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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

現代彫刻小品展 2日目は・・・ 

2016/07/17
Sun. 23:29

ふくらんだ餅のようにパンパンに浮腫んだ足も、ひと晩寝るとそれなりに元に戻って、ワイフが買ってくれたサポーターをなんとか膝まで上げることが出来た。
午前中は会場で受付をしながら作品の撮影をしようと計画して、その準備をしておいた。
午後は年回の法事があって飯南高原まで結界君を走らせることになる。
改良衣は展覧会場の何処かで着替えることにして、その準備も怠らない。
開館前に彫刻やキャプションや照明などの点検があるから、30分ほど早く美術館へ到着できるように時間を逆算して駐車場へ出た。
三連休で大忙しの土産物屋のおばちゃんがお店の開店準備をしていた。
「今日も暑くなりそうですね」
「あら、今日はお寺?」
「その前に浜田で用事があるんですよ」
「そりゃぁ、大変ねぇ・・けっこう時間かかるでしょう、浜田からだと・・」
「江津から江の川沿いを走って1時間半くらいですかねぇ」
「えぇ〜、あの細い道走るの?気をつけてねぇ〜江の川落ちたら大変よ!」
まぁ、結界君で江の川落ちたら大変程度では済まされないけどね・・と思ったが、
「そうですよねぇ、ありがとうございます」と、ひとまず礼を言って塔婆や雪駄などを結界君へ積みこみながら朝の挨拶をしていたら電話が鳴った。
こういう早い時間に鳴る電話はあまり良い用事でないことが多い。

電話は案の定、「うちのおばあちゃんがそろそろかもしれないので・・・」と、もう一ヶ月ほど前にお話を聞いていたお檀家さんからだった。
大正生まれの行年(享年)93歳は大往生といてもいいでしょう。
運良く・・・と言ってもいいだろうが、とにかく法事で大衣など諸々の準備が出来ていたからそれほど焦ることもなく追加の支度を整えて、結界君を走らせたが、美術館へ到着したのは開館ギリギリになってしまった。
余裕のないまま大急ぎで会場の支度をしていたら、松江から周藤さんが来てくれた。距離は石見銀山から1時間は余計にかかるほどだから、7時前には自宅を出発しているはずだ。せっかくの休みなのに申し訳ないけどありがたい。
早速今朝の経緯を伝えて、一日の受付を託すことにした。周藤さんは、島根県内でもベテランの彫刻家だから、こういう事態に安心できる。
作品の撮影を始めていたらワークショップをお願いしている坪内さんが到着した。掃除のおばちゃんがやってきて、館長さんも覗いてくれた。ギリギリまで受付をしている間に、もうワークショップのテーブルへお客さんが張り付いている。
美術館のほうは、なんとなく少しずつ静かに活性している。

枕経を読んで葬儀の日程などを調整して、少し遅れて法事の施主家へ到着した。
3回忌の法事は奥さんもないまま若くして亡くなった先代家長。参列の家族は、その兄弟姉妹に従兄弟や孫達とお母さん。お母さんは次の7回忌の法事もまだ十分に元気でいいられるはずだし、みんな若くて賑やかな法事だった。
修証義をみんなで大きな声で読んでくれた。こういう若い法事も田舎では珍しいことだ。

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