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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

早朝の電話 

2015/06/25
Thu. 22:28

朝も早くから電話が鳴った。

だいたい急ぎの用事は他人の事情を無視して寝起きを襲う方が確実だから早朝の電話もお互い様だが、なにかしら慌ただしく起こされた1日が始まってしまうと、どうもその日1日が落ち着かなくてもったいない気もしてしまうんだけど・・それって、普通じゃないのかなぁ・・・
それでも、一杯飲んでとろとろ気持ちよく眠っている夜のひと時に電話でたたき起こされるよりはいいかなぁ〜と、個人的事情の常識を当てはめてそう思ったりもする。深夜の電話はなっちゃんからよくかかってくるから、おおよそ心の準備も出来ている。ひょっとしたら、自分には深夜の電話の方が抵抗力も出来ていて慣れてしまっているのかも知れないけど、それでもやはり何処かしら「ドキッ!」としてしまうことの方が多い。
まぁ、朝でも夜でも電話の一本くらいどちらでも良いようなことで、結局1日がなにかしら落ち着かないまま過ぎてしまったというだけのことです。

その電話とは・・・
昨年の秋に石見銀山で実施した現代彫刻小品展とワークショップの報告会のことだった。
もう半年以上も前の紅葉も華やかな頃の事業報告を、梅雨の時期で紫陽花も咲き誇る今頃になって開催するのも何か場違いな気もするが、それが行政のお役所仕事だと思えばわかる気もするし、まぁどうでもいいかと適当に書類などを作成してのらりとつきあうしかないかと思っている。

いくら暇にしている住職でも、いろいろと片づかない仕事の優先順位がない訳でもないのに、わざわざ早朝から念押しの電話がかかってきたりすると、どうもそれだけでマイペースを乱されてしまった気もして心穏やかにいられない・・とは、少しおおげさかも知れない。

デスクワークの環境が整っていない万善寺でそういう用事を片づけようと思うと、やはり石見銀山でのサクサクと過ぎるデスクワークと比べてしまって、よけいに落ち着かなくてイライラする。
あまりよろしくないそういう環境の中で資料を読み返したり、様式を調えたりしていたら、場の読めないおかみさんがズリズリはい寄ってきて、老僧の遺品を片づけながらご詠歌をうなりはじめた。もう、怒る気にもなれないであきれ返るばかりだ。完全に集中の糸がプツンと切れてしまったから、寺の参道を下ってそのあたりを一周ほど散歩した。
出来上がった書類をメール添付で送信しはじめたら、途中でエラー発生。ウエブディスクに保存をはじめてもエラー発生。なにをやっても通信障害が改善できないので、思い立って石見銀山へ移動することにした。
事前にワイフへ事情を知らせておいたら、夕食にはアジの塩焼きが出てきた。
もう、それだけで1日のストレスが吹き飛んだ。
久々にシロを抱きしめることが出来た。
久々にクロと猫じゃらしでたわむれた。

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2015-06