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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

年始会 

2014/01/02
Thu. 05:56

お正月の2日は、万善寺の年始会があります。
私がモノゴコロ付いていた時から恒例になっていますから、もう軽く1世紀位前から続いているのだと思います。

今では50軒足らずのお檀家さんで、お参りはまたその3分の1くらいですから、寺の家族でお年始会をまかなうことも何とか出来ていますが、50年ほど前の頃は、お参りが50人以上あることが普通で、元日の日から準備に追われて、とてもあわただしいお正月になっていました。
台所のおてつだいさんも4〜5人はお願いして、おかみさんは子供の私などほったらかしで忙しく働いていました。
今は昔のとても信じられないようなお話です。

世代交代と云うものはなかなか難しいことで、そればかりは半世紀前の方が厳しかったような気がします。
親の力は絶大なものがあって、まんざら正しいことばかりでもない親の言い付けも、子供としてはそんなもんだと従って、言葉を返すようなことなど出来るはずもないほどの関係が維持されていました。
特に島根の片田舎で育った私など、そういう親子関係が当然に普通のことだと、かなり大きくなるまでそう思っていたものです。
私の場合、幸か不幸か、中学校を卒業してから親元を離れて現在まで、両親とは別居で暮らし続けていた関係で、多少なりとも自分の考えで行動出来るようになってきたと思っていますが、周辺の同級生を見ると、私が少年時代に知っているその子の親と寸分も違わないで、そっくり親子が入れ替わった程度の暮らしぶりだったりすると、まだまだ時代の継承が色濃く残っているのだなぁと感心します。
同じ年齢なのに、考え方や趣向が全く別のところにあることがわかると、自分の今までの生き方は、はたしてそれが良かったのかどうかわからなくなってきます。

先ほどお正月の朝課つとめが終わって少しくつろいでいるところです。
ありがたいことに、年明けから天候が好転し、暮れの雪がどんどん溶けてくれました。
深夜から早朝のおつとめも、全く寒さを感じないほどです。
年越しで2〜3日だけ帰省したじゅん君がとても良く働いてくれて、本堂前の雪ズリの山を切り通してくれました。
これでひとまずはお参りの足元も少し楽になったと思います。
今は、おかみさんや東堂さんの暴走に気を配りつつ、ワイフと二人で切り盛りしています。
無事に終了出来るか多少心配ですが、乗り切るしかありません。
結果は後日報告と云うことで・・おたのしみに・・って、べつにわざわざ気にするほどでもない、単なる万善寺事情だけのことですが・・

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2014-01