FC2ブログ

工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

早朝の電話 

2015/01/10
Sat. 16:23

珍しく夜中になってネコのクロが家中をドタバタしはじめた。
それで起こされて眠れなくなったからシュラフに潜り込んだまま文庫本を読みはじめた。
どうもそれがいけなかったようでそのうちクロが私のまわりをウロウロしはじめて結局両足の間にシュラフの上から乗ってきてそのまま寝はじめた。

寝苦しいまま朝になってシュラフから出られないでいると寺から電話が入った。
夜遅くか早朝の電話はあまり良いことにならない。
その上寺からの着信だからよけいに確率が上がる。
案の定、万善寺組内のお檀家さんのおじいさんの訃報だった。
寺を守る老夫婦が落ちつきなく騒ぎはじめている様子が電話口から伝わってくる。

週末の予定をたてて、週明け早々の用事がもたつかないように仕事を準備して寝たのに、すべて無駄になってしまった。
訃報は突然に入ってくるからしかたがない。
早速枕経の準備をして朝食をかき込んで石見銀山を出発した。

友引のこともあったりして、仮通夜が続く。それに、故人の意向で万善寺本堂で通夜葬儀をする事になった。
組内の世話人さんと調整して、参道から境内の雪を除去することになった。
近所の土建屋さんにお願いして先ほどおおよその雪を境内の端へつみあげ終わった。
気がつくとすでに冬の日が傾きはじめている。
クロのお陰で寝不足気味の1日がアッという間に過ぎてしまった。
これから少し休憩して、暗くなってから仮通夜にお伺いすることになる。

体力の衰えたご老人にとって今年の冬はいつもより厳しい毎日が続いているのかも知れない。
万善寺の老夫婦のこともあって他人事でもない。
亡くなったおじいさんは、生前、何かと万善寺を気にかけていただいていた。
遺漏の無いように精一杯おつとめさせていただこうと思う。

IMG_0376.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

2015-01