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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ニャーの肉球特別大サービス 

2016/02/29
Mon. 16:17

ニャーの肉球特別大サービス!
・・・とか勝手に云ってるのは自分だけのことだけど・・・

万善寺をあとにして、普通だったら石見銀山まで40分程度で到着だが、昨夜おかみさんの大騒ぎでズッコケた書類を持って贅沢にも山陰道を使って松江まで走った。
宍道湖へ出るまでは激しく雪が降っていたのに、いつのまにかそれもやんで松江は市街の道が若干濡れている程度。
雪模様の万善寺のこともあって、手拭いを頭に巻いてツナギに長靴という山暮らしの正装で出かけたのだが、結界君を降りる時になって恥ずかしくなった。
駐車場のガードマンさんとドッコイの重装備のまま県庁の6階まで上がって降りて、用事はそれだけで終わった。

せっかくの松江なので、最近よく行くお肉屋さんへ寄ってラムを500g買った。
今夜は久々に焼き肉を堪能したいものだが、それもワイフ次第。
そのまま下道を走っていたら空がだんだん明るくなって日本海の向こうから晴れてきはじめた。
しばらく山暮らしが続いていたから日本海がなんとなく懐かしい。
北からの強い風で結界君が時折ふらつく。
海沿いの国道を走る車が極端に少ない。
田舎の国道であっても、いつもだったら信号の度に車が溜まってくるのに、今日はそれもない。
運転中にお寺のおかみさんから電話があって、さんざん毒を吐かれた。
前を走る4tの箱トラックが時折強風にあおられて大きく蛇行する。
それを見ながら1時間以上いっしょに結界君を走らせていたが、どうもふらつきの様子が気になるし、おかみさんの毒気に当ったようで気持ち悪いし、久々の日本海をしばらく堪能しようと、国道から日本海へ続く道へ右に曲がった。
宍道湖は水深が浅いから今日くらいの強風ですぐ濁る。
日本海岸は岩場が多いからいつもの深い青緑がそのままで時折豪快に舞い上がる白波がキレイだ。

石見銀山へ入ったら、あれほど激しかった強風が消えていた。
駐車場へ山積みされた薪の丸太が愛おしい。
荷物を降ろして土間へ入ったら、彫刻展示台が無くなっていた。
そういえば、近所の図書館のホールで美術展をするのだとワイフがいっていた。
私の小さな彫刻も減っている気がする。
部屋へ入ったらクロがあくびをしながら出てきた。
ストーブの余熱でなんとなく家が暖かい。
時計は3時半を少し過ぎたところ。
昨夜の書類作成が終わった時から半日過ぎた。
2月の増えた1日がとても貴重に思えた。

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記念日の彫刻 

2016/02/29
Mon. 11:11

ニャーの肉球の日は朝から雪になりました。

2月中に片づけたいと思っていた書類を、昨夜3時半までかかって終わらせた。
途中、真夜中におかみさんが強烈な大声で叫びながら3畳の即席書斎へ這ってこようとしていたから、それでいっきに集中の糸が切れて、それからあとの2時間くらいは記入ミスの連続で苦労した。
それでなくても常日ごろ自堕落に暮してとろけきった脳みそを使うこともあまりないから、こういう時に大変な思いをする。

狂気のおかみさんのわきを静かにすり抜けてロフト部屋に上がって寝ようと試みたが、気持ちが高ぶってなかなか眠れない。
古いヘッドフォンを引っ張り出してMac musicからピアソラを引き出して聴いた。
「ブエノスアイレスの春」はキーポンがアンサンブルで演奏していたから久々に懐かしかった。
ほとんど夜明けに近い真夜中にピアソラを聴いたりしたものだから、よけいに目が冴えて眠れなくなってしまった。

いつもより30分くらいゆっくりと寝てロフトから降りていたら、またおかみさんが這いよって叫びはじめた。
最近、頭の何処かの回路がショートすることが増えた。
変に息子の私が近くにいると、それが気になってしょうがないようで、いつまでたっても最後に別れた15歳の息子が彼女の記憶の中で大人に成長しないままでいるような気がする。
午前中で片づけられるくらいの仕事もあったが、それもおかみさんの介入で上手くいかないだろうとあきらめて万善寺をあとにした。

昨日はあれほど春めいて暖かかったのに、今は結構本格的に雪が降っているので、移動の途中にある彫刻の様子を見に行った。
いい具合に雪が積もって造形のネライが強調されていたので、思わずニヤリとしてしまった。
その彫刻は2年ほど前に造ったもので、素人でも2人いれば簡単に移動できたりする。
そのせいか、確認するたびに少しずつ場所が移動していて、組立の具合がだらしなくズレて乱れている。
たぶん、近所の誰かが気軽に彫刻へ乗ったりして遊んでいるのだろう。
その程度ですぐに壊れるようなものでもないから気にすることもないが、こうして時々チェックすることで造形や構造の不具合がわかるし、次の制作へその反省を生かすことが出来る。
4年に1度の記念日に、雪の降り積もる自分の彫刻を記録することも出来たし、それなりに何時もとは違ったふうに1日が過ごせそうだ。
さて、4年後の肉球の日におかみさんが生きているかどうか・・・

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2016-02