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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

 

2014/09/28
Sun. 06:46

いろいろ考えることがあって眠れない夜が続いている。
それが少しずつ癖になって日中の倦怠感に繋がる。
あまり良いことではないがしかたがない。
悩んでもしょうがないことだとわかっているのにふとしたことで頭に思い浮かぶとなかなか消し去ることが出来ないまま目が冴える。

1年の中でバラバラの幾つかの仕事が一気に集まって収集が尽き難いほどの過密で濃密な日々が続くこの1ヶ月が毎年同じように巡ってくるのに毎年同じように過ぎることが無くて、予測し難いまま眼前の事実をひとつずつ片づけるしかないことになってしまう。
そもそも、自分のペースでものごとを片づけることが出来ないところが問題だ。

まぁ、そんな感じで少々疲れ気味のオヤジなのであります。
六本木での彫刻展にむけて制作真っ最中の作家が、自分の周囲に片手ほどはいるかなぁ・・
みんなそれなりに苦労して毎日を乗り切っているのでしょう・・・
もう30年も前になるけど、あの頃は吉田夫婦の2人だけでセッセと彫刻をつくって梱包して搬入して陳列作業をして搬出して、そんな彫刻一色に染まった2ヶ月くらいがアッという間に過ぎていた。
彫刻以外の仕事がシンプルだったし、寺の方もまだ副住職で気楽なものだったから、とにかく彫刻のことばかり考えていれば良かった。
最近になって、あの頃がとても懐かしく思い出される。

数年前に東堂さんの病気で今のような大変な思いをしたことがあった。
今年もその時のことがくり返されつつある。
もう90歳近くにもなるし、年々弱っていくことは仕方のないことだが、こうして一番忙しい時に限って仕組んだように東堂さんの体調不良が加わって右往左往する。
この度の不具合を乗り切ったとしても、さてあと1年元気でいられるかどうか・・・
もう十分に自分の人生をのり気って、思い残すこともなく、あとは静かに大往生をむかえることだけだと思うのだが、なかなかうまく気持ちを切り替えることが出来ないまま、まだまだこの世に未練が残っているようでもある。
いちばん大変な思いで世話をしているのは、東堂さんと同じように歳取ったおかみさんだが、これもまた結局は人の世話にならないとどうしようもないところがあって、それらのことごとくが私のところへ回ってくる。
これも運命とあきらめるしかないことだ。
それでももうしばらく・・・せめてあと5日ほどは辛抱して欲しいと思う。
欲を言えば、11月になるまで身体をだましだまし辛抱しておいて欲しいな。

今の私には、寺の年寄りと付き合えるほどの余裕はありません。

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2014-09