FC2ブログ

工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

石見銀山雨の日曜日 

2014/11/02
Sun. 08:38

もうずいぶん前から何度も言っていることだが、私は新聞を見ないしテレビもほとんど見なくて自分からリモコンのスイッチを入れることはまず無い。
時々、ワイフが見ているテレビに向かって自分の考えをしゃべったりすると途端にワイフからツッコミが入る。
そういうことが些細なイザコザのもとになったりするものだから平和主義者の私は極力その元凶を排除しようと日夜努力している。
休日の朝から政治家のおしゃべりを聞いたりすると、しばらくのあいだ耳について慢性の耳鳴りがかすんでしまうほどになる。
だからといて、地球社会の出来事に無関心でいるかというとそういうことはなくて、インターネット配信のニュースなどからいろいろな情報を収集しているから別にこれといって日常の常識的な会話に困ることもなく暮しているつもりだ。
今話題のイスラム国のことだって、日本をはじめ世界から兵士の志願者が後を絶たないとか、国家経営の主たる資金源が誘拐の身代金だとか、人質が一方的なメッセージを強いられつつクビを切られているとか、強い憤りを感じながら情勢を日々チェックしている。
ここだけの話だが、このイスラム国の台頭に至る要因は何かというと地球先進国と呼ばれている各国の偽善的人命尊重重視主義による悪癖と世論に対する自衛的抵抗力の無さによるものだと独断的に分析している。
世間の事情を無視してこういうことを普通に考えて普通にしゃべったりするものだからワイフに叱られてしまうわけで、そういう場違いな状況は極力排除したほうがいいだろうと自ら勝手に結論を出したりして自然に世間付き合いが疎遠になってしまうということになる。
もういちど言うけど、私は平和主義者だからね。
地球的に言えば、国と国、政治と政治、思想と思想、金と金、人と人・・・まぁ数え切れないほどの駆け引きの渦に巻き込まれながら我々は暮しているわけだが、一方でもっと地球的に言えば人間など多種多様の生物のほんの1種類にしか過ぎないのだ。
たったその1種類だけの中で様々な言語が飛び交って様々な主義主張が絡まって身動きできなくなってしまっているだけのことなのだ。
赤い色を美しいと感じるか汚いと感じるかどうかは、その隣にどんな色がどのように関係してくるかで違ってくることぐらいは誰でもが気づいていることでしょう。
一杯のみそ汁が美味しいと感じるか不味いと感じるかどうかは、人それぞれの味覚によって違ってくるでしょう。
無理やり白黒をはっきりさせたり、yesかnoかを答えようとしたりすることにそもそも無理がある。
様々な感能があり様々に感応することの奥深い意味をもっと慎重に柔軟に探求すべきである。
自分のフリ幅が広がるともっと容易に他を受け入れやすくなるものだと思うんだけど・・・

石見銀山雨の日曜日・・・ワイフの朝食の仕度の音を聞きながらそんなことを思っているのです。

IMG_3149.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

2014-11