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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ポキリ! 

2015/05/30
Sat. 20:38

雨降って地固まる!・・・イヤイヤそんなはずはない・・・小雨降って地面が濡れる・・・マダマダあまい・・・「雨降ったみたいだけど?」「えぇ〜うそぉ〜ぜんぜんしらなかったぁ〜」・・・って感じだね。

前の夜からグジャラグジャラいっていたおかみさんが、今朝になって病院へ行くと云いはじめて予定が狂った。
ことの発端は、夕食の間中延々と老僧の病気や入院の暗い話題の一人話が続いたあとで、「それで、おじいさんの具合はどうなのよ?少しは話聞かせてくれてもいいじゃない!」とか云いはじめるものだから、修業の足らない煩悩の塊の一般ピープルに限りなく近い得度出家坊主が完全にプツンと切れたのであります。

「もう、いいかげんにしてくれっ!」という話で、夕食もそこそこに万善寺唯一のシェルターと化したロフトに避難した次の朝からまた同じ展開でこれだから、もう「ボクの心はポキリと折れてしまいそう」という状態のまま、午前中の寺務用事を粛々と済ませて、結局プリプリ勝手に機嫌の悪いままのおかみさんを連れて病院へ走った。
老僧のほうは、久々におかみさんの顔を見て、完全に甘えきってしまって我侭の云い放題で、看護士さんの収拾もつかないほどの情緒不安定な状態に陥ってしまった。だから云わないことではない。とてもデリケートな現状をクールに把握しながら日々の対応に追われている私の気持ちも少しは分かってもらいたいものだ。

・・・というわけで、色々あった1日だったが、夕食に仕入れておいたラムの切り落としを使って新タマたっぷりのオリジナル肉野菜炒めを作ったら、おかみさんがそれを気に入ったようで、肉も柔らかいし、味付けも良いし、美味い美味いといってパクパク食べて、その上夏限定の麦とホップ青缶を飲みきって機嫌が見る見る好転した。

このところ、老僧とおかみさんの付き合いで1日が過ぎて仕事が手に付かない。石見銀山の留守を守ってくれているワイフとコンタクトをとりながら細々と展覧会の準備を進めているところだが、まだ、告知のポスターやチラシの原稿も手付かずでなかなか厳しい状態が続いている。
長い人生たまにはこんな時もあるさ!と、なりゆきに身を任せてその場を乗り切ってきたが、さすがにそろそろそれも限界かなと思いはじめるようになった。

ひとの生きざまなどひとそれぞれで、ひとりひとりみな違っていることだということがこういう時に身をもって痛烈に意識できる。
今の私の状況など適量の塩をパラリとふりかけた砂糖水のような甘ったるいノリでまだマシだということはよくよくわかっているつもりでいるのに、どうしても現状のストレスに負けてしまって心が折れてしまうことが多い。
そろそろ5月も終わる。
さて、老僧にとって6月は大きな山場を迎えるような気がする。
人間も含め、この世の森羅万象避けて通れない幾つかの事象と対峙する時が近づきつつある。
とんかく、いずれにしてもクールに乗り切るしかないね。

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2015-05