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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

冬の彫刻展 

2014/02/03
Mon. 08:23

久しぶりの終日会場受付でした。
2月の石見銀山は、例年になく暖かい日が続いているとはいえ、まだ冬の真っ最中。
町内を散策する観光さんもまばらだし、なにより町民の元気なお年寄りも、自宅に引きこもりがちでなんとなく町並みも閑散としています。

冬の時期に野外彫刻や、何時もは閉鎖状態のショップ2階のフリースペースで展覧会をやっているわけですから、同業の作家諸氏からは、「あいつは何と物好きなヤツだ」と変人の如く思われていることでしょう。
もっとも、島根県の常識的地域事情を考慮すると、鉄の彫刻を造っているオヤジそのものがすでに変人の部類に属してしまっているわけですが・・
そのうえ、山寺の住職としても、坊主業界において見事な変人ぶりを発揮していたりして、なかなか一般の常識的社会に溶け込めないでいるところでもあります。

そんな周辺環境にもめげずに、コツコツと地道に彫刻制作を続けたりしていると、それはそれで、「吉田の彫刻が大好き!」という、奇特な方もチラホラいらっしゃって、昨日は日曜日でもあるし、早速会場へ足を運んでくださったりしていただいたところです。
日頃、あまり彫刻の話などしなかったりするのですが、いちおう展覧会の期間中でもあるし、せっかくのことなので、20年30年の吉田の彫刻の変遷などを織り交ぜながら、今回の会場の見所をお話しさせていただきました。
もう20年も前から、密かに吉田の彫刻を気に入っていただいていたという、筋金入りのファンの方もいらっしゃったりして、ありがたいかぎりです。
ショップの閉店間際には、数年前から町内に暮らす若夫婦の旦那さんが来てくれて、ずいぶんと熱心に質問されたりして、こちらも思わず熱弁になったりしてしまいました。
なかなか内容の濃い1日でありました。

一方、相対的にみると暇な受付であるわけで、不謹慎なことでありますが、朝から日がな1日、のんびりとポットに仕込んだコーヒーをすすりながら読書三昧という、贅沢をさせてもらったりもしています。
251円で買って、チビチビ読み続けていた昨年の直木賞を一気に読み上げ、105円の文庫本を半分ほど読み進み、なかなか充実した1日でもありました。
このままいけば、会期中に未読のストックが無くなってしまいそうなので、近いうちに町の図書館で調達しておいた方が良いかもしれないと思ったりしているところです。

2月初旬の彫刻展はこんな感じでスタートしました。
これからは平日の午前中と夜を使って彫刻の新作を手がけ、2月中旬の展示替えの準備に入ります。

豆まきをして、立春のおふだを配って、明日には1年間お世話になったおふだの張り替えをする予定です。
坊主家業と両立しながら上手にスケジュールを組み立てようと思っているところです。

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2014-02