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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

雨の桜見物 

2014/03/31
Mon. 08:18

3月最後の日曜日は朝から雨でした。
石見銀山の自宅を出発したのが8時過ぎ。
通勤の車列も無く、雨の御陰でお百姓さんの軽トラも無く、工事は休日でストップ。
松江と広島をつなぐ国道へ出ても走る車はまばら。
予想よりずいぶん早く目的地の三次(みよし)へ到着しました。

だいたい1年前の丁度今頃は、今の結界君の前のポンコツ君がドック入りして、代車の軽トラで同じコースを往復していました。
その時は今以上に天候不順で、桜のつぼみがほころぶ頃になってもみぞれが降って、県境の赤名峠は積雪で、早々とタイヤを履き替えた長距離トラックが立ち往生していたりして、なかなかハードな道中だったこともありました。

月日の経つのは早いものです。
三次で1周忌のおつとめを終わって、少しお話をして、そのあとの施主さんの挨拶でも「オヤジは本当に雨男だったようです」などと、そのようなお話が出ていました。

彫刻の作業中に足首を痛めて、それを軽いねんざだろうくらいに思ってほったらかしにしていたらいつまでたっても腫れが引かないので外科で看てもらったらどうやら関節の剥離骨折を起こしているようだと診断されて、1週間に一度の通院と、七日つとめを繰り返していたことを思い出します。
結局、まともに正座が出来るようになったのはそれから6ヶ月後のお盆務めの始まる頃。
今でも後遺症と云うか、その時の無理と言うか、日常の暮らしにいろいろな悪条件が重なると古傷がうずきはじめて来ます。
坊主が正座を「悪条件」などと云うと、その筋の偉い方々にビシッと叱られてしまいそうですが、それでも身体の衰えはどうしようもない現実で、ダマシダマシ付き合っていくしかないことです。

古傷の痛みに耐えながら観音経や修證義でおつとめして、結界君に乗り込んで島根県方面へ向けて走り始めてしばらくすると、膝横のスジが引きつりはじめてアクセルを踏むのも苦しくなって、国道沿いの空き地へ寄せてしばらく休憩・・・

こんなネガティブな1日をダラダラ綴っていても面白くも何ともないことですが、まぁ、それでも後になってそんな1日もあったのだということくらいはチェック出来るし、休憩中の短時間、ラップトップを開いてメールチェックなどしていたら、結界君の頭上にまだほとんどがつぼみのままの桜の枝がかぶさっています。
車を止めた時にはまったく気がつかなかったことです。
1日のうちに見逃してしまっていることもいっぱいあるんだなぁと気がつきます。
それからは、雨のふる江の川沿いの道から支流の道沿いを巡って銀山街道を自宅まで、ノンビリとつぼみ桜見物。

石見銀山町並みの彫刻展会場も今度の日曜日でクローズです。
それからしばらくは、本格的に現代彫刻小品展の準備作業へ入ります。

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2014-03