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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

石見銀山野外彫刻二人展 

2014/11/21
Fri. 07:52

キーポンの試験週間が始まった。
11月はこんなに早く過ぎていたっけ??
これで彼女の試験が終わったら、アッという間にクリスマスや年末になって正月になってしまう。
もう、2014年もほとんど終わりに近いということを改めて実感している今日この頃であります。

昨年から、石見銀山地内の数少ない田んぼの一箇所を借りて農閑期の冬の時期に彫刻を設置させてもらっている。
吉田家の二人の彫刻家は島根県での発表をほとんどしない。
それにはまぁ色々とわけがあって、ことの発端は30年も前にさかのぼってしまうからあっさりと割愛するが、当時の島根県の彫刻事情は、結局この30年間ほとんど変化することなく現在まで継続しているようだから、むしろそれはそれで島根県独特の彫刻文化なのだと言える気がしないでもない。

六本木での彫刻発表は毎年行っているし、展覧会が終わって搬出した彫刻は島根に帰って倉庫に保管したら日の目を見ることもなくなることがほとんどだから、それもどこかしらわびしいものでなんとか短期間でも地元石見銀山の皆さんに気にかけてもらうことが出来ればいいなぁと思いはじめたところへ奇特な飲み友達が声をかけてくれて、田んぼ展示が実現したのが昨年のこと。

冬の間田んぼに設置された彫刻は、斜めに差し込む日差しに長い影をおとし、秋の雨に濡れ、冬の雪に埋もれ、色々な表情を見せてくれるから飽きない。
それに期間限定で設置することで、春の田起こし前に撤収した後の自然が造った彫刻の痕跡が面白い。
いずれにしても、既成の展覧会の枠に入らないゲリラ的展示だからなかなか世間に広く周知されることもないままに始まって終わることになる。
自分ではそれはそれでいいだろうと思っていて、今年も声をかけてもらったから一日かけて田んぼ一つを整備して、まずはワイフで女流彫刻家吉田満寿美の3年ほど前の野外インスタレーションを設置した。

今日は七日務めがあるから、それが終わって夕方近くに私の六本木帰りを設置しようと思う。
久しぶりに田んぼの切り株をまたぎながらヨチヨチヨ歩き続けたから、ひと晩寝ている間に膝が動かなくなって大変なことになってしまった。
さて、お経の間きちんと正座できるだろうか・・・
あちらをたてればこちらがおぼつかなくなるし・・・どうも自分の仕事は極端に走っていけない。

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2014-11