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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

なおもしつこく現代彫刻小品展in石見銀山 

2014/10/22
Wed. 09:55

あいかわらずPTXにハマっているキーポンが結界君のヤワなカーステレを酷使して大音量で流しながら一緒に歌っている。
久々に登校のお供をしている。
もうしばらくキーポンの送迎をしていなかったことになる。
ワイフにはほんとうに迷惑をかけっ放しだったことがこういう時によくわかる。

例の如く、遅刻ギリギリセーフの時間帯で車列の流れにのっていると、田舎の道路事情の粗雑さがイライラのもとになる。
それぞれのドライバーがそれぞれワガママを通してしまうから交通渋滞がひろがる。
朝夕の一時だけのことなのにその時間帯を避けられないところがつらい。

私など、これといって運転が好きなわけでもないし、仕事中心で使い勝手のいい車に乗ってるだけで車種にこだわるわけでもないから、最近のボタンひとつで動く電気仕掛けの自動車など運転する機会もない。
今日も前を走っている障害物探知機能が10個ぐらいついているようなデカイ車が、町の狭いバス通りで立ち往生した。
たぶん運転席のモニター画面で確認できているはずなのに対向車とすれ違えなくてピクリとも動かない。
チョットゆずってバックすればすむことだけのことが出来ないでいるのだ。
「まったく、そんなヤツは運転する資格がないよ!カッパでも着て自転車へ乗っとけ!・・」って自転車にも乗れなかったりして・・・

昔の石見銀山の町並みは国道だったこともあって街道には路線バスも走っていたからたいしたものだ。
その町並みを2トンの箱トラックで走らないといけないから、それだけでビビリオヤジは胃が痛む。
石見銀山は世界遺産の町でもあって、その関係で昔の違法建築がそのまま町並みの景観になって残っている。
至る所の町家で側溝の溝蓋より軒先が道へ張り出している。
もう何年前だったか、例の如く2トンを運転している時、1台の自転車をよけ切れなくて軒先の瓦に箱の角を引っかけたことがある。
修理代やことわりの羊羹代など高くついた。

いつもだったら、昼間の明るいうちに町並みを通り抜けているのだが、今年は結局真夜中にトラックを運転する羽目になった。
雨も降って視界が悪いし、夜空と軒先の境界がまったく見えない。
いつも眺めている町並みの記憶を思い出しながら、ほとんど感でハンドルを操った。

何から何までプロに任せて事無きを得ればそれでいいかもしれないが、それなりの資金も必要だ。
出来るだけ自分で出来ることは自分ですまさなければ今回のような展覧会を乗り切ることは出来ない。
そこがなかなか厳しいところだ。
会期中、いろいろと温かい励ましの言葉をいただいた。
ありがたいことだし、やる気も出る・・・が、それはそれとしてさすがにそろそろ疲れてきたなぁ・・・

夜のうちに彫刻の梱包を済ませて、これから発送作業に移る。
事後処理報告の作業がまだまだ山積している。
年内にはなんとかして終わらせたいものだ。

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2014-10