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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

現代彫刻小品展in浜田の暑い土曜日 

2014/07/27
Sun. 00:20

2014現代彫刻小品展in浜田最終土曜日は過激に始まり華々しく終了しました!

・・・なんてドラマチックに始まったが、それほど大きな波風もなく、なんとなくいい感じでワークショップ講師の居上さんとお話しできたし、初めて島根の松田さんに熱い(というより鬱陶しい)オヤジの思いを伝えることも出来たし・・・打ち止めは仁万の打ち上げ花火をいつもの家族三人プラスノッチで見ることも出来たし、とてもいい記念日になってⅠ日が終わった。

こうして何年も似たような彫刻展を企画開催していると、だんだん目が肥えるというか彫刻に慣れるというか、自分では新鮮な刺激が少しずつ薄れていくことを感じる。
でも、お客さんや出品していただいている彫刻家の皆さんの反応を見ていると、どうもそういう風でもないようで、本当に少しずつだが固定のファンも育っているようでもある。

ワークショップ後半は正規の時間を大幅に前倒しして1時間以上も早く始まった。
薄給で引き受けていただいた講師の居上さんには悪いと思ったが、あまりかたっくるしくアレコレ事を進めていくのも民間企画の軽いフットワークが乱れるようでどうかと思ったから、さりげなくそのあたりを飲み込んでスルーした。

居上さんの方も通りすがりの通行人相手のキャッチセールスみたいな軽いノリに反応してくれて、吉田の気持ちを飲み込んでくれてもらえた気がした。
彫刻だけの付き合いで電話やメールの会話だけだった関係と距離が、一気に縮まった気がした。
勝手に思っているだけかもしれないが、そのあたりが何よりここちよく感動した。
ワークショップ参加の皆さんも生き生きしていた。
旧知の白石さんや本多さんとはまた違った空気感があって、居上さんの講師は本当によかったと思う。

朝の早いところで、展覧会のお客さんのことで「この彫刻展は性善説を念頭に開催していますので・・」と、心に秘めた趣旨を伝えることがあった。
それを聞いたお客さんはどうも解釈を勘違いされたようで、それから後の話がこじれた。
人間に限らず、犬や猫だって悪を本性としてこの世に生まれ落ちることなどあるはずがないと思っている。
この世に生まれ落ちた赤ん坊がいろいろな環境で育つ間に、世間の様々な出会いの中でもまれる間に、客観的に具体的に理解する事のないまま悪の行為が身に付いていると・・・そんなことは普通によくある事だろう。

彫刻家の信頼関係が現代彫刻小品展の基盤になっている。
だからといってそれに甘える事は現実的でない。
主催の責任はそれとは別のところにあって、それを全うする事がやがての信用につながる。
人の付き合いは、なかなか難しいものですなぁ・・・まぁ、そういうこともあって吉田は友達が少なかったりするのだろうなぁ・・・と勝手に納得する展覧会終了間際のある日なのでした。

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2014-07