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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

遅れていた浜田での彫刻展のデスクワークのひとつを大急ぎで片づけた。
スーパーで買っておいた太巻きを頬張って、ペットボトルの濃い茶を飲んで、時々コーヒーすすって、そんな感じで昼ご飯を済ませつつキーボードやトラックパットをつついていたら、指についたノリやご飯粒がラップトップのアチコチにくっついてベトベトになってしまった。カップのコーヒーが跳ねて液晶画面へ貼り尽くし、汚い仕事になってしまった。

幾つかメールのやりとりをして、ポスターやチラシの原稿も印刷データへ置換えられる程度になった。あとは、いつもの印刷屋さんへ高解像度のデータを送信しておけば、2~3日のうちには何とかして印刷原稿に置換えてくれるだろう。来週に刷り上った販促物が届いたら、その足で浜田へ出かけることになる。新聞社やケーブルテレビさんを訪問して宣伝もしておきたい。島根を中心にDMの発送もする。
そんなことをつらつら考えながら結界君を松江まで走らせた。
久しぶりに午後の日差しが暑い。窓から入り込む風はアスファルトの熱を巻き上げてむせかえる。エアコンのガスが抜けているようでフル回転でもあまり冷房の効果がない。本格的な夏が来る前にガスの補充はしておいた方が良さそうだ。

県庁の用事をいそいで2つばかり済ませた。
昨年訪ねた時の分庁舎を覗いたら、どうも中の様子が違う。
窓口を間違えたかと思って玄関からいちど外に出て確認したら、確かに昨年と同じ建物だった。少しまよったが思いきって職員に尋ねたら丁寧に教えていただいた。
「あぁ~、法人関係の部署は第3分庁舎に変ったんですよ。皆さん良く間違えられましてねぇ。案内図も分かりにくいですよねぇ」・・・だって。
まったく、お役所のやることは結局お役所仕事だよね。

なんと!その第3分庁舎は、東京から島根に帰った最初の年に彫刻を出品して搬入した「島根県立博物館」(元をつけるべきなのだろうか?)だったのです!
あの時と同じ正面玄関を入ったら、確か第2展示室だったところが完全に殺風景な事務所になっていた。展示室だった頃も、シミや汚れや鋲釘の穴だらけのタダの壁に囲まれた殺風景な場所だったが、それでもそこへはいずれこれから絵画などの美術作品が展示されると思うと、それなりにぬくもりや愛着を感じたりしたものだった。
時代が昭和から平成に変る間に、県立博物館の役割もずいぶん縮小してしまったようだ。まだ公立の美術館がなかった頃には、博物館の役割と美術館の役割を展示替えで使い分けていたのだが、念願の県立美術館が宍道湖畔に出来たあとは、やっと本来の博物館へ戻ることが出来たのだとばかり思っていた。伝統や伝承文化の宝庫であるといってもいい島根県なのに、文化施設の脆弱さを見てしまったようで、なんとなく気持ちが沈んだ。
事務所の受付らしきものもないし、最初に目が合ったキレイなお姉さんに問い合わせたら、
にっこり笑って、「ハイ、提出先はこちらで結構ですよ」と、すんなり受け取ってくれた。
1年前に訪問した時は、無愛想なオヤジが無愛想に対応して、しばらく待たされて、無愛想に受け取って終わった。
まぁ、あの時よりキレイなお姉さんににっこり笑ってもらっただけでも少しは気が晴れた。

2015浜田ポスターA3

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2015-06