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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

断捨離 

2015/02/10
Tue. 09:59

本人の満足度はわからないが、ひとまず受験生だったキーポンの落ち着きさきが決まった。
自分の将来のことだから、オヤジがどぉ〜のこぉ〜のいうこともない。ただひたすら踏ん張って彼女の学費を確保するだけのことだ。
まだ、もうしばらく厳しい現実と向き合いながら暮すことになるから、許せるなら、ジジババの寿命も少しばかり先へ延ばしてもらいたいものだが、こればかりは私の勝手な思いでどうなることでもない。

いずれにしても、何かが吹っ切れたのだろうキーポンが断捨離のまねごとを始めた。特に中学校から高校までの勉強関連で溜まったあらゆるものをゴミに代えている。シュレッダーは連続して使いすぎて不具合を起こしはじめた。
だいたい2日くらい費やしていただろうか、ひとまず落ち着いたところでは、巨大なビニール袋が2つと、教科書類の山が土間に積み上げられた。
教科書や参考書など、私から見るともったいないとしか思えないほど使ってなさそうなものばかりだ。これだけの本にどれだけ投資したのだろうと思うと眠れなくなりそうだ。
吉田家でいうと4人分がこうして消費された訳だ。さて、どれだけ知識と教養が彼等の身に付いたのだろう。
ほとんどの日本国民はいまだに不景気のまま厳しく苦しい生活を強いられているようで私も例外ではないが、それでもなんとかしてここまで教育にお金をかけている訳だから地球社会では幸せなほうだ。

オヤジの断捨離は今のところまだ当分出来そうにない。
それでもある日突然始められる訳でもないので、個人の事情でまわりに迷惑がかからない程度のものから少しずつとりかかりはじめた。「断」と「捨」は比較的楽にできるが、「離」になると迷いが生じる。まだまだ生臭い欲が見え隠れしている。
ワイフはどうだろう?・・・今のところ彼女にはその気がなさそうだ。
寺のジジババに至っては、大正昭和の日本人をそのまま今に引き継いでいるから平気でモノを捨てる私は極悪人にされている。
頑固に磨きのかかった彼等には「断」だけは出来ているようだが、「捨」と「離」は、自分が誰だか分からないほどボケきってしまうまで出来ないことだろうね。

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