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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

体力と気力 

2014/07/17
Thu. 08:43

今朝はキーポンが高校野球の応援でいつもより1時間以上も早く家を出た。
最近の彼女は赤ちゃん帰りしたように私のシュラフへ潜り込んでくる。

毎晩部活から帰るのが20時を過ぎていて、それから家族で夕食になって、そのあとテレビを見るなどしてくつろいでいるとすぐに午前0時近くなる。
彼女はそれから勉強らしきことをしているようで、昼の草刈りや薪運びなどの労働で疲れた私はその間に寝てしまっているから、朝方になって目覚めると隣でキーポンが寝ている・・という状態が習慣になりつつある・・というわけ。

ことの始まりは数日前の鳥の羽事件。
吉田家を見事に脱走したネコチャンズのどちらか(たぶん犯人はシロ)が、狩に目覚めてゲットした雀を持ち帰ったことが発端だった。
我々人間に見せようと、戦利品をくわえて家中のアチコチを引き回していたらしい。
その一箇所がキーポンのベッド。
パラリと落ちていた鳥の羽のおかげで、その夜からキーポンの吉田家ジプシー暮らしが始まったことになる。

おかげで、このところ少々寝不足気味が続いている。
七日務めの往復道中もついつい眠くなってしまうものだから、改良衣の和服姿でクラシックロックをガンガンかけて眠気を吹き飛ばしたりしてなかなか苦労する。
営繕の草刈り中は、燃料の補充を3回ぐらい続けたところで1回休憩をはさむようにしているが、結界君の助手席へ座ると知らない間にウツラウツラ寝てしまったりしている。
まったく、鳥の羽のおかげでオヤジの体力がしだいにむしばまれている。

最近は、こういうちょっとした日常生活の狂いがそのまま肉体労働に影響するようになってきた。
あと少して米寿の誕生日を迎える東堂さんも30年近く前は今の私のように体力の衰えを意識しながらお盆の準備をしていたのだろうなぁと想像するが、彼の場合はおかみさんのマメな心配の助けもあるから今の私より少しは楽をしていられたろうとも思う。

東堂さんの同級生が万善寺の近所に3人ばかり健在で、その前後併せて5〜6人と去年から今年にかけて米寿で賑わっている。
寺のお隣もご夫婦そろって米寿になられてかくしゃくと生活していらっしゃる。
さすがに農作業は10年近く前からリタイヤして町内の営農組合に委託されているが、田のあぜくらいはいまだにエンジン草刈りを使っていらっしゃる。
この前も、私がフラフラと参道横を刈り込んだりしていたら縁側に立ってしばらく様子をうかがっていらっしゃった。
いろいろ気になることもあるのだろう。

営農組合というと、昨年あたりから急に農作業が粗雑になってきた。
昨年は肥料の具合がいいかげんだったのか、やたらヒョロリと高い稲に育って、それほどひどい風もないのに収穫前の田んぼは稲が倒れて惨憺たるものだった。
それに無理やりコンバインが入るものだから、素人ながらに見るに耐えない田んぼの有様だった。
今年は田植えから変な感じだった。
百姓は素人の私が見ても、なんか変な感じでデコボコの田んぼになっている。
百姓の仕事も荒んだなぁと感じる。
元気のいい時に一生懸命働いて、その時無理して出来ていたことも、歳をとって体力が衰えて気持ちばかりが先走って肉体がそれについていかなくなって、そのうちやる気も失せて面倒になって見て見ぬふりでやったごとに仕事を片づけて、どんどんいいかげんになっていく様が目に見えて感じられる。

自分の草刈りもそうとうなタイガーカットで人のことまで云えるわけでもないが、歳は上手にとりたいものだと思う。
人のフリ見てナントヤラ・・・というやつですなぁ・・・

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2014-07