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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

金の煮干し 

2015/08/21
Fri. 20:46

予測していた天気が秋雨前線とそれを刺激しているらしい台風の影響で目まぐるしく変化している。島根の方は週末から少し好転して晴れ間が期待できるようなことを言っていたのに、今日の様子だとそれも難しくなりそうだ。

正式には9月1日からスタートすることになっている新事業の島根文化ファンド助成金が採択されたことを受けて、石見銀山へ帰った日からその準備事務で動き始めた。
まずは申請内容と総事業費の調整をかねて事務的な見直しをしはじめたが、結局は新規事業だから過去のデータと比較することも出来ないし、いつもの吉田オヤジのノリで見切り発車するしかないことが確認できた程度で切り上げた。
何をするにも、初回はイキオイで乗り切るしかないし、またそれでなんとかなってしまうというところもあるから、こまかな費用計算などは深く掘り下げないことにした。

文字媒体のコラムに「お金の貯まらない○○の習慣!」という記事があったから向学にと覗いてみたら、自分の行動や考え方や生活習慣はことごとく金とは縁のない生き方をしているということがわかった。それに薄々気付きながらでも、やっぱり我慢できないこともあるし、どうせあとで後悔するのなら実行するもしないも同じことだ。結局、まわりには迷惑をかけることになるだろうが、ひとまずは出来るところから具体的な行動へ移すことにした。

今度の彫刻がらみの事業は、過疎高齢と少子化の加速で廃校になった小学校がメイン会場になる。
そういう場所だから、最初から集客を望めない。わざわざ、そういう場所を選ばなくてもいい気もするが、私にはその土地が絶景の地に見えてしまうからしかたがない。
朝から関係各所へ連絡して、それぞれ時間調整をして、ひとまずぐるっと一周して、顔つなぎをしてきた。収穫というと、教育委員会の若い担当さんが難しい顔を演出しつつも結構乗り気なところが見え見えだったりして、そういう食いつき具合に期待が持てる。彼が他の部署に移動する前にそれなりの結果を用意できれば、今回のものづくり学校も行政事業の廃校活用事例のひとつに食い込めるかもしれない。
昼前からそんな夢を描きながら雨の大田市を彼方や此方へウロウロと移動していた。

坊主暮らしの後遺症が左半身へ集中してきて、昨日あたりから左膝から左腰へかけて激痛が走っている。
夕方近くに帰宅して夕食に近い昼食を食べ終わって、食後のひと時をくつろぎながら「ねこあつめ」なるゲームアプリをつついていたら、キーポンが近所のアルバイトの休憩で帰ってきた。現在の吉田家は家族三人でそれぞれ「ねこあつめ」にはまっている。私の今の目標は、セッセと金の煮干しを貯め込んで冬のシーズンに向けた高価なグッズを準備すること。厳しい冬のあいだも、ネコチャン達に快適な暮しを提供してやれるように気を配っているのだ。
吉田家の現実はもっと厳しい冬になりそうな気もする。甲斐性無しのオヤジのことだからしかたないかもしれないけど、少しでも快適な暮しが出来るよう鋭意努力いたします!!

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再開!石見銀山暮し 

2015/08/21
Fri. 02:40

もう何時頃から石見銀山を離れて暮していたのか忘れてしまうほど久しぶりに吉田家へ帰ったものだから、何かしらもっと感傷的になるものだと思っていたら、特にそういうこともなく1日が過ぎた。
もっともその1日も、結局万善寺やおかみさんの書類関係の用事で赤来高原をウロウロして昨日までの寺暮らしを引きずっているからよけいにそう思えてしまうのかもしれない。

石見銀山は未明に雨が降りはじめたようで、キッチンのトタン屋根がうるさく鳴っていた。
そういう雨音の感覚も久しぶりに聞いた気がする。
ワイフが早朝におき出してくる気配も久しぶりのこと。
朝からネコの鳴声が聞こえるのも久しぶり。
石見銀山の町並みを往来する生活の音も新鮮に感じる。

こういう日常の然りげなさの中で目覚めることが出来ることは本当に幸せなことだと、今さらながら痛感する。
それほどおかみさんと二人の寺暮らしにストレスを感じていたのだということが、こういうささやかな比較の中で気付く。
一方、早朝恒例だった夫婦のカラスの会話を聞くことが出来なくなった。
あれはあれで朝の出来事のひとつとして結構楽しみにしていたところもある。

「久しぶりだから午前中くらいゆっくり休んだら?」
ワイフがいやに優しげに気を使ってくれている。
そうだなぁ・・そういえば自分の休日なんて全く無いまま過ぎてきたなぁ・・・
毎日特にこれといって忙しくしているわけもないのに、一日寝込むほどの病気になるわけでもなく、一日何も用事も仕事もなくて休むような日があるわけでもなく、そういうことの連続が歳月の流れに乗って一緒に延々と淀みなく流され続けていたような気がする。
「そうだなぁ、じゃぁそうするか・・・予定がない訳でもないけど、たまには半日くらい休むとするか!」
ワイフが四畳半へモーニングコーヒーを差し入れしてくれたので、それにつられて気持ちが休日の方へいっきに傾いた。

お昼になって、キーポンが近所のバイトから昼休みで帰ってきた。
ワイフがマーボー丼をつくってくれて、3人で食べた。
それから結界君で通勤坊主。
ここ1カ月のあいだに溜まっていた郵便物の中から、請求書や名義変更の書類やその他急を要する提出物など一式を整理して、赤来高原をひと回りした。
さすがに、半日でそれらを片づけるのは少々無理があった。
それでも、夕方になって石見銀山の自宅へ帰ってみると、それまでだらしなく眠りをむさぼっていた様子のクロが面倒臭そうに私を見上げていた。何処かに潜り込んでいるらしいシロは姿も見せない。
あぁ〜、吉田家のこんな感じのマッタリ感がいいんだよね。

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2015-08