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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

自適其適・・・ 

2014/11/09
Sun. 10:42

週末からしだいに秋空へ雲が広がりはじめていて、昨夜からついに雨が降りはじめた。
キーポンと1日半べったり一緒だったことは最近珍しい・・というより、思い出すことも難しいほど久しぶりのような気がする・・・といいつつ、進行する老人性健忘症のせいもある可能性がないわけでもないからなんとも曖昧な記憶に頼っているだけのことなのだが・・・とにかく、久しぶりに延々と一緒に過ごした。
ほとんどは結界君の助手席でPTXやマイリーやカルメンや・・・まぁ、彼女のiPodに入っている曲を聴きながら世間話をする程度のことだけど、日頃はそういうこともあまりないまま付かず離れず一緒にいる程度なので今さらながらになんとなく親近感を感じたりしてどうもいつもと様子がちがった。

彼女を面接会場へあずけて、そのまま赤来高原の檀家さんのお宅へ直行した。
山陰道と松江道を駆使して突っ走ってほぼ定刻に到着した。
少し世間話をして2時間の法事をつとめてお墓参りも済ませて携帯の着信を見たらすでに1時間も前に面接が終わっていた。
それからキーポンを拾いに松江へ復路を急いだ。
改良衣は絶対イヤだといっていたから、途中の駐車場でリーバイスに履き替えたりしたが白い鼻緒の雪駄だけは代替えを忘れてそのままなのでなんとも曖昧なカジュアルになった。

松江は、宍道湖の東岸に広がる街でその中央を大橋川が東へ流れて中海にそそぐ。
じゅん君が山陰道から最近バイパスでつながった先にいるから何度も電話したが結局応答がないままだった。
キーポンいわく、きっと部活だろうということで納得した。
彼は今年の春から産休先生で吹奏楽の部活を担当している。
そろそろアンサンブルのコンクール間近らしいからその練習で忙しいのだろう。
そういえば昨年のキーポンも今の時期そうやって遅くまで練習をしていた。
1年がすぎるのは早い。

結界君の燃料を気にしながら境港まで走って松葉ガニならぬ紅ズワイガニを仕入れた。
助手席のキーポンが中海に浮かぶ冬の水鳥を見つけて楽しそうにはしゃいでいる。
とても受験生とは思えないほど能天気だ。
贅沢に山陰道へ入ってからひたすら西走して夕方まだ明るいうちに石見銀山へ帰着した。
ほぼ1日座りっ放しで膝から腰を抜けて背中から首まで鈍く重たく固まった。
歩く姿が老人のスタイルに変っていることがわかる。

1日半ぶりの四畳半ではクロがオヤジの帰りを無視して爆睡している。
シロは何処かに潜り込んで出迎えてもくれない。
夕食の仕度の音が聞こえる。
ストーブも焚かれていて部屋が暖かい。
オヤジ的にはどちらかといえば濃厚な1日半だったと思うのだが、過ぎてしまえば結局相棒の結界君と一緒にドライブに始まってドライブに終わる、どぉ〜〜ってことない普通のことだった。

自適其適・・・べつに込み入って深刻な話題になるわけでもなく、普通に他愛の無い会話だけのことだったが、年頃の娘とそういうふうに付き合えることもありがたいことだと思いつつ、紅ズワイガニをパクつき一合徳利を空けた。

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