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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

つめたい雨 

2013/12/11
Wed. 08:01

なんか・・今年の冬って、天気悪すぎません??
それって、島根県だけ?
もしくは、石見銀山のあたりだけ?
などと、天候やら地域やら地球やら(これはデカすぎるか・・)のせいにしていたら・・
よくよく考えると、どうやら自分の都合が天気にあっていないだけのようです。

そこで、これからは気持ちを切り替えて、工場の中で出来る小さい鉄仕事をすることにします。
そうすれば、天気も、昼も夜も関係ないし・・・

昨夜、玄関の板戸をたたく音がして出てみると、夏の終わりまで石見銀山の町並みへ店を出していて、秋になって店じまいした蕎麦屋さんでした。
その店長のてくちゃんは、吉田家長男のじゅん君と高校時代の同級生で、まだ若いのにとても働き者で、これまた同級生の嫁さんは既に子供も生まれて、私としては密かにうらやましかったりもします。
現在の吉田家にはじゅん君もいないし、わざわざ夜になって二人で訪問は何事だろうと思ったら、店じまいの挨拶回りでした。
粗品をいただいたりして、丁寧なことです。

私は、蕎麦には目がない方で、もちろん旨いにこしたことはないけど、何処かの駅蕎麦でも、立ち食い蕎麦でも、何でも美味しくいただけるタイプです。
そんなもんだから、自宅でデスクワークの時には時々お店にお邪魔したりして、結構重宝していたのです。
このたびの店じまいは、そんな私にとっては結構なダメージでした。
そんなわけで、石見銀山から、また1軒お店が撤退しました。

石見銀山は去年から今年にかけて、出雲大社の遷宮に便乗して観光さんの流入が半端無く増えました。
6〜7年前の世界遺産登録の年以来の人出になっています。
実は吉田も、世界遺産景気に便乗してやろうと、自宅の一部を改装してギャラリーにしていたことがあります。
自分がつくった小さな彫刻や鉄製のクラフトなどを並べて、それなりにお客さんものぞいてくれて、そこそこ収入も伸びてきつつあったのです。
ところが、その頃になって寺の東堂さんの具合が悪くなりはじめて、通院の毎日が続くようになって、結局オープンして1年半で店じまいしました。
クラフトの方は、業者さんの少しばかりの制作依頼がその後もしばらく続いて何とか暇を見つけては作り続けていましたが、それも不景気の風に吹き飛ばされていつの間にか途絶えてしまいました。
これではいけない!自分がダメになる!と思いついたのが彫刻の展覧会でした。
展覧会の事務仕事は、東堂さんの通院などにつき合いながらでも何とか先に進められるし、上手に日程調整すれば、展覧会の期間中を中心に、数週間拘束されるだけですむので何とかなるだろうと思ったからです。
御陰様で、予算の獲得も出来るようになって、来年も予算がつけば5年間続くまでになりました。
今年は、ワークショップに次の展開が広がりつつあって、これも色々工夫して面白い企画になりそうな気がします。
冷静に考えれば、寺の寺務も続くし、今後東堂さんやおかみさんをみとることも避けられないし、ヒョッとしたらその前に自分がつぶれるかもしれないし、まだまだ厳しい未来がまっています。

それはそれとして、先のことで思い悩んでも無駄なことだし、今出来る事を確実にこなしていくことが一番だと思っています。
いずれは、石見銀山の町に、吉田ショップが再オープン出来ることを当面の目標にしているところです。

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2013-12