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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

彫刻オヤジ 

2015/09/18
Fri. 21:16

9月の後半には、2つの彫刻搬入が控えている。
どちらも新作を出品しようと思っていて、今、必死で制作にはげんでいる!
・・・といえばカッコイイが、私など、もういい加減ジジイに片足突っ込んだ軟弱オヤジだから、減退した体力と相談しながらのらりくらりと工場通いを続けている。

今日は、彫刻イベントで企画した内容の説明で朝の一番に富山町の会議へでかけた。
最近は、坊主家業でしゃべることは普通にあるのに、彫刻のことで説明をするなどということは皆無に近いから、久々に緊張してしまった。
会議の出席者は約15人くらい。さて、どれだけ私の話を理解してもらえただろうか少し心配な気もするが、おおむねイベント企画には好意的であるという印象を得たような気もするし、ひとまずはそれでよかったと思っている。

お昼前に石見銀山の自宅へ帰った頃はなんとなく気持ちが晴れ晴れしていた。
あるもので昼食を済ませてつなぎに着替えて工場へ急いだ。
工場での彫刻制作は、長年の経験を元にその日のキリの良い所の少し前で仕事を切り上げることにしている。そうしておくと、次に工場へ行った時、なんの迷いもなく一瞬で彫刻に気持ちが入り込んで制作にとりかかることができる。
少しだけ残しておいた作業工程を慎重にすすめる間に、気持ちが落ち着いてやがて集中力が増して制作の次の段取りにもたつかないですむようになる。
だいたい調子が良い時は延々と3時間位は集中力が続く。調子が悪いと、30分の仕事にやたらとミスが増えたり気持ちが入らなかったりして、遅々としてはかどらない。
おかげさまで今日はかなり集中力が続いた。
ひとまず、彫刻のパーツを組み合わせることもできて、途中ながらになんとなく全体像が意識できるところまで形が見えてきた。
日が短くなった。
外仕事の手元が見えにくくなってきたので、頃合いを見計らって仕事を切り上げた。

溶接のフラックスガスと、グラインダーのガーネット砥石の粉塵などで、使い捨てマスクが真っ茶色になっている。
普通に1日で2回ほどマスクを交換する。若いころは、防塵マスクなど鬱陶しくて仕事のじゃまになるから全く無防備に素顔のままで1日じゅう制作を続けていたが、流石に歳をとってオヤジも年季が入ってくると、作業中の不摂生が翌日の体調不良の元になってしまうので、鬱陶しさを我慢しながらセッセとマスク交換をするようになった。
気が付くとそのマスクも一箱を使い切る程になっている。
帰りにワイフへ電話したら、丁度薬局の側にいるというので、これ幸いに徳用使い捨てマスクを頼んでおいた。

帰宅したら玄関先に置いてある展覧会の優待ハガキが少し減っていた。
嫌がるネコチャンズと無理矢理戯れてからシャワーを浴びたら鼻の穴が真っ黒だった。
マスクをしていてもこれだから長生きは期待できないね。

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2015-09