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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

健康の代償 

2014/07/07
Mon. 08:45

少し前の事になるが、恒例東堂さん通院のお供で1日を過ごしてきた。
まだあのころは梅雨の晴れ間というか空梅雨というか、あまり梅雨らしい雨も降っていなかった頃で、万善寺の赤来高原の方も湿気のない爽やかな日だった。

90歳になっておかみさんは益々活発に口と頭が動き、それに反して身体の身体能力はどんどん低下してきている。
東堂さんは聞こえない耳でそんなおかみさんを気遣ってヨチヨチとかいがいしく庫裏のアチコチの用事を片づけたりしている。
その上に、自分の着替えや入浴やひげそりなどだいたいの日常生活を続ける事が出来ている。
世間的にみても健康的な高齢者生活をおくっていてくれていると思う。

こんな暮しぶりの二人だから、特に病院の定期通院も必要ないと思っている。
日本の医療福祉は年々濃密に融通の利かないものになってきているような気がする。
というより、低所得者層への医療福祉が常識的に厳しすぎると思う。
任意保険に加入もなく、国民年金の受給しかない年金暮らしの高齢者にとって、通院ひとつとっても、自宅を出る時から自宅に帰るまでに支出しなければいけない必要経費は相当な負担になる。
家族身内で支えるにしても、各家庭の暮らしもあるからなかなか厳しいものがある。
昔のように、1回診察をして病状がわかるとあとは定期的に薬をもらってそれで済ませることが出来ればとても助かるのだが、最近はそれが出来ない。
ヨレヨレの高齢者に対しても薬が切れる前に診察を受けるための通院を容赦なく指定される。

一見手厚くもてなされているように見える医療福祉も、私から見ると贅沢も我慢してコツコツためた個人の貯蓄をどんどん絞り取られているように思えてならない。
先日の東堂さんの通院が正にそうだった。
「血液の数値も正常範囲がほとんどですねぇ・・日常の生活で気にされる事も特にないでしょう」
・・・だって・・
健康であるという事を診断してもらうために通院しているわけだからおかしな話だ。

イラク情勢悪化原油高騰で相棒の結界君も悲鳴をあげている。
何もしないで自宅にとじこもっていても高熱水費がかさむ。
仕事道具一式抱えて近所の図書館で1日中こもっていた方がお得な気がする。

車検でドック入りの結界君の検査結果が出た。
かなりのダメージがあるようだ。
中古にむち打って東京往復したりして1年で3万キロ走っているから仕方のない事かも知れない。
現状では車検を通らない部品の交換が数箇所。
タイミングベルトの交換年数がリミット。
この2つが大きな支出になる。
日夜けなげにオヤジのハードワークに絶えてくれているし、見放すわけにもいかないだろう。
それに東堂さんの通院お供も当分のあいだ続きそうだし・・・

そうそう・・・内弁慶猫のクロもいた。
自分から意気がって喧嘩をしかけて返り討ちに遭って、ウンウンうなって結局は抗生物質やら鎮痛剤のお世話になっている。

こんなことばかりで、週も変わった早々から気持ちも萎える今日この頃であります。

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2014-07