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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

彫刻の島根搬出を終わった。
これから日を改めて石見銀山の田んぼへ設置して、冬の間地元の皆様に見てもらおうと思う・・・といっても、誰もほとんど気づかないだろうけど・・・
それでも、錆びた鉄の彫刻に雪が積もったり雨で濡れたり、おのればえの稲の緑とのコントラストがきれいだったり、そういういろいろな変化を自分の目で確かめることが出来る絶好の機会にはなる。
ワイフの石見銀山未発表の野外インスタレーションも一緒に設置しようと思う。
最近は、そういうふうにいろいろな機会を頂いて、地域に密着した発表活動を続けることも大事なことだと思っている。
私など、地元島根の美術館で彫刻発表をほとんどしないし、ちゃんとした発表というと六本木の美術館の野外展示場くらいのものだから、誰もまともに正確に吉田の実態を把握することもないままなんとなく「あの人は彫刻を造っているらしいぞ・・」くらいの認識しかされていないところもある。
まぁ、当の本人が今さらあくせく売名行為をする気もないし、時々の自分の感情や感動をかたちにして表現し続けるその継続こそが何より大事なことだと思っているから、自分の目の届く範囲の広々とした田んぼ展示場で贅沢に半年近くの間彫刻を設置させてもらえるだけでそれはそれはとてもありがたいことなのだ。

そんなわけで、あわただしいままに秋晴れの1日が過ぎて、その夜には坂田さんのライブコンサートへ出かけた。
坂田さんとは坂田明さんのこと。
ベースの水谷浩章さんにも久々に逢う事が出来た。
ピアノの黒田さんは相変わらずの超絶テクニックで鳥肌が立った。
今回のプログラムは、坂田さんの「平家物語トリオ」と黒田さん水谷さんとのベーシックな「坂田明トリオ」を合体させてナンとも贅沢な坂田ワールドが展開された。
しばらくぶりに聴く演奏だったが、坂田さんの現在というか今というか、その円熟味を増した構成の力に引き込まれた。
中盤の説法もなかなか共感した。
ナンチャッテ坊主のつまらん話など比べることも恥ずかしい濃密で奥深い説法だった。
この説法だけを切り取ってCD1枚に焼いたらいいといつも思う。
内容は吉田の心の奥底にしまっておいて、こんど何処かの年回法事で使わせてもらおう。

帰宅したのは11時前だった。
受験生キーポンがテレビドラマを観ながらキャーキャー叫んでいた。
結局彫刻搬出で昼飯抜きのうえに坂田さんで晩飯も抜きだったから結構腹が減っていた。
実はあんまり好きな味じゃないんだけど贅沢はいえないから、ずいぶん前の法事で頂いたお供え物のアサヒスーパードライをあけた。

坂田さんのライブはアサヒビールの主催で無料だった。
〜プログラムタイトル〜
アサヒビールロビーコンサートin島根
美しい日本に乾杯!〜うまい!を明日へ!プロジェクト〜
「もの言わぬプランクトン〜おごれる者も久しからず〜」

IMG_3418.jpg

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2014-10