している彫刻の梱包材料にも、結構潜り込んでいて、移動の度に彫刻がカメムシ臭くなってなんとも厄介な搬出だったことを思い出します。
カメムシが大量発生した年は大雪が降るのだとか・・法事の席で地元の古老がおっしゃっていました。
そろそろ、スタッドレスの心配もしなければいけません。
季節の巡るのは実にはやいものです。
せっかくの晴れ空が続きそうですから、しっかりと薪作りにせいを出して、一冬に備えたいと思います。

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反省会 

2013/11/04
Mon. 08:45

近所に住む絵描きのうららちゃんが、三原谷の川の風まつりの反省会をしようと言い出して、須の谷の彫刻で参加してくれたノリちゃんと、毎年参加のワイフと、それぞれが吉田家へ一品を持ち寄ってにぎやかに飲み会がはじまりました。
ワイフは、野菜をタップリ使った料理やキーポンのこともあるので鳥の唐揚げなどつくって、ノリちゃんは朝から仕込んだおでんを鍋ごと持ってきて、うららちゃんは本場大阪風たこ焼きをセッセと焼き続け、久々に会ったノリちゃんの旦那のはるちゃんと私のオヤジ二人は飲むのも忘れてひたすら食べ続けてもう腹一杯の満腹。
ネコチャンズはにぎやかな夜の吉田家に怖じけずいて何処かへ逃亡。
まあ、そんな感じの反省会になりました。

今年は、石見銀山の女性作家の参加と声かけの御陰で、町の有志も竹野町の会場まで遠路訪ねてきてくれて、だんだん島根と兵庫の距離が近づいてくるように感じました。
何処かの美術館の展示の為にお膳立てされたスペースで作品を並べることとはかなり条件も悪かったりして、難しいこともいろいろありますが、こうして自分の彫刻と一緒にアチコチまわってそれぞれの場所で地域の人に間近で見ていただくような機会が増えて行くことも大切なような気がしています。
いつまで続くかわかりませんが、体力と気力が続くうちは何とか乗り切って行きたいと思っています。

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遠慮 

2013/11/03
Sun. 08:19

久々に続いていた快晴も、今朝目覚めるとどんよりとした曇り空。
ナンチャラと秋の空・・ってやつです。

この様子だと、お昼過ぎには雨も落ちてきそう。
昨日から1ヶ月ぶりの仏事が続いて、今日は年回法事の後に移転新設墓地の地鎮つとめ。
洒水の事もあるし、屋外のことだし、どうもこういう天気の思わしくない時のおつとめは落ち着かなくてやれません。
と思いつつも、相手が自然のことなので、ちっぽけな人間の芥子粒ほどの悩み事などどうする事も出来ないし、それこそ運を天に任せる(いやに大げさ・・)しかありません。

自宅を出発前のひと時・・
書斎のデスクトップに向かって少しばかりの事務をしているところです。
まだ1週間にもならないほんの数日前は、早朝に石見銀山を出発して、兵庫県の竹野町まで2トン車を走らせていました。
日の出の頃に安来から米子辺りを通過していて、今回、昨年に続いてお世話になった石彫仏師の坪内さんのことを思い出したりしたところです。

彼は、石見銀山からほど近い福光石の採石場近くの出身ですが、現在は島根の東の端の安来の近くで暮らしています。
そのあたりは石見銀山と違って、大山の裾野が広く開け、どちらかといえばなだらかな平地が続いて広々とした田園地帯が続いているところです。
東から昇る朝日も大山のシルエットと重なって、結構奇麗なんだろうなと思います。
周囲を山に囲まれた谷底で暮らしていると、なかなか昇る朝日をつぶさに見るようなこともありません。

「遠慮(えんりょ)」ということばがあります。
属にどういう意味かはわかっていると思いますが、あまり知られていないところで、「遠い将来に思いを巡らす」という意味も持ち合わせています。
私の暮らす環境では、この「遠慮」が欠けているなぁと実感します。
気がつかないうちに、谷底に住んで自分の足元ばかり見てあくせくしていることばかりだったりして・・
反省しなければいけません。
時にはじっくり時間をかけて遠くの風景を見据えて行くことも大切なことだと思います。

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山光無古今 

2013/11/02
Sat. 07:38

彫刻がらみの長いロードの御陰でPower Shotの写真溜まり過ぎ・・
そのままにしておくわけにもいかないので少しずつ整理しているところ・・
がしかし、偶然のシャッターチャンスもあったりして(??)なかなか捨てるに忍びない。

まあそんなわけで、他人に厳しく自分に優しいナンチャッテ軟弱ボーズは、結局空き容量あとわずかのiMacへ保存するのでありました・・

本日は、ほぼ1ヶ月ぶりの法事のおつとめ・・
今年に入って95歳で永眠された、現役時代は学校の校長先生の百ヵ日です。
その百ヵ日は、別名「卒哭忌」ともいいます。
「亡くなった故人を偲んで泣いてばかりいてはいけないよ。毎日の暮らしのこともあるし、そろそろ気持ちを切り替えて、自分の足元をしっかりと見ながら生きて行かなくっちゃ!」
と、残されたご親族の皆さんの気持ちを切り替える為の大切な法事にもなっています。

もっとも、最近の世の中は、葬式もまともにしないで遺骨をそのままほったらかしにしているような薄情な親族も結構多くなったようで、それも巡り巡って坊主の宗教活動の怠慢だったり、慢心だったりすることも無いわけでもなく・・・
なかなか難しい世の中になっているわけです。

そんなことを、チラチラ思いながら久々に墨を摺って塔婆を書きました。
裏書きには「山光無古今」・・
季節はそろそろ紅葉の秋・・
「山の姿は日々季節ごとに刻々と変化し続けているけれど、その本体は今も昔も変わる事なくじっとそこに存在しているでしょ!」
という、なんとも当たり前のことを云っているわけです。
さて、その当たり前のベースには何が隠されているのか・・・
本質を何処に求めれば良いのか・・
日々そんな事を思いつつ、とろけた脳みそを刺激して制作を続ける私・・・の彫刻の難解な部分でもあるわけです。
まぁ、自分でわかって納得でもしてしまったら、彫刻造る事もやめるでしょうね・・

撮り溜めた写真の整理しながらいくつかの山々を見ながらそんな事を思う早朝であります。

ちなみに、今回チョイスの写真は、京都で乗った9号線をひたすら西へ走り、福知山を過ぎたあたり。
竹野町で久々に再会のジローさんの撮影活動テリトリーでもあります。

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11月の朝 

2013/11/01
Fri. 08:53

長旅から帰って久々の石見銀山の落ち着いた朝を迎えました。
展覧会で彫刻と旅をしてる間中台風や雨続きで、スッキリと晴れ渡った秋空を忘れかけたような感じでした。
今朝は引き締まった朝の空気の中で目覚め、ふっくらと炊きあがった朝ご飯を食べ、何時ものようにキーポンを学校まで送り、ネコチャンズとなにげなく戯れ、少し落ち着いてpodcastの中から朝のチョイスをして、ブログ用のキーボードをプチプチたたき始めたところです。

旅の疲れが取れまいまま、溜まった洗濯物や彫刻の梱包材などを片付けたりして慌ただしく過ぎた1日でしたが、そろそろ気持ちを切り替える必要を感じます。
留守の間の吉田家四畳半の書斎は、完全にキーポンに占拠されていたようです。
お菓子や雑誌などと一緒に、勉強道具が混ざっていたりして、少しばかりは勉強の痕跡も見受けられますが、それにしても散らかっています。
部活を終わって学校からつれて帰ると、当然のように制服のまま書斎へ入り込んで私の定位置へドカリと座り込みます。
なんとかして留守の間の悪癖を改善しようと、貴重な久々の休みを半日使って彼女の持ち物を片付けつつ掃除機を当てました。
もう11月に入るし、こたつに切り替えようと倉庫で管理している布団を搬入するなどして冬使用の書斎に模様替えをしました。

さて、今週末には1ヶ月ぶりにもなるだろう法事の予約が入っています。
衣も、夏使用から冬使用に衣替えです。
伸びきったヒゲと髪の毛にバリカンを当てる時がきました。

気持ちを整理して心機一転、諸々の事務処理を片付けたり報告書を作成したりしつつ、個展の準備にとりかかります。
冬の薪作りも始めないといけません。
なんとなく慌ただしくもありますが、やっぱり適度な湿気があって、さりげなく枯れ草の匂いが漂ったりして、そろそろ葉っぱの落ち始めた木々の枝が風にざわめき、横に長く伸びた家々の影が石見銀山の町並みを横切る・・そんな空気に包まれていると、それはそれで、気持ちも落ち着いてやる気も出てきます。

そんな11月がはじまりました。

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2013-11